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神田祭2019!ベストな日程やアクセス方法は?

日本人ってお祭りのためだけに1年を過ごしている人もいるくらい、本当にお祭り好きの人が多いですが、「京都の祇園祭」「大阪の天神祭」とともに、日本三大祭りに数えられているのが神田祭です。

神田祭の起源については詳細な記録が残ってなくて明らかではありません。

一説によると徳川家康が戦いの勝利を願って神社で毎日祈祷させていたところ、例祭の日の9月15日に関ヶ原の戦いで勝利を収めたことで家康の崇敬するところとなり、社殿や神輿などを寄進し神田祭が始まったとのことです。

第二次世界大戦の東京大空襲でも戦火を免れた神田神社は、姫路城のように何か神がかったものがあるんですね。

今回は神田祭2019の開催情報、観覧にベストな日程などをご紹介します。

 

 

 

神田祭2019 開催情報

 

神田祭2019

  • 開催日:2019年5月9日(木)~15日(水)
  • 開催場所:神田明神(神田神社)及びその周辺
  • 住所:東京都千代田区外神田2-16-2
  • 問合せ先:神田明神
  • 電話:03-32554-0753

 

 

神田祭の大祭はかっては毎年斎行されていましたが、日枝神社の山王祭と隔年で斎行されることになり、現在では西暦の奇数年に斎行されています。

大祭は毎年行われているわけではないので注意が必要です。

二年に一度だから、祭りに参加する人たちの意気込みも相当なものです。

明治以前はは山車の巡行が見せ場でしたが、路面電車の開通や電柱の設置で山車の巡行がままならなくなり、今では町神輿の巡行がメインになっています。

 

 

神田祭の見どころはいつ?

神田祭は一週間もあるので、いつ行ったらいいか迷ってしまいそうですね。

神田祭の日程は次のようになっています。

このうち神田祭に行ったら何としても見ておきたいのが神幸祭神輿宮入です。

なので、5月11日と12日はぜひ押さえておきたいですね。

できれば朝から一日中です。

土日と重なるように日程が組まれていますので、大変な人出で賑わいますよ。

 

神幸祭

5月11日の終日に渡って行われます。

お祭りと言えば神輿はつきものですね。

神田祭でも氏神様が乗られた三基の神輿、「一の宮鳳輦(ほうれん)(だいこく様が乗る)」、「二の宮神輿(えびす様が乗る)」、「三の宮鳳輦(まさかど様が乗る)」が巫女たちと共に町内を巡る神幸祭が行われます(まさかど様とは平将門のことです)。

神輿は午前8時に神田明神を出発し、大手町、将門塚、和泉公園、日本橋三越、秋葉原、というルートで巡行します。

神田明神に帰ってくるのは午後7時ころです。

 

 

そしてこの神幸祭で見逃してはならないのが、他所のお祭りではあまり見ることができない附け祭(つけまつり)です。

附け祭とは「神田祭と言えば附け祭」と言われたほど、神輿と並んで人気を博している出し物で、曳物(ひきもの)と呼ばれる巨大なハリボテの人形や武者行列、流行りの衣装を着た人たちが仮装行列するという出し物です。

附け祭と神輿行列が日本橋で山車とともに合流すると、その人数は数千人もの規模になります。

 

 

神輿宮入

神輿宮入は神幸祭の翌日、5月12日に終日に渡って行われます。

各町内の氏子自慢の神輿が一斉に集結して午前9時ころから次々に宮入し、その後は町へと繰り出して行きます。

90基もの神輿が「セイヤ!セイヤ!」の掛け声とともに担がれていく神輿は勇壮です。

なかでもクライマックスは夕刻に宮入する旧神田市場の巨大神輿で、迫力と熱気に圧倒されますよ。

 

 

神輿を見ようとすごい数の人が集まっていますので、ケガをしないように注意してくださいね。

JR秋葉原駅西側の中央通り神輿天国になりますので、ビュースポットのひとつになりますよ。

 

 

神田明神へのアクセス

◆JRを利用する場合

◆地下鉄を利用する場合

◆バスを利用する場合

◆車を利用する場合

神田祭では交通規制も実施され、神田明神周辺の道路は大変に混雑しますので車でのアクセスはおすすめできません。

どうしても車で、という場合には

神田明神付近の駐車場には、水林駐車場、湯島ガレージ、タイムズ東都文京病院などがありますが、いずれも収容台数はそんなに多くありません。

↓ 神田明神周辺の駐車場(Pのマークをクリックすると詳細が表示されます。)

 

終わりに

神田祭の開催期間はは5月9日から15日までの予定ですが、直近では2011年に東日本大震災の影響で一番の見どころである神幸祭や神輿宮入などが中止になりました。

今年は何事もなければいいですね。

神田祭は実に見どころの多いお祭りです。

神幸祭や神輿宮入を見るチャンスがなくても、最終日の例大祭なんかも厳かな気分を味わえますよ。

予定を調整して一週間のうち一日くらいは神田明神に足を運んではいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。