江戸川区花火大会は東京都内の人気花火大会ランキングの5位に入る大規模な花火大会です。
江戸川の対岸の千葉県市川市で開催される市川市民納涼花火大会と同時開催され、昨年の観客動員数は二つの花火大会を合わせると139万人で、全国一となりました。
今回は、江戸川区花火大会2018の開催情報、観覧の穴場や有料席の情報などをご紹介します。
江戸川区花火大会2018開催情報
- 開催日:2018年8月4日(土)(雨天の場合や翌日に順延 翌日も荒天の場合は中止)
- 打上場所:東京都江戸川区 都立篠崎公園先 江戸川河川敷
- 打上げ時間:19:15~20:30
- 打上数:約1万4000発
- 問合せ先:江戸川区花火大会実行委員会事務局
- 電話:03-5662-0523
花火鑑賞の穴場
篠崎緑地10号
篠崎緑地10号は花火の打上場所である江戸川河川敷に連なるところにあり、花火鑑賞のメインとなる場所で、穴場とは言えないかもしれませんがオススメのスポットです。
打上げ場所に近いので、大迫力で花火を楽しむことができます。
多くの人が知っているスポットなので混雑しそうに思いますが、篠崎緑地10号は東京ドームの数倍の広さがあり、花火大会が始まってからでも鑑賞場所が確保できるほどの余裕があります。
篠崎緑地10号へのアクセス
都営新宿線・篠崎駅から徒歩約12分
篠崎公園
篠崎公園は東京ドームの24倍の敷地に野球場やテニスコート、バーベキュー広場などを備えた総合公園です。
こちらも打上げ場所から近いので、迫力ある花火を鑑賞することができます。
(篠崎公園は敷地が大きいA地区と、少し南の柴又街道沿いにあるB地区の二つがあります)
ただ、公園内にはクスノキや桜、けやきなどの樹木が植えられていますので、場所取りをするときには樹木の葉で視界が遮られないような場所を選びましょう。
駐車場も二ヶ所(有料 241台分)用意されていますが、江戸川区花火大会のときは利用できません。
篠崎公園へのアクセス
A地区
- JR総武線・小岩駅より京成バス72系統「浅間神社」で下車、徒歩約4分
- 都営新宿線・塩崎駅から徒歩約16分
B地区
- JR総武線・小岩駅より京成バス73系統「小岩消防署」で下車、徒歩約1分
- 都営新宿線・塩崎駅から徒歩約15分
江戸川河川敷緑地
江戸川河川敷緑地は千葉県市川市が運営する野球場やサッカー場などを備えた施設です。
江戸川区花火大会は江戸川区側のほうが混雑しますので、空いた状態で見たいならオススメのスポットです。
江戸川河川敷緑地へのアクセス
- JR東武本線・市川駅から徒歩約20分
大洲防災公園
こちらも千葉県市川市が運営する公園です。
打上げ場所からは少し離れますが、真正面から花火を鑑賞でき、混雑も比較的緩やかで場所取りもしやすいスポットです。
大洲防災公園へのアクセス
- JR総武本線・市川駅から徒歩約16分
市川市民納涼花火大会 行徳会場
同時開催されるお隣の市川市民納涼花火大会の会場です。
打上げ場所から遠くなりますが、混雑が少なくゆったりと見られる場所です。
行徳会場へのアクセス
- 東京メトロ東西線・妙典駅から徒歩約17分
タワーホール船堀展望室
日本夜景遺産に認定されたタワーホール船堀展望室は、打上げ場所からはかなり離れますが花火も夜景も両方楽しみたい方にオススメです。
入場は無料で、エレベーターで午後9時30分まで上がれます。
有料の駐車場もあるので車でも行けます。(161台分 料金:最初の1時間が200円 それ以降は1時間毎に100円)
タワーホール船堀へのアクセス
- 都営新宿線・船堀駅北口より徒歩約1分
有料席は?
江戸川区花火大会には有料席は用意されませんが、同時開催の市川市民納涼花火大会で有料席の販売があります。
- 桟敷席:1マス18,000円 4名まで 180cm☓90cm
- ペア席(平面):1シート10,000円 2名まで 150cm☓90cm
- ペア席(斜面):1シート 9,000円 2名まで 150cm☓90cm
- 椅子席:1席6,000円 1席1名 パイプ椅子
桟敷席は板敷きで、ペア席はブルーシート敷きです。
今年の有料席の発売開始時期はまだ発表されていませんが、例年だと6月の終り頃からの発売になります。
購入はチケットぴあで行い、電話予約、インターネット、店頭購入(チケットぴあ店舗・セブンイレブン・サークルKサンクス)の三つの方法があります。
市川側での鑑賞になるので、アクセスもそちらになります。
- JR市川駅南口より徒歩約15分
花火大会当日の市川駅は大変混雑しますので、京成本線の市川真間駅や甲府台駅を利用するのもいいでしょう。
どちらの駅からも徒歩で20分ほどです。
交通規制
江戸川区花火大会には駐車場や駐輪場は用意されず、午後5時から周辺に交通規制も敷かれます。
近くまでに行くのも車を利用すると大変な渋滞が発生し、近隣住民の迷惑になるだけでなく、緊急車両の通行の妨げにもなります。
花火見物に行くときには、少し歩くことになりますが公共交通機関を利用するようにしましょう。
(市川市民納涼花火大会には自転車のみの駐輪場が大洲中学校に用意されます。)
(引用:http://www.city.edogawa.tokyo.jp/hanabi/kisei/kiseizu.html)
終りに
最初の5秒間に1000発の花火を打ち上げるというオープニングで始まる江戸川区花火大会。
有名な花火大会は大混雑するのが通例ですが、一番混む篠崎公園Aでも場所を選ばなければ花火当日の夕方でも場所取りはできます。
他の人気花火大会と比べて比較的ゆったりと見られるのが江戸川区花火大会の特徴です。
でも、大変なのは帰るときです。
来るときはバラバラに来ても、帰るときはみんなが一斉に動き出し、電車に乗るまで長時間待たなければなりません。
家に着いたら翌日だったなんてこともあります。
この状態を回避するには、名残惜しいのですが花火終了の少し前には会場をあとにすることです。
その代りにオープニングは見逃さないよう早めに会場に行って場所を確保しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。