年賀状の書き方!先生や上司への年賀状文例と年賀状NG

年賀状は1年に1度の恒例行事です。

それだけに変な年賀状は出したくないですね。

 

1年に1度だけに何を書いていいのか分からない。

年賀状のマナーもよく知らないという人もいると思います。

 

そこで今回は先生や上司への年賀状の文例などをご紹介します。

先生への年賀状

 

先生と言っても現在進行形で自分が学生の場合、子供の先生の場合、カルチャースクールの講師など、いろんな場合があると思います。

 

どの先生に送る場合でもこれまでの指導に感謝することを中心に書きます。

その中にちょっとしたエピソードがあるとインパクトのあるものになります。

 

↓子供の先生に送る年賀状の文例

明けましておめでとうございます。

 

昨年は、熱心なご指導ありがとうございました

おかげさまで、息子の◯◯も勉強が少し好きになってきたようで

何も言わなくても机に向かうようになりました

今後も一層のご指導をよろしくお願いします

△△先生のご健勝と一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます

 

 

 

恩師に年賀状を送るときには少し違うものになります。

感謝の気持ちももちろんですが、こちらの現況や恩師の健康への気遣いを入れた文章にすると喜んでもらえます。

 

↓恩師に送る年賀状の文例

謹んで初春のお喜びを申し上げます

 

ご無沙汰しておりますがお変わりございませんか

私も◯◯先生と同じ教職の道を選び3年が経ちました

◯◯先生のような温かい教育者を目指して日々生徒たちと格闘しています

向寒の折くれぐれもご自愛ください

 

恩師に年賀状を送るのはちょっと気恥ずかしいものです。

でも、年賀状を受け取った先生は「おっ、アイツから来たか」と必ず喜んでくれます。

 

今年は思い切ってお世話になった恩師に年賀状を送ってみてはいかが?

 

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上司への年賀状

 

上司へ送る年賀状は「おっ、こいつは他のヤツとは違うな」と思わせるようなものにしたいものですね。

 

そこで、定型の年賀の挨拶のあとに気の利いた一文を添えるようにするといいですよ。

 

また、会社に行っているときはほとんど毎日のように会っていたわけですから上司の言動やクセなどは知っているはずです。

 

そのことを好意的に書いたりすると印象に残る年賀状になりますね。

 

・「◯◯プロジェクトを今年もいっそう頑張ります」

・「社長の厳しい指導のおかげで少しは成長できたかと思っています」

・「どんなときでもいつも笑顔の◯◯部長を見習いたいと思っています」

・「社長が禁煙されたと聞き私も今年こそ禁煙すると誓いました」

 

歳があまり離れていない上司でも砕けすぎた文章はかえって印象を悪くしてしまいます。

敬語もちゃんと使わないといけませんよ。

分からなかったらパソコンで調べればいいだけですから。

 

堅すぎないで、かと言って砕けすぎない微妙なバランスが大切です。

難しいですが、自分が部下からもらったらどう思うかを考えながら書くといいですね。

 

 

年賀状

 

 

年賀状 これはNGです

 

年賀状にも当然マナーがあり知っていないと恥をかいてしまいます。

そんな年賀状NGを少しご紹介します。

 

NGワード

年賀状はおめでたいことを祝う葉書です。

そのため、忌み言葉は使ってはいけません。

「失う」「滅びる」「乱れる」「去る」などはNGワードです。

 

特にうっかり使ってしまいそうなのが「去年」という言葉です。

「昨年」という言葉にするよう注意しましょう。

 

日付

「平成◯◯年 一月一日」「平成◯◯年 元旦」など年号も必ず入れます。

元旦は一月一日の朝を示しているので同じことを二度繰り返していることになる「一月元旦」はNGです。

 

句読点はなるべくつけない

年賀状の添え書きには「、」「。」の句読点はつけません。

昔は筆で書いていたので、そのときの名残です。

句読点を使わないと読みづらい文にならないように、できるだけ短文にします。

長い分になるときには改行して読みやすい文にしましょう。

 

昔の名残りなので絶対にダメということではありませんが形式にうるさい人もいますので、なるべくならつけないほうが無難です。

 

目上の人に一文字、または二文字の賀詞はダメ

目上の人には相手を敬う言葉を添えなければいけません。

一文字の賀詞、「寿」や「賀」はおめでたいと言っているだけ。

二文字の「賀正」は正月を祝う、「迎春」は新春を迎えていると言っているだけなので目上の人には丁寧さや礼儀を欠き、失礼になります。

同じように「賀春」や「頌春(しょうしゅん)」「慶春」などもNGです。

対して、四文字の賀詞、「謹賀新年」は謹んで新年をお祝いします、「恭賀新年」は恭しく(うやうやしく)新年をお祝いしますという意味になり、敬語としての挨拶になるのでOKです。

 

賀詞を二回使ってはいけない

たまに見かけるのが「新年明けましておめでとうございます」という賀詞です。

「新年」と「明けまして」が重複しているので「新年おめでとうございます」あるいは「明けましておめでとう」だけにします。

 

 

まとめ

 

  • 先生には感謝の気持ちを伝える
  • 恩師には自分の現況や、恩師の健康を気遣う言葉と添えるとインパクト大
  • 上司への年賀状は定型の挨拶のあとに気の利いた一文を添える
  • 上司の言動やクセなどについて好意的に書くと好印象
  • 年賀状にはNGなこともある

 

先生や上司は年賀状をたくさんもらっているはずです。

出来合いの年賀状をそのまま出すだけでは、あなたの年賀状は受け取った人にしてみれば存在感のない年賀状に分類分けされてしまいます。

普段よく会っている友人ならそれでも別にかまいませんが、先生や上司への年賀状は少し気張って書きたいもの。

あなたの年賀状が「その他大勢」のなかに入ってしまわないよう印象的な年賀状を送りましょう。

 

印刷された定型的な文面でも自分が考えた文を自筆で添えるだけで印象がずいぶん違ってきます。

枚数が多ければ一言だけでもいいんです。

新年は印象に残る年賀状を届けてスタートをしましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。