ねぶた祭りと言えば青森市で行われる青森ねぶた祭が有名ですが、青森県内だけでもねぶた祭りは多くのところで開催され、弘前市で行われる弘前ねぷたまつりもそんなお祭りのひとつです。
2014年に参加者がねぷたの昇降機に頭を挟まれて死亡するという事故が起き、その日以降のねぷたまつりが開催されなかったため、その年の人出は130万人にとどまりましたが、それ以外はここ数年ずっと160万人を上回る人出で賑わっています。
今回は弘前ねぷたまつり2019の開催情報、運行ルートやアクセス方法、駐車場や交通規制、有料観覧席などの情報をご紹介します。
弘前ねぷたまつり2019 開催情報
開催日:2019年8月1日(木)~7日(水)
ねぷた運行スケジュール
- 8月1日~4日 土手町ルート:19:00~21:00
- 8月5日~6日 駅前ルート:19:00~21:00
- 8月7日 土手町なぬか日ルート:10:00~
- 小雨決行(悪天候時中止あり)
問合せ先:弘前観光コンベンション協会
電話:0172-35-3131
下のマップで赤いラインが土手町ルート、青いラインが駅前ルート、黄色いラインが土手町なぬか日ルートを示しています。
弘前ねぷた祭り 駐車場と交通規制
弘前ねぷた祭りでは臨時駐車場は用意されません。
ですので、車で行かれる際には周辺の有料駐車場を利用することになります。
(弘前公園周辺の駐車場はコチラ)
(弘前駅城東口周辺の駐車場はコチラ)
ねぷたの運行は道路を封鎖して行われますので、運行経路と周辺の道路に交通規制が敷かれます。
運行経路の交通規制時間(予定)
- 8月1日~4日(土手町):18:30~22:00頃
- 8月5日及び6日(駅前):18:30~22:00頃
- 8月7日(土手町):9:30~11:30頃
- 桜大通りは8月1日~4日の17:30から全面通行止めになります。
詳細はコチラから確認できます。(昨年のものですが毎年ほとんど変わりません。)
弘前ねぷたまつりの有料観覧席
弘前ねぷたまつりでは場所取りの必要がなく、ねぷたを間近で見ることができる有料観覧席が用意されます。(弘前産リンゴジュースとねぷたうちわのお土産つき。8月7日の土手町なぬか日ルートの有料観覧席はありません。)
前売り券販売
発売開始:7月1日(月)予定
土手町ルート(8月1日~4日)
桜大通り指定観覧イス席
- 1席2,000円
桜大通り自由桟敷席
- 大人1名2,000円
- 小中学生1名1,000円
駅前ルート(8月5日・6日)
駅前指定観覧イス席
- 1席2,000円
購入先
- 弘前市立観光館
- 弘前市まちなか情報センター
- チケットぴあ
- サークルKサンクス
- セブンイレブン
- 電話予約:0570-02-9999
(有料観覧席の詳細はコチラ)
当日券販売
8月1日~4日
- 弘前市観光館 9:00~14:30
- 弘前市まちなか情報センター 9:00~14:30
- 弘前市観光案内所 8:45~14:30
- 現地販売 16:00~
8月5日・6日
- 弘前市観光館 9:00~14:30
- 弘前市まちなか情報センター 9:00~14:30
- 弘前市観光案内所 8:45~17:00
- 現地販売 17:00~
(有料観覧席の詳細はコチラ)
観覧の穴場
有料観覧席以外でも弘前ねぷたを堪能できる場所はあります。
1日~4日の土手町ルートでは直線コースがカーブに差し掛かるカワイ音楽教室弘前センター付近、5日~6日の駅前ルートではヘアーサロンカリテあたりがベストポイントになります。
あと、有料観覧席の近くもおすすめのスポットですが、どちらも相当に混雑しますので覚悟してくださいね。
弘前ねぷたまつり 運行ルートへのアクセス
弘前ねぷたまつりの運行ルートへのアクセスで都合が良いのはJR弘前駅です。
◎土手町ルート
桜大通りのバス停付近がスタートとなり、JR弘前駅からは徒歩で20分ほどです。
弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅からはもっと近く徒歩で約3分なので、大鰐方面の方は弘南鉄道を利用したほうがいいでしょう。
ちなみに、JR弘前駅から弘南鉄道中央弘前駅までは徒歩で15分くらいです。
◎駅前ルート
代官町みちのく銀行前からのスタートとなり、JR弘前駅からは西に徒歩で2分ほどの近距離です。
◎土手町なぬかびルート
松森町ふれあい広場交差点からのスタートで、JR弘前駅からは徒歩で3分ほどです。
弘前駅へのアクセス
飛行機
青森空港から弘南バスで弘前駅へ(約55分)。
青森空港までは
- 東京(羽田空港)から約1時間20分
- 大阪(伊丹空港)から約1時間40分
- 札幌(千歳空港)から約50分
- 名古屋(小牧空港)から約1時間25分
電車
電車を利用する場合は新青森駅からのアクセスになります。
新青森駅から弘前駅へはJR奥羽本線を利用します(所要時間25~40分)
- 東京から 東北新幹線・はやぶさで新青森(最短約3時間)へ
- 札幌から 特急スーパー北斗で新函館北斗へ(3時間20分)→北海道新幹線・はやぶさで新青森駅へ(1時間10分)
車
JR弘前駅の直近の高速道路のインターチェンジは東北自動車道の大鰐弘前ICになり、大鰐弘前ICからは国道7号線を経由して約17分でJR弘前駅に着きます。
東北自動車道は東京外環自動車道あるいは首都高速川口線の川口JCTで接続しています。
ただし、弘前ねぷたまつりでは臨時駐車場は用意されませんので、周辺の有料駐車場を利用することになります。
弘前駅周辺の駐車場は弘前ねぷたまつりのときは早朝から満車になってしまうことが多いので、弘前駅のとなりの石川駅か撫牛子(ないじょうし)駅周辺の駐車場を利用して電車で弘前駅に向かったほうがいいかもしれません。
(石川駅周辺の駐車場はコチラ)
(撫牛子駅周辺の駐車場はコチラ)
終わりに
青森はねぶた、弘前はねぷたとほんのちょっとだけ呼び方が違います。
その違いは「ねぶた」は人形型で「ねぷた」は扇形だとよく言われていますが、実際には呼び方による違いはありません。
弘前ねぷたにも人形型のものもありますからね。
呼び方の違いは地域による訛りの違いと考えるのが一番妥当でしょう。
青森ねぶたは2日から(前夜祭を入れれば1日から)7日までで、弘前ねぷたは1日から7日までとほぼ同じ日程で行われます。
時間に余裕のある方は二つのお祭りを回って、雰囲気やねぷたの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
泊まりで行くなら青森駅や弘前駅近くのホテルや旅館はすぐに埋まってしまいますから、青森駅と弘前駅の間の駅近くに宿を取るという方法もあります。
宿が多いということを考えると浪岡駅あたりがいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。