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2020年の縁起の良い日は?六曜や天赦日、一粒万倍日などをチェック

私達日本人は結婚式を挙げるなら大安の日がいいとか、友引の日にお葬式を出してはいけないとか、縁起というものにこだわりますね。

先勝や友引、大安といった一番馴染みのある暦注(その日の運勢などについて記載された事項)は六曜ですが、縁起についての事項は六曜だけではありません。

ここでは、六曜や一粒万倍日、天赦日や大明日などから2019年の縁起の良い日を探してみたいと思います。

 

縁起の良い日って?

縁起の良い日とは「何かを始めるのに運勢的に見て良い日」ということです。

六曜では一番縁起が良い日が大安なんですが、他にも縁起が良いとされている日がいくつもあります。

天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)

天赦日とは、百の神が天に昇り万物のすべての罪を赦(ゆる)す日とされていて、何についても最も運勢が良い日とされています。

年に数日しかないとても貴重な吉日です。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)

一粒のお米の籾(もみ)が一万倍もの豊かな稲穂に育つという意味で、開店や仕事始めなど吉事を始めるには良い日とされます。

逆に、借金など凶事も万倍になってしまうという日です。

大明日(だいみょうにち)

この日も全てのことについて大吉の日で、特に建築・旅行に良いとされている日です。

天恩日(てんおんにち)

天の恩恵がある日で吉日なのですが、一粒万倍日と同じように凶事を行ってはいけないとされている日です。

母倉日(ぼそうにち)

母が子を慈しむように天が人を慈しむという日で、吉日であり、特に婚姻に適している日です。

交際を始める日や婚約の日、婚姻届を出す日などにピッタリの日です。

鬼宿日(きしゅくび)

鬼が宿の中にいて出歩かないため、人にとっては鬼に出会うことがないので何事をするにも良い日とされています。

寅の日

十二支の寅の日。虎は千里行って千里戻るといわれていることから旅行に適した日とされますが、離れてしまうので婚礼には不向きの日ともされています。

 

縁起の悪い日

縁起の良い日があるのと逆に縁起が悪いとされる日もたくさんあります。

 

 

受死日(じゅしにち・じゅしび)

運勢最悪の日です。

何をしてもダメな日なんですが、葬式を出すのだけは問題ないとされています。

十死日(じゅうしにち)

受死日に次いで運勢が悪い日ですが、受死日と違って葬式も出してはいけない日とされています。

不成就日(ふじょうじゅび)

何事をしても成就しない日とされていて、事を起こすことは避けたほうがいい日です。

 

2020年の縁起の良い日は?

それでは、縁起の良い日を1月から順に見てみましょう。

縁起の良い日と悪い日が被っていることもあります。(取り消し線で表示しています。)

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

 

まとめ

こうしてみてみると、縁起が良い日って結構たくさんあるんですね。

最も運気が良い大吉日とされるのが天赦日で、2019年には7回あります。

このうち、運気の悪い日(不成就日)と重なっていないのは次の7日間です。

1月22日(水)  天赦日・一粒万倍日・天恩日

2月5日(水)  天赦日・寅の日

4月5日(日)  天赦日・寅の日

6月20日(土)  天赦日・一粒万倍日

9月2日(水) 天赦日

11月1日(日) 天赦日

11月17日(火)) 天赦日・天恩日

なかでも、天赦日と一粒万倍日が重なる日が最も縁起が良いとされているので、2020年の一番縁起が良い日は1月22日と6月20日になります。

 

六曜にしろ暦注にしろ科学的根拠のないもので、どちらかと言うと昔の人の知恵的なところがあります。

でも、何かをしようとするときに、縁起が良いと言われる日を選べば安心できます。

縁起が良い日、悪い日というのはそういった心の平静を得るためのものなのかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。