11月も下旬になると中部地方でも初雪の便りがちらほら聞こえ始め、そろそろ本格的な冬の到来を感じさせます。
そんなこれから寒くなるときに開催される有名な花火大会が長野えびす講煙火大会です。
花火大会ではなくて、煙火大会という名称が差別化を感じますね。
今回は長野えびす講煙火大会2019の日程や駐車場、有料観覧席や穴場スポットなどの情報をご紹介します。
長野えびす講煙火大会2019 開催情報
長野えびす講煙火大会の開催日は1995年より毎年11月23日の祝日に固定されました。
長野えびす講煙火大会2019
- 日程:2019年11月23日(土・勤労感謝の日)
- 時間:18:00~20:00
- 開催場所:長野大橋西側:犀川第2緑地
- 同時開催:第25回全国十号玉新作花火コンテスト
- 打上数:約1万2千発
- 雨天決行(強風や台風、災害がない限り行われます。)
- 昨年の観客数:約40万人
- 問合せ先:長野商工会議所
- 電話:026-227-2428(土日祝日を除く9:00~17:00)
音楽と煙火の競演、素晴らしいですね。
長野えびす講煙火大会の駐車場
長野えびす講煙火大会では昨年まで3ヶ所の無料駐車場が用意されていましたが、安全管理面や警備費用の増大などの理由により今年から無料駐車場は用意されません。
車で行かれる方は長野駅周辺や市内にある有料の長野まちなかパーキング等を利用し、長野駅東口からのシャトルバス(大人200円 小人100円)で会場まで向かうことが推奨されています。
(長野まちなかパーキングの詳細はコチラ)
長野まちなかパーキングではパーキング加盟店でお買い物をすると、買い上げ料金に応じて駐車料金に使えるになるサービス券がもらえます。
長野えびす講煙火大会へのアクセス
◆電車を利用する場合
最寄りの駅はJR長野駅で、会場までは徒歩でおよそ20分かかりますが、会場近くのビックハットまでの有料のシャトルバスが運行されます。
片道料金・大人200円 小人100円
運行時間 行き・・15時から随時運行 帰り・・打ち上げ終了後随時運行(1時間後くらいまで)
◆車を利用する場合
上信越自動車道・長野インターチェンジより国道18号線経由でビッグハットまで約15分
長野えびす講煙火大会 観覧場所
長野えびす講煙火大会を真正面から見物できるベストな観覧場所は、「プレミアムシート」「えびすシート」「個人協賛者観覧エリア」「煙火本部」「中央警察本部」などで占められています。
(長野えびす講煙火大会の会場案内図はコチラ)
有料観覧席は次のようになっています。
プレミアムシート
料金:1名1席20,000円(+手数料)
プレミアムシートセット内容
- 座席指定・イス1席 テーブル付き
- ビッグハットの無料駐車場
- 豪華お弁当
- フリードリンク(アルコール・ソフトドリンク)
- ひざ掛け
- 信州特産お土産
- 煙火大会公式プログラム
- 使い捨てカイロ
限定100席
申し込みはインターネットのみ
エントリー期間:8月21日(火)10:00~8月26日(日)23:59まで
1申し込み4名まで対応
申込者多数の場合は抽選で決定
定員に達しなかった場合は一般販売が行われます
さすがにプレミアムだけあって、豪華な内容になってますね。
(プレミアムシートの申し込みの詳細はコチラ。)
えびすシート
料金:1名1席4,200円(+手数料)
えびすシートセット内容
- 座席指定・イス1席 テーブル無し
- 信州特産お土産
- 煙火大会公式プログラム
- 使い捨てカイロ
限定2,500席
販売開始:9月10日(月)10::00より
申し込みはセブン-イレブンとファミリーマート店頭での購入、インターネット予約、電話予約(0570-08-9999)の3通り。
1申し込み10名まで対応
えびすシートは随分リーズナブルな料金設定になっていてお弁当やドリンクはついていませんが、持ち込みは自由です。
(えびすシートの申し込みの詳細はコチラ。)
個人協賛者用観覧エリア
オープニングの「特大スターマイン」に1口1万円の個人協賛金を出資した方のための観覧エリアです。
個人協賛者観覧エリアのセット内容
- 個人協賛者観覧エリア入場券・1口1枚
- 煙火大会公式プログラム(協賛者の名前入り)
- 抽選で10組20名様にえびすシートご招待
申し込みは申込用紙をFAXして行います。(先着300名限定 申込用紙はコチラ)
申込締切日は9月29日(金)17:00
(長野えびす講煙火大会への個人協賛の詳細はコチラ。)
長野えびす講煙火大会 観覧の穴場
長野えびす講煙火大会の有料観覧席は協賛者用観覧エリア以外は手に入れるのは非常に難しく、ゲットできた方は非常にラッキーな方です。
抽選に外れた、売り切れになってしまったというアンラッキーだった方のために、穴場スポットをご紹介しますので、参考にしてみてください。
◆長野大橋と丹波島橋
↓長野大橋
↓丹波島橋
打ち上げ会場の犀川第2緑地は長野大橋と丹波島橋に挟まれた犀川の河川敷にあるので、この二つの橋の上からは煙火がよく見えます。
ただ煙火を真横から見る形になりますので、正面から見る場合に比べて見え方に難があるのですが、迫力は満点です。
また橋の上なので車を止めておくことはできませんが、近くに駐車場を見つけることができれば穴場の観覧場所です。
◆有料観覧席後ろの土手
プレミアムシートやえびすシートのある場所の後方には広い犀川の土手があり、一般観覧エリアはここになります。
数日前から場所取りをする人もいて当然ながら競争率は高くなりますが、1人か2人の少人数なら多少遅くてもスペースはあるようです。
デートなら狭いスペースのほうがうれしいですしね。
◆長野赤十字病院付近
長野赤十字病院は一般観覧エリアの後方に位置し、少し遠くなるもののこちらも絶好の観覧ポイントです。
病院の南側の堤防沿いは遅くても比較的場所取りが用意です。
直径が600mにもなる超スターマインも引いて見られるので、こちらのほうがいいかもしれません。
◆犀川緑地
長野えびす講煙火大会の打ち上げ会場のすぐ横にあるのが犀川緑地です。
丹波島橋を挟んではいますが、ここからも見えます。
場所取りの穴場をいくつかご紹介してきましたが、穴場情報もかなり広まってしまったためにこれらの場所も混雑するかもしれません。
40万人もの人が集まるのですからしょうがないのかもしれませんね。
終わりに
長野えびす講煙火大会は、長野市岩石町にある西宮神社の例大祭として行われるえびす講の景気づけのために明治32年に始められたもので、すでに113回もの歴史があります。
秋に開催される花火大会としては日本一の規模で、昨年の観覧者は約40万人でした。
また、長野えびす講煙火大会には優れた技術を持つ煙火師しか呼ばれないため、ここに参加することは煙火師にとって一種の勲章のようなものでもあります。
晩秋の夜空は澄んでいて、晴れていれば星空をバックにした花火の競演が楽しめます。
でも11月の下旬は長野市では初雪が降るころで、特に夜は冷え込みます。
しっかりと防寒対策を施した上で煙火大会を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。