旭川冬まつりは、冬の北海道のイベントとしてはさっぽろ雪まつりに次ぐ規模の入場者を誇る大きなイベントで、2019年は期間中に98万人もの人で賑わいました。
ここでは、旭川冬まつり2020の日程や会場などの開催情報、ゲストやアクセス、駐車場などの情報をご紹介しています。
旭川冬まつり2020 開催情報
開催日:2020年2月6日(木)~11日(火・建国記念日)
会場:旭川市石狩川旭橋河畔(メイン会場)及び平和通買物公園
開催時間:9:00~21:00(最終日のみ20:00まで)
↓石狩川旭橋河畔会場
↓平和通買物公園会場
問合せ先:旭川冬まつり実行委員会
電話:0166-25-7168
2つの会場のほかにも、市内の小学校のグラウンドなどを会場とした地域雪あかりも各所で開催され、市民手作りのアイスキャンドルやオブジェが見る人の心を暖めてくれます。
ゲストはの予想は霜降り明星?
旭川冬まつりではステージイベントで行われるそのときの旬のお笑い芸人のショーが人気です。
これまでも
- 2008年:小島よしお
- 2010年:東京03
- 2013年:すぎちゃん
- 2016年:とにかく明るい安村/どぶろっく
- 2017年:永野/ホリ
- 2018年:ブルゾンちえみwithB/中村涼子
- 2019年:ANZEN漫才
と有名芸能人が何人もゲスト出演されています。
ゲストは前年にブレイクした人のなかから選ばれているようですが、直前にならないと発表されないのでここで予想してみます。
- EXIT
- チョコレートプラネット
- Mr.シャチホコ
- 霜降り明星
- ガンバレルーヤ
- りんごちゃん
- ミキ
- かまいたち
などなどたくさんの候補があげられます。
なかでも本命は、ここのところテレビで見る機会がたいへん多くなった霜降り明星ではないかと思います。
冠番組も持っているのでスケジュールの調整が厳しいでしょうが、大本命です。
詳細が決まりましたら報告いたします。
2020年旭川冬まつりのゲストは大友康平さんや武田鉄矢さんのモノマネでおなじみのりんごちゃんに決定しました。
2月8日(土)の12時から旭川の東芝スノーステージでHBC(北海道放送)ラジオの公開録音として登場します。
このステージにはポップスグループのプラチナボーイズも参加します。
プラチナボーイズは前日の2月7日(金)の19時より(開場18時)イオンモール旭川でミニライブを行いますので、ファンの方はそちらもチェックしてみてください。
花火はいつ?
旭川冬まつりでは旭橋河畔公園で打上げられる冬の花火が大人気です。
今年は昨年と同じく毎日花火が打ち上げられます。(午後7時より)
この花火は雪像に投影されるプロジェクションマッピングとレーザーの演出により、冬の寒さを忘れてしまうほど美しいものになっています。
プロジェクトマッピングも毎日行われる予定です。
旭川冬まつりへのアクセスと駐車場
アクセス
広い北海道の中ほどに位置する旭川市。
アクセスも大変そうに思われがちですけど、そこは北海道第二の都市なのでアクセス方法も分かりやすいですよ。
◆電車・バスを利用する場合(旭川駅まで)
◎札幌駅から:JR函館本線の特急電車で約1時間25分 または高速バス(高速あさひかわ号)で約2時間5分
◎富良野駅から:JR富良野線で約1時間20分
◎南千歳駅(新千歳空港)から:JR千歳線・快速エアポートで約35分で札幌駅に、札幌駅からは上記
◎旭川空港から:ふらのバス・ラベンダー号で約40分 または旭川電気軌道空港線で約30分
◆車を利用する場合
道央自動車道を旭川鷹栖ICで下りると、石狩川旭橋河畔会場へは約11分、平和通買物公園会場へはへは約12分で着きます(どちらも有料区間あり)。
駐車場及びシャトルバス
旭川冬まつりでは臨時駐車場は用意されませんので公共交通機関の利用が便利です。
(保育園児・幼稚園児の団体や身体障がい者の方はコチラから申請によって利用することができます。)
旭川駅から平和通買物公園へは徒歩だと16分、石狩川旭橋河畔会場には25分ほどかかります。
寒い冬にこれだけ歩くのはちょっとツラいものがありますが、冬まつり期間中は旭川駅~平和通買物公園会場~旭橋河畔会場を巡る無料のシャトルバスが運行されます。
運行時間は9:30から16:30の予定で、20分に1本の間隔で運行されます。
(引用:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/awf/awf_update/d058667_d/fil/japan.pdf)
どうしても車で、という場合には旭川冬まつりでは交通規制は敷かれませんので、近くのコインパーキングなどを利用することになります。
(平和通買物公園会場周辺の駐車場はコチラ)
(旭橋河畔会場周辺の駐車場はコチラ)
旭川冬まつりの見どころ
旭川冬まつりには花火のほかにも見どころがいっぱい。
その中の幾つかをご紹介します。
巨大雪像
旭橋河畔会場は敷地が広いために、そこに造られている雪像は1987年にギネス記録になったほど巨大です。
メインの雪像は自衛隊の方々が造っていて、旭川冬まつりは雪像の数ではさっぽろ雪まつりにはかないませんが、大きさでは優っています。
(旭橋河畔会場はオールバリアフリーになっていますので、車いすで大雪像のバルコニーまで登れます。)
昨年は開催60周年ということで、「名古屋城」と「旧旭川偕行社」の雪像と組み合わせた高さ20メートル、幅140メートルの雪像を制作されましたが、今年はどんな雪像が登場するのか楽しみです。
雪像の数
旭川冬まつりは27基の雪像で1960年にスタートしました。
その後、年を経るごとに雪像の数も増えて今では大雪像のほかに中小50基もの雪像は見る人を楽しませてくれます。
大雪像は自衛隊の方が製作するんですけど、そのほかの雪像は市民参加で作られています。
中雪像といっても大きさは3.5メートル四方のブロックから削り出し、コンテストもあります。
高校生が作る雪像もあるんですよ。
氷彫刻世界大会
平和通買物公園会場では2昼夜(40時間)を費やして製作された氷彫刻のコンテストが行われ、腕自慢の選手たちが個人戦・団体戦で出来栄えを競います。
- 製作:2月6日(木)19:00~2月8日(土)11:00
- 展示:2月8日(土)11:00~2月11日(火・祝)22:00
国内で唯一の国際大会であり、これだけの数の技術の高い繊細な氷彫刻を見られるのは旭川冬まつりだけです。
街あかりイルミネーション
旭川中心部4カ所で2019年11月30日(土)~2020年3月8日(日)の期間、街あかりイルミネーションが灯されます。
点灯式は11月30日、旭川市買物公園アッシュアトリウムで午後3時30分より開催されます。
冬まつりの会場である平和通買物公園も4カ所のうちの一つですので、冬まつりに行かれたらご覧になられたらいかがでしょうか。
街あかりイルミネーション会場
- ナナカマドイルミネーション(宮下通~1条8・9丁目 緑橋通り 17:00~23:00)
- フレンドリーイルミネーション(宮下通~7条通7・8丁目 買物公園 16:30~23:00)
- 動物イルミネーション(4条・6条8・9丁目 緑橋通り 17:00~23:00)
- 緑道イルミネーション(7条通7・8丁目 緑道 16:30~23:00)
※11月30日はすべてのエリアで午後4時30分から点灯が開始され、2020年2月12日からは午後5時30分からの点灯に変更となります。
冬マルシェ
冬マルシェというのは、旭橋河畔会場で催されるグルメ市のことです。
ご当地グルメのラーメンはもちろん、世界の食べ物が集まるかなり大きなスケールのグルメ市です。
寒さを吹き飛ばしてくれるグルメを堪能しちゃいましょう(食べ過ぎに注意)。
営業時間:会期中 10:00~20:00
旭川動物園
旭川市と言えば動物の自然な生態を見せる行動展示で知られた旭山動物園があります。
その旭川動物園が2月6日(木)から2月11日(火)までの6日間を雪あかりの動物園として開園します。
期間中は閉園時間が午後8時30分まで延長されます(通常は午後3時30分)。
園内はたくさんのアイスキャンドルで飾られ、昼間とは一味違った雰囲気の中、夜の動物たちの生態を見ることができます。
冬まつりの会場からは少し離れていますが、JR旭川駅から旭川電気軌道の「旭山動物園行き」に乗って終点まで行きます(所要約40分)。
入園料は大人(高校生以上)が820円です(中学生以下は無料)。
夜の動物園なんてめったに見られないですよ。
冬まつりに行かれたら足を運んでみてはいかがですか。
終わりに
旭川市は北海道のほぼ真ん中に位置しています。
本州以南に住んでいる人にはちょっと遠いと感じられるかもしれませんが、空港もあってアクセスは便利です。
ただ、この時期の旭川の寒さは強烈です。
しっかりと防寒対策をして出かけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。