皆さんは毎日しっかり睡眠時間を取っていますか?
私は夜は12時前にはベッドに入り、朝は6時半に起きています。
ほとんど毎日、夜中に目が開くので睡眠時間はだいたい6時間くらいだと思います。
ほぼ毎日このパターンなんですけど、スッキリ起きられるときと、頭がボーっとして睡眠不足を感じるようなときがあります。
たまに日曜日には1時間くらい余計に寝ることもあるんですが、同じような睡眠時間なのに朝起きた時の爽快さが違うのはどうしてなんでしょう?
また、最適な睡眠時間って何時間なんでしょうか?
最適な睡眠時間は人によって違う
朝スッキリと起きられないのなら睡眠不足が原因としてまず考えられます。
スッキリ起きられ、しっかり寝ていると言う人は自分の睡眠に満足しているということですね。
睡眠時間とその満足度を調査したところ、睡眠時間が
5~6時間の人では16%
6~7時間の人では40%
7~8時間の人では32% の人が自分の睡眠時間に満足しているそうです。
逆に、睡眠時間が
5~6時間の人では51%
6~7時間の人では28%
の人が睡眠時間が不足していると感じていたとのことです。
(引用元:http://nandemo.ciao.jp/nemunemu-nandemo/suimin/jikan/jikan-1/post-37.html)
この結果を見ると、同じ睡眠時間でも満足している人とそうでない人がいて、最適な睡眠時間は人によって違うということが言えると思います。
なぜそんなことになるのかと言うと、それは睡眠の質が関係しているからです。
睡眠についてはまだまだ未解明な部分が多いのですが、人は寝入ると、浅い睡眠であるレム睡眠と、深い睡眠であるノンレム睡眠を繰り返していることが分かっています。
そして、レム睡眠とノンレム睡眠はおよそ90分の周期で繰り返されているそうです。
ノンレム睡眠のときが深い眠りに落ちているときで、この時間が長いほど、脳が休息していることになります。
逆に、レム睡眠は浅い眠りで脳は半ば覚醒していて身体の筋肉が休息している時間です。
このときに目覚めるとラクに起きられます。
しかし、このパターンにも当然個人差があり、繰り返しの周期が90分より短い人や長い人もいます。
さらに睡眠環境、例えば騒音がうるさかったり寝室が明るすぎたり、睡眠時無呼吸症候群の人は眠りが浅くなってしまいます。
また、ストレスによっても眠りの深さは変わります。
受けたストレスの大きさによって同じ人でも日によって眠りの深さが変わってしまいます。
従って、同じ睡眠時間でも人によってはぐっすり寝られたと感じる人もいればそうでない人もいるし、同じ人が同じ時間眠っていても同様なことが起きます。
必要な睡眠とは、「睡眠の質」✕「睡眠時間」で決まると言えます。
だから、「最適な睡眠時間は◯時間」ということは一概に言えないということになります。
とりあえず7時間睡眠で様子をみる
「最適な睡眠時間は人によっても日によっても違う」と言ってしまえば身もふたもないですよね。
そこで、「自分にとっての最適な睡眠時間はどれくらいか?」を探し出す必要があります。
その目安になるのが7時間睡眠なのではと思います。
なぜなら、先ほどの調査結果で睡眠時間に満足していると答えた人が一番多かったのが6~7時間で、不足していると答えた人が一番少なかったのも6~7時間だったからです。
「6時間」は満足していると答えた人が少ない5~6時間、不足していると答えた人が多い5~6時間の両方に含まれるので「7時間」がいいのでは、と思います。
また、「8時間睡眠の人は7時間睡眠の人よりも早死する」という信頼できる調査結果も出ています。
以上のようなことから、とりあえず7時間睡眠を実践してみて、その結果を元にして睡眠時間を調整するのがいいのではと思います。
もちろん、寝る前に睡眠環境を整えることは必要です。
外部の照明が入ってくるならカーテンを厚くしたり、騒音がうるさいのなら耳栓をするなどします。
先程も書きましたが、睡眠について科学的なことはほとんど分かっていなくて、人はなぜ眠くなるのかもはっきり解明されていません。
今のところ、自分にとって最適な睡眠時間は自分で探し出すしかないようですね。
ちなみに、成人の睡眠時間で一番多いのは6~7時間で、二番目に多いのは7~8時間だそうです。
まとめ
・人の眠りには浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠がある
・レム睡眠とノンレム睡眠の周期はおよそ90分
・眠りの深さと周期には個人差がある
・従って、最適な睡眠時間も個人差がある
・自分にとって最適な睡眠時間を知るには、まず7時間睡眠で様子をみてみる
世の中には短い睡眠時間でも日常生活に支障が出ないショートスリーパーという人がいます。
ナポレオンやエジソンはショートスリーパーとして有名ですね。
短い睡眠時間であれだけの功績を残したのですから、羨ましいですね。
彼らは楽観的で外交的、ストレスを貯めないという性格的な長所も持っていたようです。
うちの飼い猫の「くーちゃん」は食べているときと遊んでいるとき以外は大きなあくびをしてしょちゅう幸せそうに寝ています。
別の意味で羨ましい限りですね。
(夜は何をしているのか知りませんが・・・・。)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。