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浅草酉の市2018!場所やアクセス方法、駐車場や熊手の値段は?

毎年11月の酉の日に行われる酉の市

酉の市はおもに関東の神社で酉の日に開催される商売繁盛などを願うお祭りで、酉の市ですぐに頭に浮かぶのは縁起熊手ですね。

ずらりと並んだ露店で色んな種類の縁起熊手が売られています。

今回は数ある酉の市のなかでも日本最大の酉の市である鷲神社(おおとりじんじゃ)の酉の市の開催情報や縁起熊手のことなどをご紹介をします。

 

 

 

浅草酉の市2018 開催情報

 

浅草酉の市2018

  • 開催場所:鷲(おおとり)神社
  • 住所:東京都台東区千束3丁目18番7号
  • 電話:03-3878-0010
  • 開催日時
    2018年11月1日(木)0:00~24:00(一の酉)
    2018年11月13日(火)0:00~24:00(二の酉)
    2018年11月25日(日)0:00~24:00(三の酉)

 

 

お祭り自体は3日間とも24時間の開催で、その間は屋台も24時間開いてますが、御祭儀(神殿で行われる儀礼)は前日も行われ、日時は次のようになっています(計6回)。

◆宵宮祭 

◆当日祭

ご祈祷はこのときに受けることになり、受付は当日のほか事前予約も行っています。(一般の方の参列も可。)

◆予約受付期間

(ご祈祷料は5,000円からで、遠方の方は郵便振替や代引きでも申し込め、祈祷済みの御札がおくられてきます。)

 

浅草酉の市へのアクセス

酉の市が開催される鷲神社の近くには収容台数の多い駐車場はなく、またすぐ近くをつくばエクスプレスが通っていますので、アクセスには公共交通機関を利用するのが便利です。

こんなところがアクセスしやすいルートです。

 

どうしても車で、という場合には近くに幾つか駐車場もありますが、1箇所あたりの収容台数は12台以下と少ないので気をつけてください。

 

 

縁起熊手の値段・買い方と処分方法

◆縁起熊手の値段

福をかき込むとして縁起物の熊手。

その種類も芸能人や相撲取りの名前が入ったもの、キャラクターものなど千差万別です。

そして値段も安いものは千円の小さいものから、高いものは何十万円もする豪華なものまであります。

売れ筋は5千円から3万円くらいのもののようですが、1万円も出せばかなり見栄えのするものが買えますよ。

ただ、熊手は毎年購入し段々大きなものにするのがいいとされていますので、最初はあまり高いものを選ばないほうがいいでしょう。

初めての熊手は売れ筋の5千円前後のものがいいと思います。

1万円くらいより高い熊手を買うとお店の人が手締めをしてくれるんですけど、それは翌年以降の楽しみに取っておきましょう。

 

◆縁起熊手の買い方

粋な買い方

「酉の市には縁起熊手」と言うほど、酉の市では縁起熊手を買い求める人が多いのですが、買うときには値切れば値切るほど縁起がいいとされています。

でもただ値切って買えばいいというものではなくて、そこには粋な買い方というものがあります。

「値切り倒して安くなった分をご祝儀としてお店に渡す」 これが縁起熊手の粋な買い方です。

「せっかく値切ったのに~」なんて言ってはいけませんよ。

ご祝儀を出した方は大名気分を味わえ、もらった方は得した気分になって双方満足。

「宵越しの金は持たねえ」という江戸っ子の心意気にぴったりの買い方です。

 

こうして買い求めた縁起熊手は、玄関の目線より高いところに福が入ってくるように入り口に向けて飾るか、神棚にお供えしましょう。

 

また、縁起熊手は少しずつ大きくしていったほうがいいと言われているので、いきなり大きなものを買ってしまうとあとで困りますよ。

 

そして来年も縁起熊手を購入するなら、同じお店で買うようにしましょう。

お店の人と顔馴染みになると安い縁起熊手でも締めを打ってくれたり、いろんなサービスを受けられることもあるからです。

 

◆縁起熊手の処分は?

縁起熊手のご利益は1年間続くと言われているので、基本は来年の酉の市まで飾ります。

でも、1年経ったあとはどう処分すればいいのでしょうか?

可燃物としてゴミの日に出すのはバチがあたりそうですね。

 

縁起熊手は拝んでないのでそんなこともないのですが、再度酉の市で縁起熊手を買い求めるのであれば、そのときに返却すれば引き取ってもらえます。

酉の市に行っても縁起熊手を買わないときには、酉の市の日に神社境内に「熊手納め所」が用意してあるのでそこに納めます。

 

酉の市に行かないという場合には、新年早々行われる地域のどんど焼きで燃やしたり、初詣に行った先で用意されている「お札納め所」に納めるようにすればOKです。

 

酉の市とは?

酉の市は毎年11月に鷲神社などで行われるお祭りですが、そもそも酉の市っていったい何なんでしょう?

ここでは酉の市の起源について調べてみました。

◆収穫祭だった

酉の市の起源は江戸時代にまで遡り、花又村(現在の東京都足立区)の大鷲(おおとり)神社の近辺に住む農民たちが、その年の収穫を感謝して鎮守神である鷲大明神に鶏を捧げたのが始まりとされています。

その後、商売繁盛や開運招福を願うお祭りに発展し、縁起熊手や黄金餅(栗餅)などの縁起物が売られるようになり、正月を迎えるお祭りとして定着していったそうです。

(引用:http://allabout.co.jp/gm/gc/431785/)

ちなみに、縁起熊手は今は竹で作られていますが、かっては鍬だったそうですよ。

これなら飾ったあとに農作業で使えるし、農家には必需品ですから便利ですね。

 

終わりに

酉の日とは中国の子・丑・寅・・・という十二支の考えを日にちに当てはめたもので、酉の日は12日ごとに巡ってくるために1ヶ月に2回のときと3回のときがあり、2017年の11月には3回の酉の日があります。

酉の市で縁起熊手を買うときに値段交渉がまとまった時の手締めの「◯◯さん、商売繁盛 いよ~」という声や、「らっしゃ~い」という威勢のいい掛け声には元気をもらえますね。

もうすぐ本格的な寒さがやってくるこの時期に、少し早いお正月の準備として一年の感謝と来年の家内安全・商売繁盛を願って浅草酉の市に出掛けてみませんか?

そのときは是非、縁起熊手のお店に顔を出して値段交渉の楽しみを味わいましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。