夜空に浮かぶ無数の星はとても綺麗で、ずっと見てても飽きることがありませんね。

星空を眺めているときに誰でも一度は、宇宙の果てのことについて思いを巡らせたことがあるでしょう。

宇宙の果てはどうなっているんでしょうか。

そして、宇宙の果ての先には何があるんでしょう?

 

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二つの仮説

宇宙はビッグバンによって始まったというのが現代では常識になっています。

アメリカの天文学者であるエドウィン・ハッブルが、観測によって遠い銀河ほど速く遠ざかっていることを突き止め、宇宙が膨張していることを発見しました。

ということは、時間を逆に戻せば宇宙は限りなく小さい高密度な一点に収縮していたことになり、その状態から爆発的に膨張して宇宙ができたというのがビッグバン理論です。

 

 

そして、宇宙の果てのことについて調べていると、よく出てくるのが開いた宇宙閉じた宇宙という宇宙の姿に関する二つの仮説です。

これは、膨張している宇宙がその後どうなるのかという仮説です。

 

開いた宇宙

宇宙に存在する物質には必ず重力が働きますので、星はお互いに引きつけあって通常なら宇宙は縮んでいくはずです。

ところが宇宙が膨張しているということは、膨張させる何らかのエネルギーが働いているからで、そのエネルギーが宇宙全体に存在する物質の重力よりも多いために宇宙は膨張し続ける、というのが開いた宇宙の考え方です。

 

閉じた宇宙

開いた宇宙とは逆に、宇宙に存在する物質の重力がある時点で膨張のエネルギーよりも多くなり、宇宙は収縮に向かうという考え方です。

最終的には宇宙は一点に集まってしまうという考え方で、ビッグバンとは逆のビッグクランチと呼ばれています。

一点に集まった宇宙はそのまま消えてしまうとか、いやいや再びビックバンが起こるとかいろいろ言われています。

 

「開いた宇宙」が正しいのか、「閉じた宇宙」が正しいのかは分かりません。

なぜなら、どちらの仮説も鍵になるのは宇宙にある物質の量によるからで、宇宙には見えないために観測できないダークマター(暗黒物質)という物質があることが分かっているからです。

(宇宙にあるダークマターの量は、目に見える物質の何倍も多いと考えられています。)

 

宇宙論に関しては、天文学者や宇宙物理学者たちが私のような素人にはとても理解できない数式を使って理論を展開していますが、素人なりに分かりやすく将来の宇宙の姿を説明すると上のようになるかと思います。

そして、「開いた宇宙」では宇宙は無限に膨張しているから果てはなく、「閉じた宇宙」では宇宙が収縮に向かったときが宇宙の果てであるということです。

 

でも、これって「宇宙の果てって?」という疑問に対してはどちらも答えになっていないように思いませんか。

「開いた宇宙」も「閉じた宇宙」もどちらも現在の宇宙が膨張していることは認めています。

開いた宇宙の、「宇宙は無限に膨張しているから果てはない」という考えは、今現在を切り取ってみれば宇宙も有限ですし、そのことは閉じた宇宙でも同じで、それが宇宙の果てということになるんではないでしょうか。

 

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私が思う宇宙の果ての先

私は宇宙には果てがあると思っています。

そして宇宙の果ての先には何もないんじゃないかと思っています。

「何もない」というのは物質が存在しない真空の状態ということではなく、空間も時間も文字通り何もない「無」の世界ということです。

この概念は三次元の世界に住んでいる私達にとっては理解しづらいことです。

 

宇宙はビックバンによって始まり、それ以前は「無」の状態であったとされています。

「無」の状態のところにビッグバンが起きて宇宙ができたのですから、つながり方は分かりませんが宇宙の果ては「無」につながっていると考えることはできないでしょうか。

しかし、この「無」が何だったのかは謎のままです。

ここで、「無」とは全ての次元が存在し、全ての時間軸が存在するところと考えたらどうでしょう?

空間も時間も超越した世界で、観測することができたとしても何も無いように見える世界でありながら、どんなことでも可能にするとてつもないパワーを秘めた世界です。

(パワーという表現は適切ではないかもしれませんが。)

 

宇宙の果てはそんなとてつもない「無」の世界につながっているんではないのでしょうか。

 

最後に

宇宙の果ての問題については、天文学者や宇宙物理学者たちの間で様々な議論が交わされています。

でも、素人にはハッブル定数やら宇宙定数やら頭が痛くなるような用語がいっぱい出てきてよく分かりません。

ただ、星々からの光を観測して宇宙のことを調べている人類にとって、光より早い速度で膨張している宇宙の果ては決して観測できないでしょう。

 

学者さんたちは、ああでもないこうでもないといろいろ悩まなくてはいけませんが、「この宇宙の果てには何があるんだろうな~」とボ~ッと夜空を眺めていられる私のような素人のほうが幸せなのかもしれませんね。

星が綺麗な冬の夜空は寒いのが難点なんですけどね。

 

 

素人の与太話に最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。