今年も鳥取県の米子空港にある航空自衛隊美保基地で美保基地航空祭が開催されます。
美保基地航空祭と言えば天候に恵まれないことで有名で、2014年はせっかく飛来したブルーインパルスも天候の悪化で結局展示飛行が中止になってしまいました。
昨年はC-2の飛行展示になってしまいましたが、今年はブルーインパルスの飛行展示が決定しています。
T-4のエンジン不具合のため、ブルーインパルスの展示飛行は中止になりました。
今回は航空自衛隊美保基地航空祭2019の開催情報や駐車場の情報などをご紹介します。
美保基地航空祭2019開催情報
美保基地航空祭はいつも梅雨入りするかしないかギリギリのときに開催されるので、天候が悪いときが多いんです。
冬が暖かいと梅雨入りが遅くなると言いますので、今年は期待してもいいんでしょうか?
美保基地航空祭2019
- 開催場所:航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市小篠津町2258)及び周辺空域
- 開催日:2019年6月2日(日) 雨天決行
- 開催時間:9:00~15:00(8:30開門)
- 入場無料
- 問合せ先:美保基地渉外室広報班
- Tel:0859-45-0211 内線211
ブルーインパルスはいつ飛ぶの?
T-4のエンジン不具合のため、ブルーインパルスの展示飛行は中止になりました。
美保基地航空祭にブルーインパルスの展示飛行が行われることが決まりました。
昨年は行われなかったので今年は楽しみですね。
例年通りだとブルーインパルスの展示飛行は12:55分ころにスタートする予定です。
ブルーインパルスの展示飛行がある場合は前々日の5月31日に美保基地に到着し、6月1日の午前中くらいに予行練習が行われるので、本番の天候が心配されるときにはこちらを見学してもいいですね。
2017年の美保基地航空祭でのブルーインパルスの勇姿です。
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航空自衛隊美保基地へのアクセス
美保基地は公共交通機関の便がいい基地なのでアクセスは比較的簡単です。
【電車を利用する場合】
米子駅からJR境線「米子空港駅」または「中浜駅」下車 徒歩約15分
昨年はJR西日本が臨時列車を走らせましたので、今年も同様になると思われます。
【車を利用する場合】
山陽自動車道「米子IC」で下り国道431号線を北上、米子空港入口を左折
【飛行機を利用する場合】
米子空港より徒歩約10分
アクセスマップはコチラ
駐車場は?
美保基地航空祭の駐車場の詳細が発表され、例年通りに下記の2ヶ所の無料駐車場が用意されます。
- 国道431号線沿い駐車場(美保基地までは徒歩で約25分)
- 美保基地南駐車場(美保基地までのシャトルバスあり)
赤字のPが国道431号線沿い駐車場、青字のPが美保基地南駐車場で、収容台数は2ヶ所で5,000台ほどです。
開門は午前7時で、午後1時30分以降は乗り入れできません。
基地南駐車場からはシャトルバスの運行があり、料金は往復で500円(小学生以下無料)です。
両駐車場とも米子方面からしか入場できません。
(引用:https://www.mod.go.jp/asdf/miho/2019cyusya.pdf)
車で来場される方は多く、渋滞が発生します。
美保基地の広報もアナウンスしているように、なるべく公共交通機関の利用をおすすめします。
美保基地航空祭のスケジュール
2019年の美保基地航空祭のプログラムはまだ発表されていなくて、例年は5月上旬ころに判明しますので分かり次第記事を更新しますが、参考までに2018年のプログラムから見どころをご紹介します。
美保基地航空祭2018の飛行スケジュール
- 9:00前 オープニングフライトT-400 / C-2
- 9:30~9:55 T-400
- 10:00~10:20 F-2(第8航空団)
- 10:25~10:45 F-15(第5航空団)
- 10:55~11:10 CH-47Jヘリ
- 13:30~13:45 海保AW139ヘリ
- 14:00~14:30 C-2
美保基地航空祭での見どころはここでしか見られないT-400の編隊飛行と、C-2による物量投下です。
T-400は多座席航空機用の基本操縦練習機です。
C-2は老朽化によりC-1の後継機として美保基地に配備され、Blue Whale(ブルーホエール)の愛称を持つ国産輸送機です。
また、CH-47Jは航空基地間の輸送を行う輸送用のヘリコプターです。
2017年の航空祭ではブルーインパルスは12時25分からのスタートでした。
2018年はその時間に航空機の展示飛行はありませんでしたので、今年もその時間帯に飛ぶと思われます。
地上展示には退役したF-104JやカーチスC-46Dなど往年の航空機も見学することができます。
美保基地航空祭 見物の際の注意事項
けっこうな人数が集まる美保基地航空祭には、注意すべき点がいくつかあります。
1.紫外線対策
6月2日は気候的にまだそれほど暑くないんですが、紫外線の量は真夏並みにたくさん降り注ぎます。
日焼け止めと帽子は忘れずに持参しましょう。
2.騒音対策
ジェット機がヘリコプターが頭上を通過するときの音は相当にうるさいものです。
売店にも販売されているようですが、耳栓を用意しておいたほうがいいでしょう。
3.水分補給
天気が良ければこの時期は相当に汗をかいてしまうので、脱水症予防のためにミネラルウォーターなどの水分を前もって用意しておきましょう。タオルもあったほうがいいですね。
売店はものすごく混雑するので、前もってコンビニなどで食料などと一緒に購入することをおすすめします。
4.あったら便利なもの
- 双眼鏡
- ポンチョ
- 小型の折りたたみ椅子
これらのものはそんなにかさばらないので、バッグに入れておけば重宝するでしょう。
最後に
美保基地航空祭は「行きやすい」航空祭として人気の航空祭で、境港市の人口の2倍以上の人が訪れ、鳥取県のマスコットの「トリピー」や「カニ太郎」などのゆるキャラも登場する、子供にも人気の航空祭です。
島根県境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの「水木しげるロード」があることでも有名ですね。
美保基地と水木しげるロードは4kmほどしか離れていなくて、JR境線なら5つ先の境港駅が最寄りの駅で、境港駅で降りるともうそこから水木しげるロードが始まります。
美保基地航空祭は家族みんなで楽しめる航空祭ですので、航空祭を見終わったら少し足を伸ばして水木しげるロードを楽しんでみてはいかがですか?
夜には妖怪のブロンズ像もライトアップされ、本物の妖怪さながらの雰囲気が楽しめますよ。
女の子にはちょっとタイクツかな?
今年はいい天気になることを期待して待ちましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。