6月と聞いて連想するものは何ですか?
私は「梅雨」「ジューンブライド」「祝日がない月」「あじさい」、とこんなものでしょうか。
6月に結婚式を挙げることをジューンブライドと言いますが、ちょうどその頃に見ごろを迎えるあじさいをブーケにするなんてピッタリだと思いませんか?
でも、あじさいはシトシト降るいやな長雨やカタツムリを連想してしまうので、結婚式で使うものではないという人もいます。
あじさいが大好きで自分の好きな花をブーケにしたい、自分の好きなあじさいを贈ってもらいたいと思っている人もたくさんいると思うのですが、結婚式にあじさいを使うのはふさわしくないんでしょうか?
今回はそんなところをあじさいの花言葉も交えてご紹介します。
結婚祝いにあじさいは大丈夫?
結論から言ってしまうと、「結婚式にタブーな花はない」のです。
花を見れば誰でも優しい気持ちになり、好きな花を結婚式の装花に使ってもいいのです。
ただ、お葬式の供花によく使われるような菊の花だけはさすがに結婚式には使いませんね。
あじさいが結婚式に合わないというのは?
あじさいは上にも書いたようにカタツムリを連想してしまって、「気持ち悪い」「清潔でない」と感じてしまう人もいるようで、食事をするときのテーブルフラワーにふさわしくないと思う人もみえます。
それと、これが一番大きな理由だと思うんですが、あじさいの花言葉です。
あじさいの花は咲いている間に色が何度も変わるので、その花言葉は
- 移り気
- 冷淡
- 無情
- 冷酷
などとつけられていて、あまりいいイメージの花言葉ではありませんね。
しかし、花言葉は国によって違った伝わり方をしていて、いろんな解釈があってどれが正解とは言えません。
現に日本ではたくさんの花が寄り添って咲くあじさいには
- 家族団らん
- 一致団結
- 平和
- 友情
などのプラスなイメージの花言葉がつけられていて、この花言葉なら結婚式にもぴったりですね。
花嫁にピッタリのあじさいの花言葉
あじさいは土壌のpH値や含まれるアルミニウムの量、合成される色素の量で花の色が決まり、咲き始めてから散るまでにも色が変わりますね。
驚いたことにあじさいには花の色ごとにも違う花言葉がついていて、その中でも花嫁さんにピッタリの花言葉をご紹介します。
白
色素を持たないあじさいの花は白くなります。そしてその花言葉は「寛容」です。
白は何にも染まっていない純粋な色で、誰でも受け入れるという広い心を表している花嫁さんにピッタリな花言葉ですね。
青系
あじさいと言えば青や水色、青紫のあじさいを思い浮かべますが、最もポピュラーな色で、雨に打たれながらも長く咲いてくれるこの色の花言葉は「忍耐強い愛」です。
こちらは花嫁さん・花婿さんのどちらにも合う花言葉です。
ピンク・赤紫系
この色のあじさいはあまり見かけませんが、赤系の色は活発さを現していて、花言葉は「元気な女性」です。
花嫁さんだけではなく、女性全般に合う花言葉です。
たいていの花の花言葉はひとつかふたつくらいなんですけど、あじさいにはこの他にも花言葉があります。
あじさいの花言葉の詳細はコチラ
↓ ↓ ↓
花言葉が紫陽花にはたくさん!花の色でも違います
自分で気に入った花言葉を選べば結婚式の装花に使っても大丈夫ですね!
最後に
あじさいは一昔前までは結婚式には使われない花でしたが、時代の移り変わりとともにあじさいに対する見方も変わり、結婚式でもだんだんと使われるようになってきました。
自分の好きな花を結婚式に使うのはテンションも上がるので大賛成で、6月にあじさいのブーケなんてお洒落ですよね。
私なんかは、「結婚式のブーケはバラじゃないと!」というのは生花販売店の策略じゃないかと思っているほどです。
あじさいが大好きでも「あじさいはカタツムリを連想する人がいるから」と言うのであれば、テーブルフラワーに使うのはちょっと遠慮しておいて、ブーケだけでもあじさいで造るというのはどうでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。