夏になると毎年どこも夏祭りで賑わいますが、なかでも北国の夏祭りは短い夏を惜しむように盛大なものが多いような気がします。
ドラマ「北の国から」でおなじみの北海道の富良野で行われるへそ祭りもそのひとつで、夏の北海道を代表するお祭りとして多くの人が集まります。
このへそ祭りは富良野が北海道のへその位置にあることから1969年に始まり、正式名称を北海へそ祭りと言います。
今回は今年で51回目を迎える北海へそ祭りの日程やアクセス、楽しみ方などをご紹介します。
北海へそ祭り2019 開催情報
北海へそ祭り2019
- 開催場所:富良野市新相生通り特設会場(JR富良野駅から徒歩5分)
- 日程:2019年7月28日(日)・29日(月)の2日間(雨天決行)
- 時間:28日・15:00~21:00 / 29日・10:00~21:00
- 北海へそ踊り大会開催時間:19:00~20:00
- 問合せ先:富良野市役所商工観光課
- 電話:0167-39-2312
北海へそ祭りへのアクセス
2016年3月36日に北海道新幹線が開通したとは言え、本州以南に住んでいる人にとって、特に関東以南に住んでいる人には北海道はまだ遠い憧れの土地ですね。
富良野に行くには電車なら新幹線で新函館北斗まで行き、そこからJRで札幌~富良野というコース、飛行機なら旭川空港か新千歳空港まで飛んで、そこからバスとJRを利用して富良野までというのが一般的なアクセス方法です。
富良野駅から会場までは徒歩すぐです。
車でのアクセス
富良野まで車で行く場合、高速道路のインターチェンジまでかなり遠いので結構な時間がかかります。
三笠IC経由
道央自動車道・三笠ICから富良野までは車で約1時間20分
占冠経由
道央自動車道・占冠ICより富良野までは車で約1時間25分
飛行機の所要時間
新千歳空港まで
- 羽田空港から1時間30分
- 成田空港から1時間40分
- 関西国際空港から1時間50分
- 広島空港から1時間50分
- 福岡空港から2時間35分
旭川空港まで
- 羽田空港から1時間40分
- 成田空港から1時間45分
- 中部国際空港から1時間45分
- 伊丹空港から1時間55分
- 関西国際空港から1時間50分
電車のみ利用の場合
- 新函館北斗駅より特急「スーパー北斗」または「北斗」に乗車
- 約3時間半で札幌駅に到着
- 札幌駅からJR函館本線に乗車
- 約50分で滝川駅に到着
- 滝川駅からJR根室本線に乗車
- 約1時間10分で富良野駅に到着
札幌駅から富良野まで行く特急フラノラベンダーエクスプレスもあります。(所要時間約2時間)
飛行機併用の場合
新千歳空港から
- 新千歳空港からJR千歳線に乗車
- 約40分で札幌駅に到着
- 札幌駅からJR函館本線に乗車
- 約50分で滝川駅に到着
- 滝川駅からJR根室本線に乗車
- 約1時間10分で富良野駅に到着
札幌駅から富良野まで行く特急フラノラベンダーエクスプレスもあります。(所要時間約2時間)
旭川空港から
- 空港連絡バスで旭川駅へ(所要時間約35分)
- 旭川駅からJR富良野線に乗車
- 約1時間10分で富良野駅に到着
北海へそ祭りの駐車場
車で行く場合、北海へそ祭りには臨時駐車場が500台分ほど用意されます。
- 富良野市役所
- 富良野総合スポーツ公園
- 富良野小学校
- 富良野市図書館
などが臨時駐車場となる予定ですが、詳しくは富良野市役所商工観光課までお問い合わせください。
当日なら富良野駅横の観光案内所でパンフレットを配布していて、そこにも駐車場が紹介されています。
都会でのお祭りほど駐車場が混雑しないのも魅力です。
北海へそ祭りの楽しみ方
飛び入り参加
お祭りは見ても楽しいんですけど、参加したほうがもっと楽しいですよね。
北海へそ祭りは飛び入りでも参加できちゃうんです。
28日と29日の両日とも、15:00から17:00までの間に本部テントで参加受付をすればオーケーです。
ただし、人数制限があるので早めに申し込んで下さい。
北海へそ祭り 飛び入り参加
参加料:2.000円(衣装持ち込みの場合は500円)
- 衣装(使用後は持ち帰り)
- 図腹描き
図腹とはお腹に顔の絵を描くこと。
一人でお腹に絵を書くのは難しいんですけど、参加料を払えば描いてもらえます。
「お腹を見せるのはちょっと抵抗が・・・」という人は浴衣や図腹を描いたTシャツを着てもいいんですよ。
仮装でもオーケーです。
へそ踊りへの参加は団体での申込みが基本なんですが、飛び入り参加の人全員でチームを作ります。
どうやって踊ったらいいのか分からない、という人はコチラから正調図腹踊りと浴衣踊りの動画をダウンロードできますよ。
どちらもそんなに難しい踊りではないので、身体に自信がある方もない方も19時から始まるへそ踊り大会で弾けちゃいましょう。
ビールパーティー
お祭りに欠かせないのがお酒ですね。
北海へそ祭りでは18時30分からビールパーティーが始まります(両日とも)。
料金は1,500円で飲み物券3枚とおつまみ引換券が1枚つきます。
お楽しみ抽選券もついていて抽選は28日の20時30分からなので、29日にビールパーティーに参加する人も28日に抽選箱に投函すれば抽選に参加できます。
当日に景品を取りにいけなくてもホームページに掲載されるので安心ですよ。
グルメも
お祭りにつきもののグルメも当然あります。
新たに「へそのまちグルメグランプリ」と銘打った食べのもののイベントも開催されます。
へそのまちにちなんだご当地グルメってどんなものなんでしょうね。
「食べて飲んで見て踊って」とお祭りの楽しさを思いっきり堪能できるのが北海へそ祭りです。
終わりに
本州以南に住んでいる人にとって北海道って広大なところで、住んでいる人もおおらかな人がたくさんという印象ですよね。
宴会の席でも見なくなったヘソ踊りをみんなの前で披露しちゃおうと言うのですから、北海へそ祭りもまさにそんなおおらかな人たちのお祭りです。
7月の終わりともなれば学校や夏休みに入っていますし、今年は開催日が土日なのでたいへん盛り上がることでしょう。
飛び入り参加は人数制限がありますが、事前に参加申し込みをすれば誰でも参加可能ですよ。
少し早い夏休みを取って家族揃って北海へそ祭りに参加して踊るのはどうでしょう。
きっと忘れられない楽しい思い出になると思いますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。