日本会議って右翼なの?メンバーは?

政治

皆さんは「日本会議」という団体があることをご存知でしたか?

恥ずかしながら私は全く知りませんでした。  

集団的自衛権行使をめぐる安保法制の議論が白熱してきていますが、衆議院の憲法審議会で与党の参考人として出席した3人の憲法学者が 揃って集団的自衛権行使容認を含む安保関連法案は「違憲」だとの見解を述べました。

その後、参考人として早稲田大学の長谷部恭男教授と慶応大学の小林節名誉教授が記者会見で「日本会議が安倍政権に大きな影響を与えている」と述べ、そのとき初めて日本会議の存在を知りました。  

そこで今回は日本会議のことについて調べてみました。  

日本会議の成り立ち

「日本会議(にっぽんかいぎ)」は1997年5月30日に「日本を守る会」「日本を守る国民会議」が統合して発足しました。

そんなに昔のことではありませんね。

「日本を守る国民会議」という言葉は私の記憶にもあります。

「日本を守る会」は神道系(神社)の団体を中心に組織され、一方の「日本を守る国民会議」はおもに保守系の文化人や政財界の人員で構成されていました。

「日本会議」のメンバーは当然ながらこれらの人たちが中心になっています。    

日本会議の綱領・スローガン

富士山

  日本会議の綱領は次のように記されています。  

一、我々は、悠久の歴史に育まれた伝統と文化を継承し 健全なる国民精神の興隆を期す

一、我々は、国の栄光と自主独立を保持し、 国民各自がその所を得る豊かで秩序ある社会の建設をめざす  

一、我々は、人と自然の調和をはかり、 相互の文化を尊重する共生共栄の世界の実現に寄与する

(日本会議のホームページより引用)

また、設立宣言のなかには「伝統文化が軽んじられ、国を守り社会公共に尽くす気概は失われ、ひたすら己の保身と愉楽だけを求める風潮が社会に蔓延し、今や国家の溶解へと向かいつつある」とあり、この状況を打ち破るための 国民運動を設立したと主張されています。

これって、安部首相が総選挙のときにテレビで言っていた「美しい国、日本を取り戻す」というスローガンと同じですよね。もちろん安部首相も日本会議のメンバーです。

さらに第4安倍内閣の閣僚19人のうち、実に15人が日本会議のメンバーです。  

日本会議は「憲法改正」を標榜しています。

そして戦後の日本の歴史認識を塗り替えるとも言っているそうです。  

だから海外のメディアや知識人たちから 「日本会議は軍国主義だ」「安部政権は日本会議から多大な影響を受けている」 などという批判を受けているんですね。

海外からは日本会議は右翼団体だとの批判もあるようですが右翼団体と聞くと、暴力団を連想してしまいます。

もちろん日本会議は右翼団体ではありません。

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日本会議のメンバー

日本会議の会長は田久保忠衛(たくぼただえ 2015年から)という方で、杏林大学名誉教授であり、政治学者です。

日本会議のメンバー数は全国に約35,000人います。

そしてそのトップにはそうそうたる名前が連なっています。  

 

一例を紹介すると、亡くなった方もふくめて

  • ワコール初代会長
  • ブリヂストンサイクル元会長
  • 東京大学名誉教授
  • 伊勢神宮大宮司
  • 熱田神宮宮司
  • 元警察庁長官
  • 元最高裁判所長官
  • 崇教真光教え主  

などなど、日本の政治や経済に多大な影響を与えうる各界の著名人が会長や副会長、顧問などの役員になっています。

国会議員も自民党員だけでなく、国民民主党や日本維新の会などの議員が 超党派で参加していて、その数は260人を超え 日本会議国会議員懇談会を組織しています。  

さらに47都道府県に日本会議の支部があり 日本会議地方議員連盟も組織されています。

日本会議はこのようにものすごい組織のように感じられますが年会費を納めれば誰でも会員になれるようです。    

まとめ

 ・日本会議は1997年に「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」が統合して組織された 任意団体である。  

・その趣旨は国際社会を生き抜く確固たる理念をもった活力ある日本を作るため。  

・メンバーは約35,000人で、そのトップは日本の政財界、法曹会 、宗教家の重鎮で組織され、国会議員も260人以上が会員になっている。  

・海外のメディアや知識人は「日本会議は軍国主義的であり、安倍政権に対し 強い影響力を持っている」と非難している。    

日本会議については知名度が低いせいか こんなところしか分かりませんでした。  

日本会議についての内容をより知りたいと思ったら年会費を払って会員になってみるのもいいのかもしれませんね。    

 

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。  


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