日本三名泉にも数えられている下呂温泉は、日本の真ん中あたりにある山あいのちょっとひなびた温泉ですが、何故か花火で有名な温泉でもあります。
冬の期間の毎週土曜日にバレンタイン花火や合格祈願花火などいろんなテーマで花火が打ち上げられます。
もちろん夏にも花火大会があり、下呂温泉花火ミュージカル夏公演という名称で全国からファンを集めています。(冬にもありますよ。)
温泉につかって疲れを癒やし、花火を楽しむなんて最高の贅沢ですね。
今回は下呂温泉花火2019夏(下呂温泉花火ミュージカル夏公演)の日程や見どころなどの情報をお届けします。
下呂温泉花火2019夏 開催情報
下呂温泉の夏の花火大会は8月1日から4日まで開催される下呂温泉祭りの一環として行われます。
下呂温泉花火2019夏
- 開催日:2019年8月3日(土)
- 開催時間:20:00~20:45
- 開催場所:飛騨川・下呂大橋上流
- 打上数:約1万3000発
- 来場者数:約4万人
- 有料観覧席:なし
- 雨天決行(荒天・河川増水時は延期)
- 問合せ先:下呂温泉まつり実行委員会(下呂市観光課内)
- 電話:0576-24-2222
下呂温泉の花火大会にミュージカルとついているのは、コンピュータを使って100分の1秒単位でクラシックや話題曲などの音楽と花火を融合させているからで、光と音との壮大なライブショーといった感じの花火大会です。
また、開催場所は山に囲まれているので花火の破裂音がこだまして迫力ある音響を楽しめますよ。
下呂温泉へのアクセス
◆車を利用する場合
◎中央自動車道・中津川ICより国道257号線~国道41号線を経由して約53キロ
◎東海環状自動車道・富加関ICより県道58号線を経由して約35キロ、井尻交差点を左折、国道41号線に入り約28キロ
国道41号線は下呂市街を通っていないので、森交差点を左斜めに入って市街地に入ります(「歓迎」のアーケードがあります)。
下呂トンネルに入ってしまったら行き過ぎです。
◆公共交通機関を利用する場合
◎JR名古屋駅から高山本線で下呂駅下車(約1時間半)。
打上げ場所までは徒歩で3分ほどの近距離です。
下呂温泉花火 駐車場
花火が打ち上げられる飛騨川河畔は山に囲まれていて狭く、見物場所もそれほど多くありません。
そこにたくさんの人が集まるので大変な混雑ぶりなんですが、さらに今年は開催が土曜日ということもあり相当早く行かないと駐車場の確保は難しいかもしれません。
下呂温泉花火ミュージカル夏公演では特に駐車場は用意されず、市内の無料・有料の駐車場を利用することになります。
市営駐車場などいくつかの駐車場の収容台数は約1,000台分あります。
市営駐車場は1時間までは無料、1時間を超えると30分100円という料金体系です。
無料の駐車場で花火の打ち上げ場所に近いのは河川敷駐車場ですが、こちらの収容台数はそれほど多くありません。
赤丸数字:有料駐車場
青丸数字:無料駐車場
(情報が変更になっている場合もあります。)
花火以外の見どころ
下呂温泉花火ミュージカル夏公園は4日間に渡って開催される下呂温泉まつりの一環として行われているのですが、下呂温泉まつりの見どころは花火ともうひとつ龍神火まつりです。
◆龍神火まつり
開催日:8月1日(木)
開催時間:19:00~21:00
開催場所:下呂温泉・白鷺橋周辺(白樺ホテルすぐ横)
5頭の龍と厄年の人が担ぐ椀みこしが街に繰り出し、白鷺橋に集結してクライマックスが始まります。
口から火花を吹き出す龍や爆竹の音、松明の灯りが迫力あるショーを繰り広げます。
龍神火まつりが終わると龍神花火がフィナーレを締めくくります。
龍神まつりは下呂温泉花火と日程が離れてしまっていて、しかも今年は平日なのでなかなか両方見るのは難しいのですが、日程に余裕があればぜひ見ておきたいお祭りです。
終わりに
日本人って温泉が好きですよね。冬でも夏でも温泉に入ります。
国内旅行へ行くときは、そこに温泉があるかどうかも重要なチェックポイントになります。
下呂温泉は河原に露店風呂があるのでも知られていますね。
昔はあの露店風呂には今のような囲いはなく、対岸からは丸見えだったんですよ。
下呂温泉は私の好きな温泉地のひとつで、プレイエリアにも入っていて何度も行ったことがあります。
日帰りで行けるところなので龍神火まつりも夏花火も両方見に行けたんですけど、多くの方は両方見ようとしたら宿泊しなければいけないでしょう。
そんな場合でも下呂温泉には比較的リーズナブルな料金の宿泊施設がたくさんありますので、探せばきっといい宿泊先が見つかると思いますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。