鎌倉のあじさいの名所三選 見ごろとおすすめはココ!

梅雨時の6月に青や白、ピンクやうす紫の花を咲かせて私たちを楽しませてくれるのが紫陽花(あじさい)です。

気分も憂鬱になりがちな梅雨時に、けなげに咲くあじさいを見ると元気をもらえますね。

雨に打たれながらも私たちを元気づけるかのように咲き続けるあじさいには、「忍耐強い愛情」という花言葉もあるんですよ。

あじさいの花言葉についてはコチラ
↓ ↓ ↓
花言葉が紫陽花にはたくさん!花の色でも違います

 

あじさいといえば鎌倉が有名ですね。

そして何故かあじさいがたくさん植えられているのはお寺が多く、極楽寺から長谷寺あたりまでは「あじさいロード」と呼ばれるほどあじさいの名所がたくさんあります。

残念ながら鎌倉のあじさいの名所のひとつであり、2019年に創建800年を迎える成就院は参道工事のため、2017年まであじさいを見ることはできませんが、今回は成就院以外うちから鎌倉のあじさいの名所をいくつかご紹介します。

 

 

 

鎌倉のあじさいスポット

鎌倉にはあじさいの名所が実に多くあり、ざっと書き出すと

  • 明月院
  • 長谷寺
  • 御霊神社
  • 光則寺
  • 東慶寺
  • 妙本寺
  • 瑞泉寺
  • 円覚寺
  • 建長寺

などなど、本当に鎌倉はあじさいの原産地かと思うほどたくさん名所があります。

 

今回はその中でもあじさいの三大名所と言われている、北鎌倉エリアの明月院と長谷エリアの長谷寺、ちょっと穴場的な長谷エリアの極楽寺をご紹介します。

(もうひとつの三大名所である成就院は参道工事のため、2017年まであじさいが見られません。)

 

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その1 明月院

明月院は別名「アジサイ寺」とも呼ばれていて、鎌倉であじさいと言えば明月院と言われるほどあじさいの名所として知られていて、境内のあじさいは青色系のものが多く、「明月院ブルー」という愛称で親しまれています。

「悟りの窓」としての円窓が有名な明月院は、ほかにも花ショウブが有名なほか、1年中いろんな花が咲き乱れる「花の寺」としても有名なんですよ。

 

悟りの窓

 

明月院

  • 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
  • Tel:0467-24-3437
  • アクセス:JR横須賀線「北鎌倉駅」下車 徒歩約10分
  • 拝観時間:9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
  • 拝観料:300円(6月は500円)
  • あじさいの数:約2500株
  • 開花時期:6月中旬~7月中旬
  • 見ごろ:6月中旬~6月末
  • 駐車場:なし

 

 

 

その2 長谷寺

「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれる長谷寺も、一年を通じて色んな花を楽しむことができるお寺です。

傾斜を利用して造られた「眺望散策路」には多くのあじさいが咲き乱れ、「アジサイの小径」として参詣に来る人達の目を楽しませてくれます。

 

長谷寺

 

長谷寺

  • 住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
  • Tel:0467-22-6300
  • アクセス:江ノ島電鉄 「長谷駅」下車 徒歩約5分
  • 拝観時間:8:00~17:00(10月から2月は16:30まで)
  • 拝観料:300円
  • あじさいの数:約2500株
  • 開花時期:6月中旬~7月中旬
  • 見ごろ:6月中旬~6月末
  • 駐車場(30台分):普通車・300円/30分

 

 

 

その3 極楽寺

極楽寺を開基した僧が、「極楽へゆく人の乗る紫の雲の色なるあじさいの花」と詠んだことにちなんであじさいを植えられたとされる極楽寺もまた、「あじさい寺」と呼ばれています。

弘長元年(1261年)に建立された極楽寺はその後、度重なる火災や戦乱で焼失と復興を繰り返して現在に至り、建立当時の面影はありませんが風情のある茅葺き屋根の山門は趣があって、テレビドラマや映画の舞台にもたびたび登場します。

境内にはあじさいは多くなく、山門より外のほうがたくさん咲いていて、明月苑や長谷寺ほどの人気はないので、ちょっとした穴場になっています。

 

極楽寺

(出典:http://www.kamakura-burabura.com/meisyohasegokurakuji.htm)

 

極楽寺

  • 住所:神奈川県鎌倉市極楽寺3-6-7
  • Tel:0467-22-3402
  • アクセス:江ノ島電鉄「極楽寺駅」下車 徒歩約2分
  • 拝観時間:9:00~16:30
  • 拝観料:無料(宝物館は300円)
  • あじさいの数:約13000株
  • 開花時期:6月上旬~7月上旬
  • 見ごろ:6月上旬~6月中旬
  • 駐車場:なし

 

 

 

最後に

桜のお花見は「雨が降ったら中止」なんてことになりますが、あじさいのお花見は雨が降ったら降ったで風情があっていいですね。

むしろ、シトシトと雨が降っている時のほうがあじさいにはピッタリ似合います。

江ノ島電鉄沿線にはあじさいの名所がたくさんあり、長谷寺駅と極楽寺駅の間は線路の両側にあじさいがたくさん咲いていて、電車の中からもあじさいが楽しめます。

また、ノスタルジックな古い造りの極楽寺駅は「関東の駅百選」に選ばれていて、レトロ好きな方にはたまらないポイントになっています。

江ノ島電鉄では鎌倉から藤沢までのフリーパス・のりおりくんが大人600円、小人300円で販売されていますので、あちこちのあじさいの名所を巡るのに便利です。

 

うっとおしい梅雨にイマイチ気分が乗ってこないときは、あじさいを見てリフレッシュしてはいかがですか?

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。