さかむけの原因は?栄養不足なの?

指の爪の下あたりの痛みで、できたことに気がつくさかむけ
最初はたいした痛みじゃないので放っておくと
どんどんむけてきて痛みも大きくなります。

ほとんどは爪の下の皮膚がむけてくるんですが
中には爪の横あたりが剥がれてくるようなことも。

爪切りで根本からプチンと切ってしまえばいいんですけど
爪切りもはさみもないときに、引っ張って切ろうとして
痛い目にあったり、ときには血が出てしまったなんてこともあります。

さかむけが大病に繋がるなんてことはないんですが
できてしまうと妙に気になりますね。

さかむけは冬にできやすいと聞きます。
でも、私の場合は季節に関係なくできているような気がします。
とすれば、栄養が足りないのかなとも思ったりします。

さかむけができる原因は何なのでしょうか?
今回はそんなところを調べてみました。

 

 

 

 

 

さかむけができる原因

 

1.乾燥

やはり、さかむけができる一番の原因は乾燥のようです。

女性にとってお肌の大敵は乾燥ですね。
乾燥を防ぐために、顔の皮膚には皮脂が分泌されています。

年を取ってくるとこの皮脂の分泌量が減って
肌が乾燥して潤いがなくなり、肌荒れや小じわの原因になります。

手は顔と同じように外気にさらされ続けています。
でも、皮脂の分泌量は顔よりも少ないのです。

しかも、手の皮脂はトイレに行ったあとに手を洗ったり
水仕事をしたりして、少ない皮脂がさらに少なくなって乾燥が進みます。

爪の根元のあまかわの部分が乾燥すると
反ってしまうため、ちょっとしたものでも引っかかると
めくれ上がってさかむけになってしまうというわけです。

私はほどんど毎日炊事をしています。
冬はハンドクリームで手の荒れをケアしてますが
夏は何もしていないので乾燥してさかむけができてしまっていたんです。

さかむけを防ぐには夏でも手指のケアが必要だということですね。

 

手指ケア

 

 

2.栄養不足や栄養の偏り

さかむけも肌の荒れも何もない指先が健康な状態なんだから
さかむけができたということは栄養的に問題がある
ということはだいたい想像がつきます。

皮膚はたんぱく質でできていますから
たんぱく質が不足すると健康な皮膚が作れません。
また、皮膚を健康に維持する栄養素が不足しても同じです。

特に皮膚の健康を保つにはビタミン類が重要で

  • ビタミンA
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンC
  • ビタミンD
  • ビタミンE

これらのビタミンの不足がさかむけの原因のひとつと考えられています。

さかむけを予防するには、肉類や魚類などのたんぱく質、
ほうれん草やかぼちゃなど、ビタミンを多く含んだ食材を食べるようにすることです。
つまり、栄養バランスの取れた食事をするということです。

これは何もさかむけ予防だけではなく
健康的に過ごすには欠かせないことですね。

 

 

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3.血行不良

いくら身体に良い物を食べても
食べた栄養素が身体の隅々まで届かなければ意味はないですね。

指先は末端に当たりますから栄養素を運ぶ血流は重要で
冷えや運動不足による血行不良はさかむけの原因にもなります。

特に女性に多い冬の冷えには注意が必要です。
身体を締め付けすぎない衣類を着用したり
身体を温めてくれる食べ物を食べるなど、冷えの解消に努めることがさかむけ予防になります。

身体を温めてくれる食べ物には、根菜類や海藻類などがあり
逆にフルーツや生野菜は身体を冷やす食べ物ですのでほどほどに。

 

 

まとめ

 

さかむけができる原因

  1. 乾燥
  2. 栄養不足・栄養の偏り
  3. 血行不良

さかむけを予防するには

  • 手指の乾燥を防ぐ
  • 良質のたんぱく質とビタミンを摂る
  • 冷えや運動不足を解消し、血行を良くする

 

「さまむけができるのは親不孝をしているからだ」と聞いたことはありませんか?

これは、親からもらった大切な身体を
さかむけができるくらい不摂生をして大切にしていないからで
それは親不孝に当たるということのようです。

親不孝かどうかは分かりませんが
「たかがさかむけ」とあなどらないほうがいいのかもしれませんね。

あまかわではなく爪の横が裂けたようになるさかむけは
何もしなくても痛いですし、痛さも強いです。
さかむけの傷から雑菌が入って化膿することもあります。

それに、手指が乾燥してできたのではないなら
さかむけは栄養バランスが乱れているというサインなのかも。

さかむけができたら、その原因を考えてみるのもいいのかもしれませんね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。