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品川神社例大祭2018の開催情報!ちょっと変わった神輿の担ぎ方とは?

品川には二つの天王社(スサノオノミコトを祭神とする神社)があり、南にあるのが荏原神社、北にあるのが品川神社です。

荏原神社の例大祭である荏原天王祭と、品川神社例大祭を合わせて品川天王祭と呼んでいますが、ここでは品川神社例大祭2018の開催情報などについてご紹介します。

(参考:荏原天王祭2018の開催情報!アクセス方法や駐車場は?

 

 

 

品川神社例大祭2018 開催情報

 

  • 開催日:2018年6月8日(金)~10日(日)
  • 開催場所:品川神社
  • 住所:東京都品川区北品川3丁目7-15
  • 電話:03-3474-5575

 

 

品川神社例大祭へのアクセス

品川神社例大祭では三日間とも交通規制が敷かれますので、公共交通機関を利用したほうがいいと思います。

電車を利用する場合

京浜急行・新馬場駅から約400m 徒歩約5分。

 

 

 

車を利用する場合

品川神社に一番近い高速道路の出口は、首都高速2号目黒線の戸越出口です。

そこから品川神社までは10分ほどです。

 

 

駐車場

品川神社には5台分の駐車場がありますが、例大祭の期間中は使用できません。

従って、品川神社例大祭のときには周辺の有料駐車場を利用することになります。

(品川神社周辺の駐車場はコチラ

ただし、どの駐車場も収容台数はあまり多くありません。

 

 

品川神社の神輿

二つの神輿

品川神社は徳川家と関わりが深く、三代将軍徳川家光が神輿を寄贈したこともあります。

品川神社にはその神輿を模して造った重量が480貫(1.8トン)もある大神輿と、それより少し小ぶりな重量380貫(1.4トン)の中神輿があります。

大神輿は国の慶事のときにしか渡御には使用されず、最近では2007年に悠仁親王ご誕生奉祝行事として渡御したのが最後なので、もう10年以上前のことになります。

品川神社例大祭で渡御に使われるのは中神輿のほうですが、それでも重量は1.4トンもあり、50人で担いだとしても一人あたり30キロ弱もの負担になります。

 

城南担ぎ

品川神社の神輿は担ぎ棒が進行方向に対して垂直になっていて、担ぎ手は神輿本体をはさんで向かい合わせに担ぐのが本来の担ぎ方です。

従って、前に進むときにはカニ歩きのような足の進め方になります。

そして、前に進んでは少し戻り、小刻みに神輿を揺らすというとっても疲れる担ぎ方で神輿を進ませます。

時間もかかりますね~。

そのために、担ぎ手はたびたび交代して渡御を続けます。

このような担ぎ方を城南担ぎと言い、この担ぎ方はこの地域がもともと漁師町だったために、神輿が波にもまれる漁船を表しているのだということです。

 

 

「エイサー」「オイサー」の掛け声も勇ましく力いっぱい担いでますが、あまり進んでないですね。

こりゃ疲れます。

 

町神輿の連合渡御

土曜日の午後5時過ぎころから、町内神輿の連合渡御が行われます。

4基の町神輿は新馬場北口通りを練り歩いたあと、第一京浜(国道15号線)から品川神社に入る急な53段の石段を登って宮入します。

町神輿とは言え、かなりの重量があります。

この神輿が急な石垣を上る姿も見どころの一つになっていて、大勢の人が見物に訪れます。

 

 

傾斜のあるところでは上のほうの人に負荷がかかりますから、先頭の担ぎ手の人は必死ですね。

神輿の前方の屋根に取り付けられているのは「御神面」と呼ばれているお面で、荏原天王祭の神輿も御神面を付けています。

 

最後に

品川神社は「北の天王社」、荏原神社は「南の天王社」と呼ばれていて、例大祭のときにはそれぞれの氏子たちは猛烈なライバル心を燃やして張り合うそうです。

この二つの神社は直線距離で400mほどしか離れてなく、歩いても10分くらいで行けます。

どちらの例大祭も同じ頃に行われますので、両方とも楽しむのもいいですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。