毎年、10月の第2週に行なわれる掛川祭り。
今年は3年に1度の大祭(おおまつり)とあって3日間ではなく、4日間開催されます。
仕事が忙しくても4日間のうち1日くらいは都合がつきますよね。
今回はお祭好きにとってはたまらない掛川大祭2018の日程や見どころなどを紹介します。
掛川祭り2018年の開催情報
2018年の掛川祭りの日程と時間は次のようになっています。
- 10月5日(金) 18:00~21:00
- 10月6日(土) 9:00~21:00
- 10月7日(日) 9:00~21:00
- 10月8日(月・祝) 9:00~21:00
問合せ先:掛川観光協会ビジターセンター「旅のスイッチ」
電話:0537-24-8711
ハッピーマンデーで6日から8日までお休みの人は5日にお休みを取れば、4日間とも見られますね。
最初の日は神社への奉納だけですけどね。
サービス業の人はちょっとキビシイかな。
掛川祭り2018の見どころ
今年は3年に1度の大祭ということで、見どころは何と言っても小祭(こまつり)では見られない三大余興です。
掛川大祭の三大余興
西町の奴道中
大名行列の格好をした西町の人たちが「下に、下に」の掛け声でタイムスリップしたように掛川の街を歩きます。
よそではなかなか見られない毛槍の受け渡しは見ものです。
瓦町の獅子舞 『かんからまち』
二頭の雄の獅子が一頭の雌の獅子を奪い合い、最後は神の前で和合するというストーリーの舞です。
静岡県の無形民俗文化財にも指定されている舞です。
仁藤町の大獅子
100人以上で操られた長さ25メートル、重さ220キロの大獅子が勇壮に乱舞します。
日本一の大きさだそうですよ。
最終日には天然寺の境内でかがり火のなかで大乱舞する大獅子を見られます。
めちゃくちゃ大きい獅子ですね。
こんな大きな獅子、どこにしまっておくのでしょう?
その他の見どころ
掛川祭りのその他の見どころはほかのお祭りでは見られない手木合わせと徹花です。
手木合わせ(てぎあわせ)
まだ道幅が狭かったころ屋台がすれ違うときに、「無事にすれ違うことができました」と手打ちをしてましたが、その風習が今も残っているのです。
2台の屋台がすれ違うときに手木という牛をつなげておく部分を近づけ、両町の役員である木頭(きがしら)が拍子木を打ちます。
屋台が無事にすれ違ったあと再び木頭が拍子木を打ちます。
これが手木合わせです。
徹花(てっか)
手木合わせのときに軽快なお囃子が打ち鳴らされますがこれが徹花です。
大祭ではありませんが掛川祭りの動画がありましたので貼り付けておきます。
手木合わせと徹花も映ってます。
こんなのを見たら、見物するだけでなく「しちゃやれ、しちゃやれ」と掛け声を出してお祭りに参加しちゃいたくなってしまいますね。
掛川祭の交通規制
掛川祭では掛川駅前市街地を中心とした地域に交通規制が敷かれます。
2018年の交通規制の詳細はまだ発表されていませんが、毎年だいたい同じです。
中心市街地の交通規制
- 10月5日(金) 18:00~21:00
- 10月6日(土) 09:00~21:00
- 10月7日(日) 09:00~21:00
6,7日が中止の場合(予備日)
- 10月8日(月・祝) 09:00~21:00
橘町の交通規制
- 10月6日(土) 12:50~15:30
↓昨年の交通規制図です。
掛川祭に車で行かれる場合には注意しましょう。
駐車場
掛川祭で臨時駐車場は用意されませんので、掛川駅周辺の市営駐車場(有料)の利用が安くて便利です。
ただし、市営大手門駐車場は交通規制で利用できません。
料金は駐車場ごとに違いがあります。
市営掛川駅まんまえパーキング (100台)
料金
- 5時間まで 100円/30分
- 5時間超え24時間まで 1,000円
市営掛川駅駅北パーキング (37台 障害者用1台)
料金
- 15分までは無料
- 15分超え30分まで 100円
- 30分超え1時間まで 100円/30分
- 1時間超え24時間まで 2,000円
- 24時間超え 1,000円/12時間
市営掛川駅南第一駐車場 (51台 障害者用1台)
料金
- 15分までは無料
- 15分超え30分まで 100円
- 30分超え1時間まで 100円/30分
- 1時間超え24時間まで 2,000円
- 24時間超え 1,000円/12時間
市営掛川駅南第二駐車場 (144台 障害者用2台)
料金
- 10時間まで 100円/1時間
- 10時間超え24時間まで 1,000円
- 24時間超え 500円/12時間
掛川城公園駐車場 (56台 障害者用2台)
料金
- 5時間まで 100円/30分
- 5時間超え24時間まで 1,000円
- 24時間超え 500円/12時間
掛川祭りへのアクセス
電車を利用する場合
掛川祭りの会場はJR掛川駅周辺です。
ですのでアクセスは電車を利用するのが便利です。
東海道新幹線を利用すると、「こだま」乗車で掛川駅までの所要時間は
- 東京から約1時間55分
- 名古屋から約1時間
- 新大阪から約2時間20分 になります。
車で行く場合
車で行く場合には東名高速道路の掛川インターで下ります。
- 東京から約2時間40分
- 名古屋からは約1時間30分
- 大阪からは約4時間 で掛川インターに着きます。
掛川インターから掛川駅までは車で7分ほどです。
まとめ
- 2018年の掛川祭りは3年に一度の大祭(おおまつり)
- 見どころは大祭でしか見られない三大余興
- 掛川市までは電車の利用が便利
- 車で行く場合には掛川駅周辺の市営駐車場利用がおすすめ
掛川祭が開催される10月の始めのころは1年で一番過ごしやすい時期です。
気持ちのいい季節のなか、いにしえの人たちが500年も続けてきた掛川祭りを見て非日常の世界に浸ってみるのもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。