私が風邪を引くときはたいてい喉の痛みから始まります。
以前は熱が出なければ仕事も普通にこなしていたのですが
何も対処していないと段々と喉の痛みがひどくなり
食べ物を飲み込むのもつらいほど痛くなったこともありました。
放っておくとそのうちに熱が出て
仕事を休まなければならないということも。
「風邪は引き始めが肝心」とよく言いますが
喉の痛みくらい大したことない、という油断がいけなかったんです。
喉が痛くなったら風邪の引き始めと考えて
いろんな対策を取るようにしたところ
喉の痛みが早く治まり、熱に苦しむこともなくなりました。
今回は風邪で喉が痛くなり始めたときに有効な方法をご紹介します。
どれも簡単で自分だけでできますので
あなたが喉の痛みを何とかしたいとお思いなら参考にしてみて下さい。
風邪で喉が痛いときの対処法
呼吸器には異物の侵入を防ぐ防御反応があり
風邪で喉が痛くなるのは、200種類以上もあるとされる風邪ウイルスが
体内に侵入するのを防ぐための防御反応によって炎症を起こすためです。
ですから、喉の痛みを和らげるには
- ウイルスの活動を抑える
- 免疫反応を強くする
この2つの点に注意すればいいことになります。
ちなみに、くしゃみや鼻水はウイルスを体外に出そうとする免疫反応です。
1.マスクをする
「風邪にはマスク」はもう常識ですね。
マスクをするのはウイルスの侵入を防ぐためと思われがちですが
多くのウイルスはマスクをすり抜けてしまい
風邪のときにマスクをするのは別の目的があります。
ウイルスは冷たい乾燥した環境を好むので
マスクをすることで鼻や喉が暖かく潤い
ウイルスの感染力が大きく下がるのです。
風邪を引いたときは鼻が詰まってしまうことも多く
寝ているときには口を開けてしまい、口の中が乾燥してしまいますので
寝るときにもマスクをすると効果が高まります。
2.ハチミツをなめる
ハチミツには強力な殺菌力があり、ウイルスを退治してくれます。
それだけでなく、ハチミツにはビタミン類が豊富に含まれ
ハチミツをなめることで免疫力の向上が期待できます。
風邪は寒いときに引きやすいんですが
ハチミツは温度が低くなると固まって白くなります。
白くなっても効果は変わらないので、湯煎で溶かしてなめます。
高温になると成分が変質してしまいますので、電車を利用するときは要注意です。
3.うがいをする
帰宅時のうがいは風邪やインフルエンザの予防に役立ちますが
風邪を引いてしまって喉が痛いときにも有効です。
うがいをすることで喉にいるウイルスを体外に排出して、活動を低下させます。
うがいをするときは市販のうがい薬でなくても効果はあります。
ただの水だけでも効果は実証されていて
塩水や緑茶、紅茶でのうがいは殺菌作用があるのでより有効とのことです。
うがいをするときは
- 清潔なコップを使う
- 最初に口をすすぐ
この2点に注意しましょう。
口を尖らせて「オー」と言いながらうがいをすると
喉の奥のほうまでうがいをすることができますよ。
4.身体を冷やさない
人の身体は体温が低いほど免疫力も弱まってしまいます。
なので、なるべく身体を冷やさないような対策が必要です。
そのための方法を少しご紹介します。
マフラーをする
外出時だけでなく、室内にいるときもマフラーで喉を温めます。
夏の暑いときのマフラーはちょっとキビシイものがありますが
最近はUV対策用のオシャレなネックウォーマーもあります。
寝ている間も喉の保温に気をつけたいところですが
マフラーは首に巻き付いてしまうこともあり危険なので
寝るときは筒状のネックウォーマーをして寝るようにします。
身体を温めてくれる食べ物を食べる
食べ物のなかには身体を温めてくれ食べ物と
身体を冷やしてしまう食べ物があります。
しょうがは身体を温めてくれる食べ物ですし
逆にナスは身体を冷やす食べ物です。
風邪で喉が痛いときは、身体を温めてくれる食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
詳しくはコチラ
↓ ↓ ↓
風邪の治し方!食べ物は何がいい?
お風呂に入る
風邪のときにお風呂に入ってもいいの?と思ってしまいますが
熱がさほど高くなく(微熱程度)、下痢や嘔吐もないときには
お風呂に入ったほうが風邪から早く回復します。
あまり熱くないお湯のお風呂にじっくり浸かることで
- 新陳代謝が良くなり免疫力が上がる
- 浴室の湿度が喉の保湿になる などの効果があります。
ただし、お風呂から上がったら湯冷めしないように
寝てしまわなくてもいいので、すぐに布団に入るなどして
湯冷めをしないような注意が必要です。
詳しくはコチラ
↓ ↓ ↓
風邪でも風呂に入っていいって本当?熱があるときはどう?
5.こまめに水分を取る
水分を取ることで喉の奥を洗い流すと
ウイルスは胃まで流され胃酸で死んでしまいます。
このとき殺菌効果がある緑茶や紅茶などを飲むとより効果的です。
また、冷たいものより温かいもののほうが効果があります。
最後に
いかがだったでしょうか?
薬も必要でなくどれも簡単にできる方法ばかりです。
ただ、これらの対策は早ければ早いほど効果が上がります。
この時点で風邪を抑えておかないと、熱が出たり関節痛が出たりしてしまいます。
風邪は喉の異常から始まることが多いので
喉が痛みだしたとか、違和感を感じ始めたというようなときには
すぐに実践することが大切です。
また、喉の痛みが長期間続くときは別の病気かもしれません。
そんなときにはお医者さんの診断を仰ぎましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。