皆さんは海と山ではどちらが好きですか?私は海に面してない県に住んでいるためか山のほうが断然好きです。
GWにこちらも山に面してない長野県で、3日間に渡って開催されるウォーキングイベントが塩の道祭りです。
塩の道祭りで歩くのは、新潟県の糸魚川市から長野県の小谷村、白馬村、大町市、安曇野市を通って松本市まで続く千国街道です。
千国街道は上杉謙信が武田信玄に塩を送ったとして有名になりましたが、どうもこの故事は後の人が作った美談のようですね。
今回は40回目を迎える塩の道祭り2019の開催情報、アクセスや楽しみ方などをご紹介します。
塩の道祭り2019 開催情報
開催日
- 小谷村:5月3日(金・憲法記念日)
- 白馬村:5月4日(土・みどりの日)
- 大町市:5月5日(日・子どもの日)
受付
- 小谷村:8:00~ 於)下里瀬基幹センター
- 白馬村:8:00~ 於)旧青木湖スキー場
- 大町市:7:30~8:30 於)信濃大町駅前
(大町市の山麓道中コースは事前申し込み必要 定員100名)
問合せ先
- 小谷村観光連盟 Tel 0261-82-2233
- 白馬村観光局 Tel 0261-72-7100
- 大町市観光協会 Tel 0261-22-0190(山麓道中コースの事前申し込みもココ)
塩の道祭りのコース
小谷村
千国越えコース
下里瀬(くだりせ)を出発して史跡や石仏が多い街道を歩く約9キロ、5時間のコースです。
道中のおすすめは千国諏訪神社で、それほど大きくはありませんが、ひっそりとした佇まいはいかにも山奥の信仰の中心って感じがするスポットです。
白馬村
落倉自然園コース
落倉自然園をスタートし、文字通り早春の白馬の自然を満喫する約9キロ、3時間半のコースです。
晴れていれば白馬連峰の絶景が楽しめますよ。
大町市
湖畔道中コース
木崎湖畔を出発し中綱湖畔、青木湖畔を通って自然を楽しむコースで、約11キロ、4時間半のコースで塩の道祭りでは一番長い距離となっています。
出発地の木崎湖の標高は約1,000mで、塩の道祭りで通るところでは一番標高が高く、寒さを感じるかもしれません。
このコースでは旅姿で道中を歩くエキストラを募集してますよ。
山麓道中コース
他のコースは千人単位の参加者ですが、このコースは先着100名の限定参加になります。
仁科神明宮をスタートし、文化史跡を巡る約10キロ、4時間のコースです。
国宝や史跡が多いために人数が制限されているのでしょう。
出発地点の仁科神明宮は国宝で、盛蓮寺(じょうれんじ)観音堂は国の重要文化財に指定されています。
神社仏閣ファンにとってはたまらないコースとなっていますが、どうせなら本堂が重要文化財に指定されている若一王子神社もコースに入れてほしかったところです。
塩の道祭り アクセスと駐車場
小谷村
マイカー利用の場合
- ゴールの栂池高原駐車場(無料)を利用。
- そこから受付までのシャトルバス(無料)が運行されます。
- シャトルバス運行時間:7:20~8:30
(引用:http://shionomichi-matsuri.com/wp/schedule)
JR利用の場合
- JR大糸線南小谷駅で下車。
- そこから受付までのシャトルバス(無料)が運行されます。
- シャトルバス運行時間:7:30~8:30
白馬村
マイカー利用の場合
- ゴールの白馬グリーンスポーツの森駐車場(無料)を利用。
- そこから受付までのシャトルバス(無料)が運行されます。
- シャトルバス運行時間:7:30~8:40
(引用:http://shionomichi-matsuri.com/wp/schedule2)
JR利用の場合
- JR大糸線・白馬駅で下車。
- そこから受付までのシャトルバス(無料)が運行されます。
- シャトルバス運行時間:7:30~8:40
大町市
マイカー利用の場合
- JA大北アプロード近くの専用駐車場(無料)を利用し徒歩で受付場所まで移動。
- そこから出発地点までのシャトルバス(無料)が運行されます。
(シャトルバス運行時間:随時)
(引用:http://shionomichi-matsuri.com/wp/schedule3)
JR利用の場合
- JR大糸線信濃大町駅で下車し、受付場所まで徒歩で向かいます。
- そこから出発地点までのシャトルバス(無料)が運行されます。
(シャトルバス運行時間:随時)
塩の道祭りの楽しみ方
塩の道祭りの見どころは文字通り「見る」ことです。
信州の美しい自然、昔からある古い神社や、動力がなかった時代に彫られた石仏など歩きながら見て癒されるポイントがいっぱいです。
ウォーキングイベントなんですが所々で太鼓演奏なども披露され、少し長い距離ながら疲れを感じている暇もないほどあっという間に時間が過ぎていきます。
また、参加者のいでたちも昔の格好をした人もいて、見ているだけで楽しくなってきます。
道中、地元の方々からのふるまいも楽しみのひとつです。
漬け物や山菜などその土地で採れたものを味わえます。
信州と言えば、温泉が思い浮かびませんか?
小谷村、白馬村、大町市は温泉地としても有名なんですよ。
小谷村には道の駅に源泉かけ流しの温泉があります。
大町温泉は黒部開発のときに整備され、白馬は八方温泉、姫川温泉などをスキー客が利用してます。
白馬の温泉でおすすめなのは白馬駅の南東方向にある白馬ハイランドホテルの露天風呂です。
晴れてたら五竜岳や鹿島槍ヶ岳など立山連峰が一望できます。
塩の道祭りのウォーキングを楽しんだあとに、ちょっと疲れた身体を温泉で癒すなんて最高の贅沢ですね。
最後に
塩の道祭りと桜の開花時期が重なることがあります。
桜の花を見ながら、昔の人が通った道を街道を歩くなんて素敵ですね。
去年はそうなりましたが、今年は暖冬だったのでどうでしょう?
塩の道祭りが開催される時期はまだ残雪があるところもありますので、ちゃんとした履物を準備してから行きましょう。
また、都合によりコースやスケジュールが変更になることがあります。
特に白馬村のコースは変更になるかもしれませんので、事前に確認してからお出かけください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。