十日えびすの由来は? 何のお祭りなの?

年が開けて少しすると各地でいろんな市(いち)が立ちますね。

私が住んでいるところでは1月7日に隣の町では1月10日に市が立ちます。

地元ではそれぞれ七日市、十日市と呼んで大勢の人で賑わいます。

 

七日市のほうは知りませんが、十日市は正式には十日えびす大祭と言い、西宮の西宮神社から分祀した神社で行われます。

七日市は多分、十日市に対抗してできたんじゃないかと想像しています。

 

西日本で多く見られる十日えびすですが、その由来はどうなっているんでしょう?

 

また、神社で行なわれるからには何かのお祭りなんでしょうけど、なにを祀っているいるんでしょうか?

 

 

 

 

 

十日えびすとは?

 

十日えびすの由来をみる前に、十日えびすとはどんなお祭りなのかみてみたいと思います。

 

十日えびすは七福神(大黒天、布袋、福禄寿、毘沙門天、恵比寿、弁財天、寿老人)のうちの恵比寿(えびす)様をお祀りした祭礼です。

片手に釣り竿を持ち、片手に鯛を抱えたふくよかな神様ですね。

 

えびす様

 

「えびす」は「戎」「蛭子(ひるこ)」「恵比寿」などいろんな漢字表記があり、「蛭子」は日本を造った「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」の子供とされ、大変なパワーをもった神様なのです。

 

七福神のほかの神様がみな外来の神様であるのに対し、恵比寿様は純粋な日本の神様なんです。

 

もっとも、3歳まで自分で立つことができず、葦の船で海に流され、その後大漁をもたらす神として戻ってきたため、恵比寿様も海の向こうから来た神様とする言い伝えもあります。

 

関西ではえべっさんとして親しまれているえびす様は「福の神」であり、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣を祈願するのが十日えびすで、もともと日本各地で行なわれていたえびす講のひとつです。

 

えびす講はおもに陰暦の10月10日、10月20日、11月20日、1月10日、1月20日などに行なわれていますが、そのうち1月10日に行なわれるものを、十日えびすと呼んでいます。

 

 

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十日えびすの由来

 

十日えびすの始まりについてはいろいろ言われていて、有力なのが福男で知られている兵庫県西宮市の西宮神社です。

 

西宮神社 十日えびす

 

また、十日えびすの由来についてもいろんな説があります。

 

西宮神社では、今ではどんなことが行なわれていたのかさえ分からない「御狩神事(みかがりしんじ)」というものがその原形ではなかったかと言われています。

京都の京都ゑびす神社では、恵比寿様が生まれたのが1月10日なのでそれにあやかったのだとされています。

 

そのほかにも庶民の神への信仰が厚くなり、自然発生的に十日えびすが生まれたという説などいろんな説があります。

 

 

何百年も前に始まった十日えびす。

その由来はもうはっきりとは分からなくなってしまっています。

 

でも、こういった伝統文化は由来など分からなくてもいつまでも残したいですね。

 

 

まとめ

 

・十日えびすは恵比寿様を祀り、商売繁盛・家内安全を祈願するお祭り

・十日えびすの由来には諸説あり、御狩神事が原点だとする説が有力

・しかし、本当のことははっきりしていない

 

小さいころは七日市や十日市がどんなものか知らず、屋台がたくさん出るので、御札をもらうよりもそちらが楽しみで市に行ってました。

 

恵比寿様が祀られていると知ったのも成人してかなり経ってからです。

 

でも、家を出てから帰省して久しぶりにこういった市に行ったときには、「故郷っていいなぁ」と感じます。

 

これからも機会があれば行こうと思っています。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。