ヨーグルトは食べ過ぎると太る!適量はどれくらい?

便秘改善の効果や、免疫力アップ、美肌効果などでヨーグルトの人気はますます高くなってます。

私の奥さんも毎日欠かさずに食べてます。

便秘が改善されるということは、腸の運動が活発になり、基礎代謝量が増えてダイエットにも効果的ということで、ヨーグルトの売上は右肩上がりだそうです。

でも、ヨーグルトは好きだしダイエットのために毎日たくさん食べてるけど、逆に太ってしまったなんて話を聞きます。

これってヨーグルトのせいなんでしょうか?

また、どんなに身体にいいものでも食べ過ぎてはいけませんよね。

ヨーグルトの適正摂取量は一日にどれくらいなんでしょうか?

今回はヨーグルトを食べ過ぎるとなぜ太るのか?ヨーグルトの一日の適正摂取量は?ヨーグルトを食べ過ぎることのその他の弊害は?について調べてみました。

 

 

 

ヨーグルトの食べ過ぎで太るわけ

意外と多い脂質の量

これ以上の健康的な食品はないような感じのヨーグルトですが、牛乳が原料になっているので意外と脂肪分が含まれているんですよ。

ヨーグルトには100g当たり3.0gの脂質が含まれていて、牛乳(3.8g)よりは若干少ないものの、鶏のレバー(3.1g)と同じくらい、豚ヒレ肉(1.9g)よりはるかに多い脂質の量です。

ヒレ肉100gというと結構な量なんですが、ヨーグルトなら100gどころかその2倍でも3倍でも簡単に食べられてしまいますね。

 

ヨーグルトのカロリー(熱量)は?

ダイエットをするときにはなるべく低カロリー(低熱量)のものを食べるようにしますね。

熱量の元になるのは炭水化物とタンパク質と脂質の3つなので、脂質の量が増えるとカロリーも大きくなり、ヨーグルトのカロリーはどれくらいかと言うと、100g当たり62kcalです。

ご飯は100gのカロリーが168kcalなので、茶碗一杯のご飯(140g)のカロリーは235.2kcalになります。

市販のヨーグルト1パックはだいたい400~450g入りで、1日1パック食べるなんて人もいますが、それだと普段の食事の他に茶碗一杯分のご飯を食べていることになります。

これだけのカロリーをジョギングで消費しようとすると、時速8kmで30分も走らなければならないという相当な運動量になってしまんんですよ。

 

トッピングにも注意!

 

 

 

ヨーグルトを食べるときにプレーンのままで食べることってほとんどなくて、何かをトッピングして食べますよね。

毎日同じ味では飽きてしまうので、トッピングをいろいろ変えて食べるのが楽しみでもあり、続けるコツでもあります。

でも、気をつけなければいけないのがトッピングのカロリーです。

 

ヨーグルト

 

例えば、蜂蜜大さじ一杯のカロリーは60kcalもあり、100gのヨーグルトに混ぜれば2倍のカロリーになってしまいます。

さらにグラノーラの場合は砂糖が使われているので、カロリーの低いフルーツグラノーラでも1食あたり50gで190kcal近くもあり、これを100gのヨーグルトにトッピングすると茶碗一杯分のご飯と同じになります。

ヨーグルトを甘くしたいのならパルスイートやエリスリムなどの甘味料を使い、グラノーラをトッピングするなら少しの量にしておくほうが良さそうです。

 

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ヨーグルトの適正摂取量は?

それではヨーグルトの適正な摂取量はどれくらいなんでしょうか?

それは1日100~200gだと言われていて、市販されている食べきりサイズのヨーグルトは大体これくらいの量ですよね。

取り分けタイプのパックに入ったヨーグルトにもそんな説明が書かれています。

 

ヨーグルト

 

こういうところの説明は安全を見て書かれているので、それより倍程度は多くても問題はないでしょう。

お好みによっては100g以上食べてもいいと書いてありますしね。

でも、さすがに1日1パック(このヨーグルトの場合は450g)を食べるのは食べ過ぎでしょう。

 

ヨーグルトの食べ過ぎによる弊害

ヨーグルトを食べ過ぎると、太ってしまうことのほかにもいろんな弊害が現れることがあります。

お腹の調子が悪くなる

 

お腹の調子

 

ヨーグルトが身体に合わなかったりするとお腹の調子が狂うことがあります。

◆下痢

牛乳を飲むと下痢になるという人は、ラクターゼという乳糖分解酵素がないか少ないために乳糖不耐症であり下痢を起こします。

ヨーグルトは乳糖が乳酸菌で分解されてはいますが、完全に分解されているわけではないため、ヨーグルトをたくさん食べると下痢になる可能性があります。

 

◆便秘

ヨーグルトは整腸作用があり便秘解消にいいはずなのに、食べ過ぎは逆効果で便秘につながります。

ヨーグルトの主成分はタンパク質や脂質ですが、たくさん食べると消化しきれないタンパク質が腸内にとどまり悪玉菌を増やしてしまって便秘につながります。

便秘になると体重増加ということにもなってしまいますね。

 

人によっては身体に合わないヨーグルトもありますから、お腹の調子が悪くなったら違う乳酸菌のヨーグルトに変えて2週間ほど様子を見るようにするといいでしょう。

 

身体が冷えやすくなる

 

冷え

 

冷えは女性の大敵なんですけど、乳製品は身体を冷やす作用があります。

朝食にヨーグルトを食べる人は多いと思いますが、そのときにバナナやパイナップル、キウイなどの身体を冷やすフルーツをトッピングすると更に身体を冷やしてしまうことになります。

どうしてもフルーツを、という場合にはリンゴやみかん、かきなど寒い時期に採れるものにしましょう。

 

乳がんのリスクが高くなる

 

乳製品を多く摂ると乳がんの発症率が高くなると言われています。

ヨーグルトの原料である牛乳の多くは妊娠牛から絞られ、牛乳に含まれている卵胞ホルモンが乳がんの羅漢率を高めているというこどです。

欧米では以前から乳がんの羅漢率は高く、日本も最近では食生活の欧米化が進み、バターやヨーグルトなどの乳製品を多く摂るようになったために以前より乳がんの羅漢率が高くなっているのだとされています。

ただこれは、「毎日大量に摂った場合」ということなので、常識の範囲内で適正量を食べるのなら問題はなく、毎日大量に食べ続けることをしないようにしましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

美容と健康にとても良いヨーグルトも、食べ過ぎることによって太ってしまうなどいろんなリスクがあることが分かりました。

どんなに身体にいい食べ物でも適量というものがあり、そればかり食べていたのでは他の栄養素が摂れなくなってバランスが崩れてしまいます。

いろんな食べ物をバランスよく食べ、いろんな種類の栄養素を身体に取り入れることが大切なんですね。

 

 

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。