いいとよいの違い 使い分けは?


日本語ってなかなか難しいですね。

普段、何気なく使っている「いい」と「よい」という言葉。

意味は同じですよね。

 

考えてみると、人と話す時も文章の中でも

「いい」を使うことのほうが多いような気がします。

 

それで問題ないと思っていますが

実際はどうなんでしょう?

 

「いい」と「よい」には何か違いがあるのでしょうか?

また、違いがあるとしたらどう使い分けるべきなんでしょうか?

 

 

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「いい」は「よい」のくだけた言い方

 

結論から言ってしまうとこういうことになるようです。

「よい」のくだけた言い方。ふつうは終止形・連体形だけが用いられる。

引用:goo辞書

 

「広辞苑」によると、本来は男女関係などで

快感を感じるときに用いられたものだそうです。

 

「いい人」なんていう言葉は「あの人はいい人だ」なんて使いますが

それが元は男女関係のさまを言い表していたなんて意外です。

言葉の使い方はどんどん変わっているんですね。

 

ともかく、「いい」は「よい」を少しラフな使い方をしたもの

ということのようです。

 

ですから、少しかしこまったときや

目上の人に対しては「よい」を使うほうが正しいということですね。

 

納得

 

「いい」には変化形がない

 

goo辞書によると、「いい」という言葉は

終止形・連体形で使うとあります。

 

形容詞の活用形は中学生の頃の国語で習いましたね。

遠い昔のことでうろ覚えなんですが

「未然・連用・終止・連体・仮定・命令」というアレです。

 

「よい」はこのどれもの活用形があります。

「えっ、本当に?」という声が聞こえてきそうですが

未然→よかろ(う)

運用→よく

終止→よい

連体→よい

仮定→よけれ(ば)

命令→よかれ

と、ちゃんとあります。

 

日常では、「それでよかろう」とか「よかれと思ってやった」

などの使い方があります。

 

ところが「それでいかろう」とか「いかれと思ってやった」

という言葉はありませんね。

これは「いい」には変化形がないからです。

 

この点から考えても、「いい」は「よい」の終止形・連体形の

「よい」だけが変化したものと言えると思います。

 

また、「いい」には過去形もありません。

「よかった」とは言いますが、「いかった」とは言いません。

 

「いい」は特定の使い方をするときだけ

「よい」が言いやすいように変化したんですね。

 

 

「いい」は話し言葉に多い

 

「いい」も「よい」も実質的な意味の差はありませんが

使われる場面を見てみると

「いい」は話し言葉に、「よい」は書き言葉に多い傾向にあります。

 

それは、「よい」という言葉が話しやすいように

「いい」と転化したからです。

 

 

また、皮肉の意味を込めて反語的に使うときには

「いい」しか使われません。

例えば、「いい歳をして」とか「いい身分だ」とかです。

 

「よい」という言葉は本当の意味でしか使われないということですね。

 

 

まとめ

 

・「いい」は「よい」のくだけた言い方

・かしこまったときや目上のひとには「よい」を使う

・「いい」には変化形がない

・「いい」は話し言葉、「よい」は書き言葉に多い

・「よい」は反語的には使わない

 

いかがだったでしょう?

「いい」も「よい」も意味は同じで

どっちが正しいというものではありません。

 

でも、文章の中で使うときや、かしこまったときに話すときには

「よい(良い)」を使えば

「こいつ、なかなかできるな」と思ってもらえるかもしれませんね。

 

そんなことを言っても、文章を書くときには

つい「いい」を使ってしまいそうですけどね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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