ドーパミンを増やすには?食べ物はコレ! 

何となく気分がスッキリしなくてちょっとだけ憂鬱
やる気が起きないなぁ・・なんてことありませんか?

私は梅雨時なんかにたまにありますが
そんなときに「それはドーパミン不足だよ」なんて言われたりします。

ドーパミンはホルモンの一種、くらいのことは知っていますが
正確な知識はほとんどありません。
そんなわけで今回はドーパミンについて調べてみたいと思いました。

 

ドーパミンとは

  Wikipediaによると  

ドーパミン(英:Dopamine)は、注水神経系に存在する神経伝達物質で、 アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、 快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、 ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。 またドーパミンは、ノルアドレナリン、アドレナリンと共にカテコール基をもつため カテコールアミンとも総称される。医学・医療分野では日本語表記をドパミンとしている。

  (引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3)

難しいことが書いてあって私にはよく分かりませんが
ドーパミンはアドレナリンやノルアドレナリンの元になる物質ということですね。
(それではアドレナリンやノルアドレナリンは何なの?という疑問は残りますが。)

重要なことは、ドーパミンは快の感情、意欲に関わるとありますが
「気分がいい、もっとやろう」という感情を引き出す物質だということです。

つまり、ドーパミンはやる気ホルモンだということです。

誰かにほめられたり、ひとつのことを達成したりすると
そのことが楽しくなってもっとやろうという気分になりますが
そのときに脳内で活動するのがドーパミンです。

プロ野球の選手が逆転サヨナラホームランを打って
ガッツポーズでダイヤモンドを回っているときなんかは
きっとドーパミンがドバドバ分泌されているんでしょう。  

 

ドーパミン

 

そのうちにほめられなくても、ほめられたという記憶があれば
ドーパミンが作用してやる気が出てきます。

だからドーパミンが不足していると、ほめられたり何かを達成しても
楽しいと思えなくなり、やる気が失せてしまうんです。
ドーパミンがやる気ホルモンと言われるのはこのためなんですね。

 

       

 

ドーパミンを増やすには

それではドーパミンを増やすことはできるのでしょうか?
人間は体に必要なものは空気以外は食べ物と飲み物から取り入れています。

そしてドーパミンは身体の中で作られます。
それならドーパミンがたくさん作られるようなものを食べればいいわけですね。

ドーパミンはチロシンというアミノ酸から作られます。
だからチロシンをたくさん含んだ食べ物をたくさん食べればドーパミンは増えます。

チロシンはアミノ酸であり、アミノ酸はタンパク質が分解されたものです。
だからチロシンは高タンパク質の食材に多く含まれています。

チロシンを多く含む高タンパクの食べ物には次のようなものがあります。

 

  • 大豆製品
  • 肉類
  • ナッツ類
  • 乳製品
  • 魚類         

 

ドーパミン

 

肉類は食べすぎると脂質が増えて動脈硬化などの危険性があるので
たくさん食べるならそれ以外のものにしたほうがいいでしょう。

ドーパミンを増やすにはこれ以外にも、笑ったり、運動をしたり
楽しいことを期待したりといろいろな方法があります。
でもやはり毎日気をつけて実行できるのは
一日3回食べる食事に気を配ることでしょう。

   

 

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ドーパミンは増えすぎても危険

 

やる気を出すためにドーパミンを増やす、と言っても程度問題です。
ドーパミンは「よし、やるぞ」という気持ちを高めてくれますが
この気持ちが異常に高ぶってしまったらどうなると思いますか?

必要以上にハイな気分になってしまうことは想像できますね。
ドーパミンが過剰に分泌されると、妄想や幻覚などが起こり
統合失調症の原因のひとつになると言われています。

それならドーパミンを増やす方法を実行するのは危険なのでしょうか?
ドーパミンがなぜ必要以上に増えるのかははっきりしませんが
ストレスなどの外的要因と
遺伝的な内的要因がからみ合っているという説が有力です。

普通に生活できている人が、大豆や肉をたくさん食べるようになったからといって
それが原因でドーパミンの異常分泌になるということは ほぼないと思ってもいいでしょう。

ストレスはドーパミンの異常分泌だけでなく 不眠症やうつのほか
身体のいろんな器官の不調を引き起こします。

運動をしたり趣味に没頭するなどしてストレスを上手に発散することは
健康的な身体を維持する上で欠かせないことなんですね。  

 

 

まとめ

 

● ドーパミンはやる気を起させるホルモンの一種

● ドーパミンはチロシンというアミノ酸から作られる

● チロシンを多く含む食べ物

  • 大豆製品
  • 肉類
  • ナッツ類
  • 乳製品
  • 魚類

● ドーパミンはストレスや遺伝的要因の相互作用で過剰になることがある

● ドーパミンが増えすぎると統合失調症の原因になると考えら得ている

● ドーパミンの過剰分泌を避けるにはストレス解消が大切

 

遊びに誘われても「何だか乗り気がしないなぁ」というときには
ドーパミンが不足しているのかもしれませんね。

遊びならどうってことないのですが、仕事だとそうはいきません。
ドーパミンを増やしてやる気を起さないといけません。

そんなとき頭のなかで「ドーパミンよ出ろ!」と思うだけで
ジャンジャン出るようになるといいですね。
ドラえもんでも無理でしょうが・・・・・。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。