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節分のいわしの食べ方!子供も喜ぶいわし料理三つをご紹介

節分と聞いてイメージするのは、まず第一に豆まき
その次が最近広く知られるようになった恵方巻きではないでしょうか。
そして、その他にもいわし料理がありますね。

昔から節分にはいわしの頭をひいらきの小枝に挿して魔除けにし
身のほうは食べるという風習があります。

いわしには頭が良くなると言われているEPADHAが豊富に含まれていて
さらに骨の成長に欠かせないカルシウムも豊富なので
育ち盛りのお子さんには是非とも食べさせたい食材ですね。

でも、最近の子供は魚離れが進み
特にいわしなどの青魚はあまり食べてくれません。

 

そこで今回はお子さんでも食べたくなるようないわしの料理

この三つをご紹介します。

 

 

 

 

 

いわしの頭を魔除けにするのは
焼いたときの臭いと煙で鬼が退散するといういわれがあるためです。

でも、いわしの丸焼きは子供はあまり好きではないので
頭は焼いて魔除けに使い
身のほうは丸焼きでない料理をご紹介します。。

 

いわしのハンバーグ

 

 

ハンバーグは子供も大人も大好きですね。
そこで、ひき肉の代わりにいわしを使ったハンバーグを作ります。

 

材料(二人分)

  • いわし(三枚に下ろしたもの):200g(4~5尾くらい)
  • 玉ねぎ:1/4個
  • れんこん:100g
  • パン粉:50g
  • しょうが汁:少々
  • ケチャップとウスターソース:適量

 

三枚におろすことが難しければお魚屋さんで下ろしてもらえますよ。
(頭と骨は魔除けに使うので全部もらって帰ります。)

 

作り方

  1. いわしを包丁でたたいて細かくする。
    (小骨があってもそのままです。)
  2. 匂い消しにしょうが汁を加える。
  3. みじん切りの玉ねぎとれんこんをすりおろして加える。
    (これで食感が良くなり、ふわっとしたハンバーグになります。)
  4. つなぎにパン粉を加える。
  5. 材料を二等分して形を整える。
  6. フライパンで焼く。
    (最初は強火で焦げ目をつけ脂分を閉じ込め
    次にフタをして中火で中まで火が通るように10分ほど焼く。)
  7. 焼き上がったらハンバーグを取り出して皿にのせ
    そのフライパンにケチャップとウスターソースを適量入れてソースを作ってかける。
    (EPAやDHAは多少なりとも脂に含まれて流れ出してしまうので
    フライパンに残った脂分でソースを作っていただきます。)

 

これでカルシウムもEPAもDHAもしっかり摂れるハンバーグが出来上がります。

小骨も小さくなるのであまり気になりません。
どうしても気になるなら、フードプロセッサーで砕くか
すり鉢ですってしまってもオーケーです。

 

 

 

いわしのつみれ

 

 

冬が鍋が美味しい季節ですね。
そこで、いわしでつみれを作って鍋の材料にしてはどうでしょうか?

 

材料(二人分)

  • いわし(三枚に下ろしたもの):200g(4~5尾くらい)
  • ねぎ:1/2本
  • 椎茸のくき:2本
  • しょうが汁:少々
  • 塩:小さじ1/3
  • 卵白:1個

 

作り方

  1. いわしの皮を取って包丁で叩いて細かくする。
    (小骨があってもそのままです。)
  2. ねぎと椎茸のくきをみじん切りにして加える。
  3. しょうが汁と塩を加えてしっかりと練る。
    (しっかり練ることで固まりやすくなります。)
  4. 卵白を加えて均一に混ぜる。
  5. 形を整えて熱湯の中に入れ火を通す(5分くらい)。

 

これでいわしのつみれの出来上がりです。
あとは鍋の材料にしたり、おでんの具にしたり、使い方はアイデアしだいです。

 

いわし(のかば焼き)丼

 

 

うな丼ってみんな大好きですよね。
そんなうな丼を、いわしを使って作ってしまうのがいわし(のかば焼き)丼です。

 

材料(二人分)

  • いわし:4尾
  • 片栗粉:適量
  • サラダ油:大さじ1
  • うなぎの蒲焼のタレ:適量
  • 刻みしょうが:少々
  • ご飯:丼2杯分

 

作り方

  1. いわしのうろこを包丁を使い、尾から頭のほうに向かってこそげ取る。
  2. 頭を切り落とし、腹を少し裂いて内蔵を包丁で取り出す。
  3. 腹を水で洗い、腹を尾びれの付け根まで裂く。
  4. 身を押さえつけながら中骨を取り除く。
  5. 腹骨を包丁でそぎ取り、もう一度水で洗う。
    (上手くいかなかったらピンセットで取り除く。)
  6. いわしについた水分を拭き取り、片栗粉を両面につける。
  7. フラパイパンにサラダ油を入れて熱し、いわしの両面を焼く(中火で両面とも2分程度)。
  8. 弱火にしてうなぎの蒲焼のタレを回しかけてからめる。
    (タレの量はお好みですが、うなぎのときより少ないほうがいいかもしれません。)
  9. 丼に盛ったご飯の上にのせ、その上からフラパイパンに残ったタレをかける。
  10. 刻みしょうがをのせて完成。

 

いわしをさばくのが少し面倒かもしれませんが
頼めばお魚屋さんでやってもらえますよ。

この丼はサンマでもできます。
サンマなら一人で一尾で済むと思います。

 

まとめ

 

  • 節分にはいわしを食べるのがならわし
  • いわしは栄養たっぷりの食材です
  • いわしの丸焼きは敬遠されがちなので、お子様が喜ぶ料理を作ってあげましょう

 

いわしやサンマなどの青魚は、かっては大衆魚でした。
それが今ではサンマやサバは漁獲量が減ってしまい
大衆魚と呼べるのはいわしだけになってしまいました。

いわしは10年前と比べても値段は上がっておらず
それどころか逆に下がっているほどです。

栄養豊富で安いいわしは家族の健康のために最適なお魚です。
子供のうちに魚は美味しいと思えるような料理を作ってあげたいですね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。