太平洋戦争で疲弊した街の復興を目指すとともに、清水港の復旧と再開を祝って始まったのが清水みなと祭りです。
昭和22年に始まった清水みなと祭りは今年で72回目の節目を迎え、今年は更に清水港が開港120周年の節目を迎えます。
今回は清水みなと祭り2019の日程などの開催情報や、地踊りや総踊りの参加方法などの情報をご紹介します。
清水みなと祭り2019 開催情報
- 開催日程:2019年8月2日(金)~4日(日)
- 開催場所:静岡静岡市清水区 さつき通り、清水港日の出埠頭ほか
- 問合せ先:清水みなと祭り実行委員会
- 電話:054-354-2189
地踊りや総踊りに参加するには?
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」と阿波踊りの出だしにあるように、お祭りの踊りは見ているだけじゃ面白くありません。
清水みなと祭りのメインは踊りであり飛び入り参加も可能ですので、見に行かれたらぜひ参加しましょう。
地踊り(清水ゆかた踊り地踊り)
- 8月2日(金)18:30踊り開始
- 受付:8月2日(金)17:45~18:10
- 参加料:大人1,000円 小・中・高校生500円 幼児100円
- 受付場所:地踊衆本部(いそべ会計事務所前)
- ゆかた着用・団体での参加は不可
港かっぽれ総踊り
- 踊り開始時間:8月2日(金)19:00
- 受付:8月2日(金)飛び入り連に参加(清水銀行本店前スタート)
- 参加料:大人1,000円 小・中・高校生500円 幼児100円
- 団体での参加は不可
講習会は必須
清水みなと祭りで踊られる踊りは盆踊りとはちょっと違うので、いきなり行って踊るのは無理があります。
そのため、申し込みや参加料が不要の講習会が何度も開催されますので、地元の人じゃないと厳しいかもしれませんが事前に練習しておくことをおすすめします。
- 会場:清水総合運動場 体育館
- 講習時間・18:30~20:30
月 | 日 | 曲目 |
5月 | 5日(日) | 港かっぽれ・地踊り3曲 |
12日(日) | かっぽれ・フラメンコ | |
17日(金) | 活惚(かっぽれ)レゲエ | |
26日(日) | かっぽれ佞武夛(ねぶた) | |
31日(金) | 活惚レゲエ | |
6月 | 8日(土) | かっぽれ佞武夛 |
16日(日) | かっぽれエイサー | |
29日(土) | かっぽれ・フラメンコ | |
7月 | 14日(日) | 地踊り全般(ゆかた踊り含む) |
26日(金) | 地踊り全般(ゆかた踊り含む) |
清水みなと祭りへのアクセス
清水みなと祭りではいろんなイベントが催されますが、清水港へのアクセスをご紹介します。
◆電車を利用する場合
- JR東海道本線・清水駅から徒歩約22分
- 静岡鉄道清水線・新清水駅(終点)から徒歩約16分
◆車を利用する場合
- 東名高速道路・清水インターより臨港道路を経由して約15分
- 国道1号線→県道149号線経由で約10分
ただし、清水みなと祭りでは臨時駐車場は用意されませんので、周辺の有料駐車場を利用することになります。
(おすすめは県営の清水マリンパーキングです。料金は最初の1時間が200円、以後30分毎に100円が加算され、当日最大駐車料金は300円で、収容台数も570台と多めです。)
また、お祭り当日にはさつき通りなどあちこちで交通規制が敷かれますので注意が必要です。
清水みなと祭りの見どころ
ここでは清水みなと祭りのほかの見どころを二つほどご紹介します。
1.港かっぽれ総踊り
清水みなと祭りと言ったらコレですね。
市民総参加のスローガンのもと、8月3日と4日の両日、延べ2万人もの人が踊り歩きます。
3日はさつき通りの新清水駅前から港橋まで、4日は同じくさつき通りのJR清水駅前から港橋までのコースで、3日は飛び入りでも参加できます。
上でも紹介していますが、私も踊ってみたいと思われた方は参加してみてはどうでしょうか?
2.護衛艦の一般公開
清水みなと祭りでは毎年、陸・海・空の自衛隊が開催に協力し、例年だと陸上自衛隊からは各種車両や装備品、航空自衛隊からはT-4,T-7練習機が展示飛行をしています。
そして、海上自衛隊からは護衛艦が一般公開されます。
昨年は海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が公開されました。
普段はめったに見られない護衛艦が間近で見られるとあって大変な人気です。
ほかにも空自のミサイル発射機なんかが展示してあることもあって、迫力満点の見逃せないイベントですよ。
護衛艦の一般公開があるのは、清水マリンフェスタが行われる8月3日(土)・4日(日)です。
終わりに
清水みなと祭りは神社のお祭ではないので神輿とかは出ません。
ですが、8月2日の午前9時半より矢倉神社で成功祈願祭が行われますので、時間に余裕のある方は見に行ってはいかがでしょうか?
清水みなと祭りは30万人もの人が集まる海上花火大会でフィナーレを迎えます。
(参考→清水みなと祭り海上花火大会2019!駐車場や場所取りの穴場は?)
踊りも花火もとなると、かなり忙しく動き回らなくてはいけません。
8月の初旬は一年で一番暑い時期で、海沿いと言えども夜は相当の暑さです。
くれぐれも熱中症にならないよう、暑さ対策は万全にしてお出かけくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。