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わらびのあく抜きは重曹だけ?代用できる意外なものとは?

暖かくなってくるとふきのとうやつくしなど
山菜が元気いっぱいに芽を出し始めますね。
山菜のなかでも代表格と言えばわらびでしょう。

私は田舎に住んでますのでわらびをよく見かけます。
ジョギングをしていて田んぼのあぜなどにわらびが生えていると
採ってきて食べています。
とは言っても、家でわらびを食べるのは私くらいなので
採るのは少しだけですけどね。

わらびの煮びたしなんかは春を感じる食べ物として
心もホッとしてくるんですが、面倒なのはあく抜きです。

わらびのあく抜きとしてよく知られているのは
重曹を使ったあく抜きです。

わらびを採ってきてさてあく抜き、と思っても
どこに片付けたのか分からない、
あるいは使いきってしまったことを忘れて重曹がない。
あなたもそんな経験ありませんか?

私も去年そんなことがあったので
ほかの方法でわらびのあく抜きができないか調べました。
すると、意外なものが重曹の代わりになることが分かりました。

それは椿の葉でした。

 

今回は

  1. 椿の葉を使ったわらびのあく抜きの方法
  2. 小麦粉を使ったわらびのあく抜きの方法
  3. 定番の重曹を使ったわらびのあく抜きの方法

この三つをご紹介します。

 

 

 

椿の葉を使ったわらびのあく抜きの仕方

 

 

椿は常緑性の植物で一年中葉っぱは枯れることはなく
その花の色も鮮やかで見る人を楽しませてくれます。
その椿の葉がわらびのあく抜きに使えるなんて驚きですね。

 

椿の葉を使ったわらびのあく抜き方法

  1. わらびの下の方に固いところがあれば切り落として鍋に入れる
  2. その上に椿の葉をたっぷり二重ねくらい敷き詰める
  3. その上から熱湯を椿の葉がかぶるくらい注ぐ
  4. わらびが浮いてこないよう軽く蓋をする
  5. そのまま一晩放置する

 

これでわらびのあくが抜けるなんて驚きですね。

よく考えてみれば、わらびは重曹なんてない昔から食べられていて
そのころには試行錯誤の末、こうやってあくを抜いていたんですね。
先人の知恵は素晴らしい!!!

私の家の敷地にも椿が植えてあるので
早速試してみたら重曹を使った時よりも少し固めでしたが
ちゃんとあく抜きができました。

 

急いでいるときは小麦粉と塩

 

 

重曹を使ったあく抜きは一晩放置しなければならないので
すぐに食べたいときには向きません。

そこで、わらびがすぐに食べられるようになる
小麦粉と塩を使ったわらびのあく抜き方法をご紹介します。

 

小麦粉と塩を使ったわらびのあく抜き方法

用意するもの:水5カップ・小麦粉大さじ4・塩小さじ2
この量はわらびの量で調節します。これでだいたいわらび軽く一握りくらいです。

  1. 水に塩と小麦粉を入れて完全に溶かす
  2. それを鍋に入れてから沸騰させる(沸騰させてからでは小麦粉が溶けないので要注意)
  3. 鍋にわらびを入れ、再度沸騰したら弱火にして3分間ほど煮る
  4. わらびを取り出して流水に10分間くらいさらす

 

これだけでなので、長くても30分くらいで
わらびがすぐに食べられるようになります。

 

重曹を使ったわらびのあく抜き方法

 

 

わらびのアク抜きとして一番オーソドックスな重曹を使う方法です。

 

重曹を使ったわらびのあく抜き方法

用意するもの:水5カップ・重曹小さじ1
この量もわらび軽く一握りくらいです。

  1. 鍋に水を入れて沸騰させてから重曹を入れる
  2. 火を止めてあら熱を取る
  3. わらびが全部お湯に浸かるようにして入れる
  4. そのまま一晩放置する

 

気をつけなければいけないのは、重曹をたくさん入れ過ぎないことです。
重曹が多いとわらびがクタクタに溶けてしまったようになります。

鍋から取り出して流水で水洗いすれば、わらびはもうそのまま食べられます。
再度茹でる必要はありません。

重曹の代わりにベーキングパウダーでも同様にできます。

 

 

いかがだったでしょうか?

わらびは春を感じさせてくれる美味しい山菜ですが
そのままではあくが強くてとても食べられません。

私も初めてわらびを採ってきたときは
そんなこと全然知らずにただ茹でただけで醤油で味付けし
口に入れたときは「こんなマズイものよく食べるな」と思ったものでした。

母親から重曹を使ったあく抜きを教えてもらってからは
わらびを食べることが春の楽しみになりました。

わらびには栄養成分も結構多く含まれていて
老化防止に良いとされるビタミンB2や
妊婦さんに必要とされる葉酸がたくさん含まれています。

上手にあく抜きをして春の味覚を楽しみましょう。
天日干しにすれば長期保管もできますよ。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。