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西宮十日戎2020!時間や交通規制、駐車場や見どころは?

年が明けるとすぐに日本各地で十日戎が開かれますね。

私の住んでいる隣町の西宮神社(西宮の総本社から分霊した神社)でも、1月10日には午前5時の神事始めを皮切りにえびす大祭が行われていて、2019年も大勢の人で賑わいました。

十日戎の由来は定かではありませんが、兵庫県西宮市にある西宮神社がその起源とされています。

(参考→十日えびすの由来は? 何のお祭りなの?

さすがに全国の西宮神社の総本社らしく、十日戎は3日間に渡って行われ、期間中の人出は100万人にも上ります。

今回は兵庫県西宮の十日戎2019の開催情報や交通規制、駐車場や見どころなどの情報をご紹介します。

 

西宮十日戎2019 開催情報

西宮 十日戎2020

開催場所:西宮神社

住所:兵庫県西宮市社家町(しゃけちょう)1-17

開催日時

  • 1月9日(木・宵戎)8:00~24:00(参拝時間は5:00~24:00)
  • 1月10日(金・本戎)6:00~24:00(参拝時間は6:00~24:00)
  • 1月11日(土・残り福)8:00~24:00(参拝時間は5:00から24:00)

問合せ先:西宮神社

電話:0798-33-0321

西宮神社の十日戎は9日から11日までの3日間なんですけど、忘れてならないのがその前日の8日(水)の午前9時半から行われる大まぐろ奉納です。

詳細は下に書きますが、300キロもあるマグロが十日戎の3日間「招福まぐろ」として拝殿に飾られ、参拝する人がこのまぐろに賽銭を貼り付けています。

 

(引用元:http://nishinomiya-ebisu.com/access/index.html#railway)

西宮神社へのアクセス

◆電車を利用する場合

新幹線を利用する場合は、JR「新大阪駅」からJR東海道山陽本線でJR「大阪駅」へ、そして同じ場所にある阪神電車「梅田駅」から「西宮駅」へ向かいます。

◆バスを利用する場合

十日戎の期間中は、阪急西宮北口駅とJR西宮駅から直通の臨時バスが運行されますので便利です。

◆車を利用する場合

神戸方面より:阪神高速3号神戸線「西宮出口」を降りるとすぐ。

大阪方面より:阪神高速3号神戸線「武庫川出口」を下り、国道23号線を西に向かい「戎前交差点」を右折するとすぐ。

交通規制と駐車場

西宮十日戎には3日間で100万人もの人が訪れますので、神社周辺では広い範囲で交通規制が行われ、周辺の道路はすべて駐車禁止になります。

(引用:https://nishinomiya-ebisu.com/ebisu2019/traffic-map.pdf)

 

(上の図は2019年のものですが、交通規制の範囲は毎年ほとんど変わりません。)

西宮神社には南門近くに100台分の駐車スペースがありますが、十日戎の期間中は利用できません。

なので、車で行かれる場合には周辺の有料駐車場を利用することになります。

西宮神社周辺の駐車場はコチラ

ただし、どの駐車場もかなり混み合いますので、それなりの覚悟が必要です。

西宮神社 十日戎の見どころ

福男選び

西宮神社の十日戎で一番有名なのは福男選びですね。

正式には開門神事福男選びと言い、たった三人の福男の座をめぐって大勢の人が、表大門(赤門)から本堂に向かって230mのコースを突っ走ります。

2009年には6,000人もの人が参加したそうです。驚きですね。

福男選びが行われるのは1月10日の6時からで、この日の十日戎の開催時間が6時になっているのはそのためです。

(引用元:http://www.getyou-free.com/tokusyu/nishinomiya_ebisu/2004ebisu_top.html)

福男選びに参加するには特に資格は必要ありませんが、服装のチェックは厳しく行われます。

紐付きのスポーツシューズを履いて、神事に参加するのにふさわしい服装が求められ、サンダルやコスプレなどは問題外です。

小学生以下のお子さんも危険なので参加は認められません。

 

大勢の人が参加するのですから先頭付近でスタートしないと、とても福男にはなれませんね。

そこで、表大門付近のすぐ後ろのAブロック108名とその後ろに続くBブロック150名が抽選で選ばれます。

抽選は1月9日午後10時より、円満寺駐車場で先着1,500人限定で受け付け、10日午前0時に南門前で行われます。

この抽選に外れたらまず福男にはなれないでしょうね。

 

たった三人の福男選びにこんなにたくさんの人が参加するのは、先着5,000名に無料で授与される「開門神事参拝之証」があるからでしょう。

これをゲットするだけでも福男選びに参加する意義があるというものです。

 

福男選びとは言っていますが女性でも参加でき、そして見事3着までに入ることができれば福男ならぬ福女になれるんですよ。

そんな女性が出てこないものでしょうかね。

大マグロ奉納

七福神の一人のえべっさん(恵比寿さま)は鯛をかついでますね。

それにあやかって、十日戎では神戸市東部水産物卸売組合などの三社が商売繁盛を大漁を祈念して300kg近い本マグロと、大ぶりの雌雄2尾の大鯛を奉納します。

奉納されるのは1月8日の午前9時半で、大マグロはその大きさのために本殿に収めることができず拝殿に置かれ、参拝に訪れた人たちは、カチカチに凍ったマグロに賽銭(硬貨)を貼り付けて「カネが身に付く」と縁起担ぎをします。

ただ、賽銭が落ちてしまうとツキも落ちるらしいので、落ちない上のほうに貼り付けたいなら早く行くほうがよさそうですね。

 

お金の貼り付いたマグロなんてちょっと異様な風景ですが、十日戎の終了後は漁業組合の方によって解体され、関係者に振る舞われるそうです。

お刺身にすると1,600人前もあるそうで、関係者の方にとってはたまらないご馳走ですね。

 

最近ではまぐろの隣りに奉納されている大根やかぼちゃなどの野菜にも賽銭が突き刺さってます。

この野菜も硬貨が刺さっていたところを削って関係者でいただくそうです。

有馬温泉 献湯式

9日の午後2時から、日本三古湯のひとつに数えられている神戸の有馬温泉から金泉(きんせん)が奉納され、湯もみ太鼓が打ち鳴らされるなか、湯もみが披露されます。

この湯もみは浴槽に張ったお湯をもむのではなく、桶に入れたお湯をもみます。

草津温泉の湯もみとはちょっと違った趣向です。

 

混雑を避ける時間帯は?

西宮神社の十日戎は3日間で100万人とも言われる人が参拝に訪れますので、期間中は相当に混雑します。

なかでも、福男選びに6000人ほどの人が集まる10日の本えびすは朝から多くの人がいます。

さらに、福男選びへの参加は先着順なので前日の9日の夜には参加希望者が並び始めています。

また、えびす様が商売の神様なのからか、平日は夕方になっても仕事帰りのサラリーマンの方たちでごった返します。

そんなことを考慮すると、十日戎を混雑をなるべく避けてしかも屋台を楽しみたいのなら、9日の午前10時ころから午後5時ころに行くのがいいでしょう。

朝も比較的空いていますが、屋台が開くのが午前10時ころからなので、あまり早い時間だとまだ営業していないこともあります。

まとめ

西宮神社 十日戎2020

  • 開催期間は2019年1月9日(木)~11日(土)
  • 十日戎期間中は大規模な交通規制が実施される
  • 十日戎では駐車場は用意されない
  • 大マグロ奉納は1月8日午前9時半から
  • 有馬温泉 献湯式は1月9日午後2時から
  • 福男選びは1月10日午前6時から

十日戎の福男選びの参加者が増え始めたのは1998年ころからで、2004年までは参加者は場所取りをしていたそうです。

2005年にくじ引きが行われるようになってからは、連続して一番福になることは難しくなりました。

でも福男選びは参加することに意義があるのであって、新年早々の時期に今年一年を突っ走るために参加するという気持ちがあれば福男になれなくても十分ですね。

参加する方は、くれぐれも転んで怪我をしないよう気をつけましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。