背中が日焼けで皮むけが!これってむいてもいいの?

バーベキュー大好き人間の私は、暑い季節がやってくると河原や海辺でのバーベキューが楽しみになってきます。

川や海で遊んだあと、冷えたビールを飲みながら食べるお肉はたまらないですね。

でも、うっかりして水着姿のままでバーベキューをしていると長時間太陽の光を浴びてしまって日焼けがひどくなり、数日後に背中や腕の皮がむけだしてしまいます。

お風呂に入る前に「ペリペリ」と皮をむいて、破れずに大きな皮がむけたときには、「お~、こんなに大きなのがむけた」と満足感に浸るのですが、これって野蛮な言い方をすれば皮膚を剥いでいるってことですよね。

日に焼けた背中や腕の皮がめくれるということは、もうその皮は死んでしまったということだと思うんですが、そのままむいてしまってもいいんでしょうか?

 

 

 

日に焼けた背中の皮はむいていい?

皮がむけるのは生存本能

人の肌は常に再生を繰り返していて、皮膚の一番下にある基底層の細胞が細胞分裂で増え、徐々に表皮の方へ順に押し上げられていって角質層の一部になり、やがてほぼ一日に一層づつアカになって皮膚から剥がれ落ちて行きます。

これを肌のターンオーバーと言いますが、このときにはがれ落ちた角質層は当然死んでしまっていますね。

 

皮膚

 

皮膚が紫外線を浴びると、角質層の一番外側にある生きている表皮細胞が乾燥してダメージを受けて死んでしまい、それを取り除こうとして皮がむけ始めます。

皮がむけるのは紫外線によって傷ついた遺伝子を残さないという生存本能のなせる技なのです。

 

皮はむいてはいけません!

死んではがれ落ちた皮の下ではすでに皮膚の再生が始まっているんですけど、ターンオーバーのサイクルが乱れているために未熟な皮膚でしかありません。

皮をむくとこの未熟な皮膚さえいっしょにはがしてしまい、肌が紫外線などの外部からの刺激に抵抗できなくなってしまってシミなどの原因になったり、更に紫外線の影響を受け皮膚がんの原因にもなるので、絶対にやってはいけないことです。

やがてむけるんだからと「ピリピリ」と皮をむくのは気持ちのいいものですが、「肌のため」と思ってぐっと我慢しましょう。

 

Sponsored Link

 

皮がむけ始めたらどうする?

皮の処理

とは言っても皮がむけ始めてきたら気になりますよね。

そんなときは無理にむくのではなくて、眉用のハサミなどで死んでしまって皮膚から剥がれているところだけを切るようにします。

背中はなかなか自分では手が届かないので、家の人などにやってもらうようにします。

本当は気にせずに放っておくのが一番なんですけどね。

 

肌のケア

日焼けで起きた皮むけはもう治りようがないので、これ以上肌を刺激しないようにケアしてあげることが大切で、そのポイントは保湿と保護の二つです。

保湿

皮むけは表皮が乾燥して死んでしまったために起きたので、顔と同じように化粧水と乳液でしっかり保湿します。

ただし、美白用の化粧水は刺激が強いので使わないように注意しましょう。

外出時など化粧水や乳液を持ち運ぶことができないときにはワセリンで対応します。

 

保護

これ以上に紫外線の刺激を受けなために、皮むけしたところに陽が当たらないように衣服や日傘、手袋などで肌を保護しましょう。

ゴワゴワした生地や化繊物は刺激になるので、なるべくサラッとした天然繊維のものを身につけるようにするのがおすすめです。

皮むけしたあとの肌は未熟で少しの紫外線でも影響は大きくなります。

日焼け止めを塗っても多少の紫外線は肌に到達してしまうので、肌を露出させないようにするのがベストです。

 

ボディシャンプーも刺激になるので避けて、なるべくぬるま湯だけで洗うようにし、どうしてもというときだけ天然素材の刺激が少ないボディシャンプーで洗うようにします。

ナイロンタオルでゴシゴシなんてのは論外ですよ!

 

シャワー

 

 

終わりに

日に焼けたときに皮がむけるのは

  1. 赤くなる
  2. かゆくなる
  3. 皮がむける

というパターンですね。

日焼けがそんなにひどくないときはかゆくなるだけですむこともあるんですけど、皮がむけ始めてしまったら刺激を与えずに肌のスキンケアをするのが一番です。

日焼けでかゆくなったときはコチラを参照してください。
↓ ↓ ↓
日焼けでかゆい背中を何とかするには?痒みの原因を抑制!

 

でも皮がむけるということは、この時点ですでに肌は相当のダメージを負っていて、シミの原因を作ってしまっています。

いくら川や海に早く浸かりたいと思っても、日焼け止めの対策はしっかりしてからでないとといけませんね。

私もですが・・・。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。