友人や親戚に子どもが生まれるのはとても嬉しいことですね。

出産の知らせを受けたら「出産祝いを贈らなくちゃ」と思うんですけど、出産祝いっていくらくらいで、いつ贈ればいいのでしょう?

また、普通分娩でなくて帝王切開で出産したときってどうなんでしょうか。

今回はそんな疑問にお答えします。

 

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出産祝いを贈る時期

通常、出産祝いを渡すタイミングは生後7日後から生後1ヶ月の間と言われています。

これには日本古来の風習が関係しています。

赤ちゃんを産むということは、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても生死に関わる一大事です。

特に医療技術が未熟だった昔の時代は、母体や胎児が生命の危機にさらされることも少なくありませんでした。

そして、生まれた赤ちゃんが7日目まで生きていればもう大丈夫だろうということで、生後7日目に命名書を飾ってお祝いをしました。

これがお七夜という儀式です。

そのあと、赤ちゃんが生誕1ヶ月を迎えたことを感謝して産神様に報告する行事が初宮参りです。

誕生祝いはお七夜と初宮参りの間に渡すのが良いということで、生後7日後から1ヶ月の間とされているわけです。

 

しかし、最近では出産後の入院期間が一週間を超えることもあります。

さらに、初宮参りに行く頃は先方様が出産祝いのお返しの準備もしなければいけないので、出産祝いを贈るのにちょうどいい時期は出産後2週間~3週間ころになります。

ただ、母子ともに退院して元気にしているか確認してからのほうがいいでしょう。

なぜなら、出産後すぐのお母さんは身体への負担がとても大きく、格好やお化粧に気を配っていられず「こんな姿を見られたくない」と思っているかもしれないからです。

また、お母さんか赤ちゃんの体調がすぐれないときに「お祝い」なんて非常識だからです。

ただし、身内の人やお母さんとの関係が親密で「早く来てほしい」と言われたときにはこの限りではありません。

 

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出産祝いの相場は?

出産祝いの相場の目安

初めて出産祝いを贈るときにはいくらにすればいいか困ってしまいますね。

相手との間柄や親しさによっても違ってきますが、一応の目安をご紹介しておきます。

 

友人・知人:5千円~1万円

兄・姉:1万円~3万円

弟・妹:5千円~1万円

従兄弟・従姉妹・甥・姪:3千円~5千円

会社の同僚:3千円~5千円

上司・部下:5千円~1万円

親:5万円~10万円

 

上の金額はあくまでも目安です。

弟や妹、従兄弟であってもまだ学生であるなら無理のない金額で、逆に年下でも既に会社を経営しているような場合にはもっと多く包んでもいいでしょう。

会社の同僚や上司に出産祝いを贈る場合には、皆んなで少しづつ出し合ってまとめて贈ることが多いようです。

特に親しい同僚や、可愛がってもらっている上司には個人的に贈るときは上記の金額を参考にしてみて下さい。

また、自分が出産祝いをいただいている相手なら、その金額も考慮しましょう。

 

 

 

出産祝いを贈るときのマナー

何を贈る?

出産祝いに贈るものは次の3種類になります。

  • 現金・商品券
  • プレゼント(品物)
  • 手紙やメールでお祝いのメッセージ

かっては仲良くしていた、あるいは可愛がってもらっていたが、転勤などで離れてしまって長いこと連絡を取り合っていなかったような場合には手紙やメールでメッセージを贈るだけでもいいでしょう。

プレゼントは同じようなものをたくさん受け取る可能性があるため、現金や商品券のほうが喜ばれます。

最近では好きなものを選べるカタログギフトも増えています。

どうしても品物を、という場合にはなるべく実用的なものを贈るようにしますが、食品など賞味期限があるものは避けたほうが無難です。

相手に事前にどういうものが欲しいか聞くのもいいでしょう。

 

現金はどうやって贈る?

お葬式では新札は避けますが、出産祝いに現金を送る場合には新札を揃え、開けたときに肖像画が上にくるようにしてご祝儀袋に入れて贈ります。

ご祝儀袋は蝶結び又は鮑(あわび)結びの水引のついたものを選びます。

手書きで表に濃い墨を使って「御祝」「御出産御祝」などと書き、下に氏名を記入して裏面には金額を記入します。

4文字は縁起が悪いという人もみえますので、4文字にならないよう気をつけましょう。

中袋を使う場合には、中袋の表に金額を漢数字で書いて裏面の左下に住所と氏名を書きます。

薄い墨で書くのはお葬式や法事のときなので、出産祝いのときは濃い墨を使います。

 

 

出産祝いをどう届けるかですが、一番いいのは本人に直接会って渡すことです。

前もって渡す相手に連絡を取って、伺う日をあらかじめ決めておいてそのときに渡すのがベストです。

でも、相手が遠方に住んでいたり、お互いの都合がつかない場合には現金書留で郵送するのもやむを得ません。

郵便局にはご祝儀袋がそのまま入れられる現金書留もありますので、それを利用して送ればオーケーです。

 

2万円でも大丈夫?

結婚式のお祝いでは、2万円とか4万円とか偶数の金額は割り切れるので縁起が悪いとされていますが、出産祝いで贈る金額は偶数でも大丈夫です。

親しい友人に出産祝いを贈る場合、「1万円では少ないし、3万円では多すぎる」ということもあるでしょうから、そんなときには2万円を包んでも問題ありません。

ただ、4万円と9万円は「死」と「苦」を連想させますので、出産祝いではマナー違反になります。

 

帝王切開の場合は?

出産祝いを贈る時期

厚生労働省の発表によると帝王切開による出産の割合は年々増加していて、平成26年には24.8%だったそうです。

約4人に1人が帝王切開で赤ちゃんを出産しているわけです。

帝王切開は手術なので入院期間は通常分娩の倍ほどになり、長いと3週間ほどになることもあります。

赤ちゃんの状態によってはお母さんだけが先に退院することもあります。

手術後の経過も人それぞれで、三日後から普通の状態に戻れたという人もいれば、2週間位はツラかったという人もいます。

ですから、出産祝いに行く時期には気を配らなくてはなりません。

そうなると一番いいのはやはり本人に確認することです。

確認するときも出産後すぐではなく、お母さんの体調が良くなった頃を見計らって、こちらの「行きたい」という気持ちは抑え、本当に相手の都合がいいときを聞くようにしましょう。

 

出産祝いの金額

帝王切開をした場合、手術をしたのでお見舞いという意味もあって出産祝いの金額を多めにしなければいけないのかと思いますが、通常の出産祝いの金額で大丈夫です。

 

終わりに

ここにご紹介したことはあくまでも一般的なことです。

仲のいい友達なら「生まれたらすぐに見に来てね」と約束していることもあるでしょうし、お産が軽ければ「早く友達に会いたい」と思っているお母さんもいることでしょう。

そんなときには入院中に出産祝いに行ってもいいと思いますが、入院中のお母さんは授乳や何やらでけっこう忙しいものです。

あまり長居をしないように気をつけましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。