仙台市は東北地方で一番人口が多いだけあって、大勢の人が集まるイベントがたくさんありますね。
春には青葉まつり、夏には七夕まつり、そして冬の仙台を明るく彩るのが仙台光のページェントです。
今回は、仙台光のページェント2019の日程や点灯時間などの開催情報、駐車場情報や仙台光のページェントの歴史などの情報をお届けします。
仙台光のページェント2019 開催情報
開催場所
宮城県仙台市青葉区定禅寺通り(東二番丁通~市民会館前)
開催期間
2019年12月6日(金)~12月31日(月)
点灯時間
- 日曜日~木曜日:17:30~22:00(22日・24日は23:00まで)
- 金曜日・土曜日:17:30~23:00
- 12月31日:17:30~24:00
点灯式
- 12月14日(金)17:10~17:30(点灯は17:30~)
問合せ先:SENDAI光のページェント実行委員会
電話:022-261-6515
アクセス
定禅寺通りは仙台地下鉄南北線・勾当台(こうとうだい)公園駅のすぐ近くです。
JR仙台駅からは地下鉄南北線で約7分で匂当台駅に着き、徒歩だと約17分で定禅寺通りに着くというアクセスの良い会場で開催されますので、県外からもたくさんの人が見物に訪れます。
イルミネーションを見終わったあとにすぐ帰れるというのは心理的に楽ですからね。
人気のイベントは?
◎点灯式
初日に行われる点灯式は文字通り仙台光のページェントの開催を告げるその年最初の一斉点灯です。
ただ単に電球に灯が入るだけではなくて、ゴスペルのコーラスやテーマソングの演奏があり、カウントダウンで行われるこの瞬間を見ようと毎年大勢の人で混雑します。
- 開催日時:2019年12月6日(金)17:10~(17:30点灯)
- 会場:せんだいメディアテーク前・緑道
会場となるせんだいメディアテークには、地下鉄を匂当台駅で降りたら定禅寺通りを西に向かうといいですよ。
◎スターライトウィンク
スターライトウィンクはイルミネーションを一斉に消灯させ、少しの間をおいてまた一斉に点灯させるというもので、点灯式を見逃した人もスターライトウィンクで点灯式の気分を味わえますよ。
知らない人はイルミネーションか急に消えて「ん、何だ?」と驚きますが、その様子を観察するのも面白いかも。(ちょっと悪趣味ですか?)
スターライトウィンクは開催中、12月22日を除く毎日18:00、19:00、20:00の3回行われるんですが、18:00のときが一番混雑します。
12月15日(日)にはスターライトウィンクに合わせてピアノ演奏が行われるスターライトウィンクコンサートも開催されますよ。
イルミネーションを見ながらピアノの演奏が聞けるなんて、デートにはピッタリですね。
場所は仙台定禅寺ビルで、時間はスターライトウィンクと同じ18:00、19:00、20:00の3回です。
◎サンタの森の物語(スターライトファンタジー)
そのほかにもクリスマスになると行われる恒例のサンタの森の物語(スターライトファンタジー)も大人気で、道路が通行止めになってイルミネーションの一斉点灯とともに大勢のサンタのパレードやチアダンスなんかが行われます。
開催日:12月22日(日・祝)
開催時間:17:30~19:45
- パレード1回目:17:30~17:55
- パレード2回目:19:25~19:45
開催場所:定禅寺通り(東二番丁通~晩翠通)
開催場所周辺では17:00~20:00まで交通規制が敷かれます
ただ、このイベントは期間中に一回しか行われないので、見ようとするならタイミングを合わせないといけませんね。
また、サンタの森の物語には抽選制で参加することもできます。
昨年の情報です。
氏名、ふりがな、住所、電話番号、メールアドレス、参加人数(例:大人2名、中学生2名、小学生1名、未就学児3名)を記入してsanta.pageant@gmail.comまでメールで応募します(応募は11月31日まで。当選者は12月8日までにメールで連絡があります)。
参加費用は高校生以上が一人1,000円、小中学生が一人500円(未就学児童は無料)となっています。
- 問合せ先:SENDAI光のページェント実行委員会「サンタさん募集」係
- 電話:022-261-6515
衣装を揃えて気の合った仲間や家族で参加すればクリスマスの楽しい思い出になりますね。
駐車場はある?
仙台光のページェントに臨時の駐車場は用意されません。
ですから車で行く場合には駐車場を探さなくてはなりませんが、暗くなってくると定禅寺通り付近の駐車場は常に満車の状態が続き渋滞も発生します。
下に定禅寺通りを中心とした駐車場の地図を貼り付けておきますが、開催場所が地下鉄匂当台駅のすぐ近くということを考えると、近くの地下鉄の駅周辺の駐車場に車を停めて地下鉄で匂当台駅に向かうという方法もアリかと思います。
(仙台駅周辺の駐車場はコチラ)
広瀬通駅や仙台駅近くならダイヤパーク、北四番丁駅の近くならリパーク仙台北四番丁駅やパークジャパン仙台上杉第7駐車場、パークジャパン仙台上杉第2駐車場など(いずれも表記外)があります。
また、リパークtoppi!など予約できる駐車場もありますので、事前に予約しておけば安心ですね。
(リパークtoppi!はコチラ)
仙台光のページェントの歴史
太平洋戦争のアメリカ軍の空襲によって焼け野原になってしまった仙台市の復興のシンボルとなったのが、街路樹として植えられたケヤキの並木でした。
そして1986年「杜の都から光の都へ」を合言葉に、市民の有志がボランティアでケヤキ並木をイルミネーションで飾ったのが始まりで、開始当初の電球数は現在の半分程度の約30万個でした。
そしてその運営資金は地方公共団体からの支援はあるものの、半分以上は企業からの寄付と募金によってまかなわれていて、市民ボランティアが中心となったイルミネーションイベントの先駆けとなったのが仙台光のページェントです。
寄付と募金が運営資金の中心であるため、その規模は景気の動向に左右されることも多いんですけど、人の流れや場所を考慮し、見せ方を工夫するなどして電球数の少ないときでも来場者数が大きく減ることなく続けられています。
東日本大震災が発生した2011年もLED電球すべてが使えなくなったという被害を受けながら、LED電球を新規に購入するなどの対策で238万人の来場者を呼びました。
仙台市民の心意気を感じますね。
ちなみにページェント(pageant)とは野外劇とか、野外での大きな催しとかいう意味らしいです。
発音をカタカナ表記すると「パジェンツ」みたいな感じです。
ページェントというのは日本的な発音ですね。
終わりに
楽天トラベルのイルミネーションランキングでも上位に入る仙台光のページェントは、昨年はスタートが一週間ほど遅くなりましたが今年は例年通り12月上旬から開始されます。
イルミネーションだけでなく様々なイベントも行われるので大変な人気で、週末や祝日は混雑して歩きにくくなることも起きることが予想されます。
点灯式が行われる初日は特に混雑するんですけど、花金なのでさらに混雑するでしょう。
ですのでもし可能なら平日に訪れたり、遅い時間あるいは初日以外で早い時間に訪れるようにすると混雑を避けられるかもしれません。
12月の仙台はとても寒い時期です。
地元の方は慣れているでしょうが、南のほうから仙台に向かう場合にはしっかり防寒対策を取ってから行くようにしましょう。
イルミネーションを見ている間は寒さも忘れていられますが、帰るときには身にしみる寒さですから。
特に家族連れで行くときにはお子さんの防寒対策は忘れずに。
お子さんは途中で眠ってしまうこともありますからね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。