ぎっくり腰の治し方!意外なところをマッサージ

みなさんはぎっくり腰になったことはありますか?

私は30歳すぎくらいのころに初めてぎっくり腰になり、これまで数回ぎっくり腰で苦しんできました。

ぎっくり腰の痛みは本当にツラく、ひどいときには体勢を変えようとするだけで「ウッ」という感じで腰に激痛が走り上体を起こすことも立ち上がることもできなくなります。

庭で植木の世話をしていてぎっくり腰になり、玄関までは何とか辿り着いたものの、部屋まで這って行ったこともありました。

くしゃみをしたでけでもなることもあると言われているぎっくり腰ですが、本当にいつ襲われるか分からないのがぎっくり腰の怖いところです。

庭でなったときはちょっとしゃがんだだけでしたが、ほかにも車から降りようとしてドアを開け、足を一歩地面に下ろしたときになったこともありました。

あれは注意しようとしても注意しきれるものではないですね。

ぎっくり腰は安静にして寝ていればそのうち良くなりますが、当人にとっては少しでも早く痛みから開放されたいものです。

 

ぎっくり腰

 

 

私はぎっくり腰になると少し良くなるのを待って車で整形外科に行き、痛み止めの注射を数回打ってもらってあとは安静にして自然に治癒するのを待っていました。

でも通院すると診察してもらうのに待ち時間が何時間もかかってしまうし、レントゲンやら湿布薬などでけっこう費用がかかるんですね。

今回またぎっくり腰をやってしまい、何か自分でできる痛みを取る方法はないものかと探していて、いろいろ試してみていたら、痛みが嘘のように小さくなった方法がありました。

誰にでも効果があるかどうかは分かりませんが、今回はその方法をご紹介します。

 

 

 

ぎっくり腰を治したのはマッサージ

 

私がぎっくり腰の痛みが小さくした方法はマッサージです。

ぎっくり腰のときは患部が炎症を起こしているからマッサージは厳禁とされていますね。

私がマッサージしたのは腰ではなくて足の指で、足指マッサージでぎっくり腰が良くなるのは次のような理論からです。

足の裏は人が歩いたり走ったりするときに一番先に衝撃をうけていて、そのときの衝撃は体重の数倍にもなることがあり、体重が50キロの人が走ったときの足の裏への衝撃は200キロにもなるそうです。

足の指にはその衝撃を和らげる役割があり、足の指が疲れてこっていると、その衝撃をうまく和らげることができずに強い衝撃が足首、膝関節、股関節まで伝わり、そして徐々に腰の筋肉が疲労していき、あるとき蓄積された腰の疲労が限界に達したときにぎっくり腰になるということです。

だから足の指のコリをほぐせば腰の筋肉の疲労も軽減され、ぎっくり腰の痛みも収まるということです。

何か少し変な理論で「ホンマかいな?」と思いながらもやってみても損はないと試してみました。

方法は次の通りです。

 

 

足指マッサージ

 

足指マッサージの方法

  • 足指の根本(赤い点のところ)を人差し指と親指ではさむように持ち、一本ずつゴリゴリとマッサージする
  • 次に足指の先端をつまんで、グルグルと足の指を回す
  • 最後に手の指を足指の間に入れて組み、足首をグルグル回す

 

 

これだけです。簡単ですね。

 

最初は半信半疑で試してみたんですが、終わってみたらビックリ!椅子に座っていて立ち上がるときにあった腰の強い痛みが嘘のように軽くなっていたんです。

ひょっとしたら足の指に腰痛を緩和するツボがあったのかもしれませんね。

 

それまでにも四つん這いになって背中を丸めたり反らせたりする運動など、いろんなことをしても良くならなかったぎっくり腰の痛みが軽くなりました。

完全に痛みが引いたわけではありませんでしたが、寝ている姿勢から起き上がるときや、座っていて立ち上がるときに出ていた激痛が明らかに軽減しました。

 

ぎっくり腰 改善

 

 

今までぎっくり腰を良くするには腰や背中のことばかり考えていましたが、足の指に痛みを軽減する秘密があったとは意外でした。

 

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ぎっくり腰の原因と対処法

 

ところで、ぎっくり腰はどうして起きるのでしょう?

いろいろ調べてみると、ぎっくり腰の原因で一番多いのは筋肉疲労のようです。

同じ姿勢を長く続けていたりして腰に負担がかかりすぎていると、腰の筋肉に疲労がたまり、あるとき許容の限界を超え腰痛が起きるというものです。

骨格の歪みもぎっくり腰を誘発すると言われていて、長い間の生活習慣で同じ骨格や筋肉だけを使っていると筋力のアンバランスが生じ、骨格が歪んできます。

そうなると骨格の歪みを直そうと周囲の筋肉の負荷が増え、筋肉疲労が起きてぎっくり腰になるということです。

 

そのほかのぎっくり腰の原因としては、急激な負荷、運動不足、肥満などがあげられています。

 

ぎっくり腰

 

ぎっくり腰になったときの対処法もいろいろ言われていて、仰向けに寝て両膝を立てて左右に倒す方法や四つん這いになって背中を丸めたり反らす方法もその一つです。

ぎっくり腰の痛みを軽減する方法には他にも横を向いて寝る、床にうつ伏せに寝て全身の力を抜き、手で床を押して下半身をゆらゆらさせる、などの方法が紹介されています。

でもぎっくり腰になる原因が多くあるように、自分に合う対処法もさまざまです。

実際、私には上にあげた対処法では腰の痛みはそんなには軽くなりませんでした。

そして私がぎっくり腰の痛みを解消できた足指マッサージも、全ての人に合うとは限りません。

私が今回ぎっくり腰をやったときには、過去にも経験していたので、「またぎっくり腰だ」と分かったのですが、初めて腰の激痛を経験した人は分からないでしょう。

ひょっとしたら「椎間板ヘルニア」という病気かもしれないので、その場合は一刻も早く病院に行くことが必要です。

腰に激痛がきて、それがぎっくり腰だと分かっているなら私が紹介した方法を試してみてはどうでしょうか?

損はないと思いますよ。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。