あわて者の私はときどきどこかに身体をぶつけてあざを作ってしまいます。

でも、たま~に身に覚えがないのにあざを見つけて、「これって病気なの?」と心配になります。

今まではそれほど大事にはいたっていないんですけど、病気によってあざができることってあるんでしょうか。

今回はそんなところを調べてみました。

 

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あざができる病気

あざって何?

そもそもあざっていったい何なんでしょう?

Wikipediaには次のように書かれています。

痣(あざ)は皮膚に現れる赤や青などの変色のこと。

皮膚の色素細胞の異常増殖や、皮膚の内出血によって、皮膚が赤紫色などに変色する。

あざって内出血でできるものと思ってましたが、これを見るとあざは変色した皮膚のことを言うのであって、赤ちゃんのときの蒙古斑やほくろ、白斑もすべてあざなんだそうです。

皮下出血によってできるのがあざと思っていたのに、ちょっと意外でしたね。

 

紫斑病

紫斑(しはん)とは、皮膚下や粘膜内の出血によって現れる紫色または赤紫色の斑紋のことで、何かにぶつけたわけでもないのに紫斑が出たら紫斑病の可能性があります。

主な紫斑病には次の二つのものがあります。

  • アレルギー性紫斑病(アナフィラキシー紫斑病)
  • 血小板減少性紫斑病

 

アレルギー性紫斑病

免疫システムの異常によって起こると考えられていて、血管が障害を受けて紫斑が出ます。

原因は詳しく分かっていないのですが、ブドウ球菌やウイルス、マイコプラズマなどに感染したあとに発症することが多く、細菌やウイルスと関係があるとみられています。

幼児や小児に多く見られ、紫斑以外にも関節痛、腹痛、腎炎などを伴うこともあります。

 

血小板減少性紫斑病

止血の役割を持つ血小板が減少し、身体のあちこちで出血が起きるようになる病気で、皮膚下だけでなくいろんな臓器で出血が起きます。

血小板減少性紫斑病はさらに特発性血小板減少性紫斑病と血栓性血小板減少性紫斑病に分けられます。

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

薬剤の服用など明らかに血小板が少なくなる原因がないのに血小板数が減少し、出血しやすくなる病気です。

原因は血小板に対する自己抗体ができ、それが血小板を破壊するのだと考えられています。

紫斑以外の症状としては、出血しやすくなるために歯ぐきからの出血、鼻血、血便、血尿、月経過多などがあり、脳出血が起きることもあります。

血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)

血小板の塊(血小板血栓)ができて毛細血管を塞ぎ、そこに紫斑が現れる病気です。

また、赤血球が塞がれた狭い血管内を通るときに破壊され、溶血性貧血が起きます。

原因は血小板同士を結びつけることを防ぐフォンビルブランド因子という酵素が減少、あるいは不活性化するために起こると考えられています。

その他の症状としては、先行症状として倦怠感、吐き気、筋肉痛などがあり、その後に発熱、貧血、紫斑、腎臓障害などが起きることがあります。

 

紫斑病の多くは皮膚に赤色や赤紫色のブツブツができるのですが、なかにはどこかにぶつけたときにできる赤アザや青アザのようになることもあるので注意が必要です。

また、少しの衝撃であざができやすいのも特徴です。

 

白血病

遺伝子変異を起こした異常な白血球細胞が骨髄内で自己増殖し、正常な赤血球や白血球、血小板の生産が阻害されてしまうことで起きる病気です。

白血病は大きく分けると急性白血病慢性白血病があり、さらに骨髄性白血病とリンパ性白血病に分けられます。

慢性のものは症状がゆっくり進行していくために、初期の段階では自覚症状がないということもあり、健康診断などで白血球数の異常で発見されるということも多くあります。

また、慢性骨髄性白血病はほぼ全てのケースで急性骨髄性白血病に移行すると言われています。

白血病になると血小板の数が減少しますので出血しやすくなったり、止血しにくくなったり、あざができやすくなります。

さらに正常な白血球が少なくなるために、細菌やウイルスに対する免疫力が低下して感染症を引き起こしやすくなります。

 

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太田母斑

太田母斑は、目のあたりを中心にして頬や額に生じる褐青色のあざのことで、生まれたときからある場合が多く、成長するにつれて目立つようになる場合もあるようですが、詳しい原因はよく分かっていません。

命に関わるほど深刻な害はないものの、世界的に見ると東洋人に多く、発症率は女性の方が男性よりも4~5倍高く、治療法はレーザー照射によるものが主流になっています。

 

伊藤母斑

太田母斑が肩から上腕部に現れたものを伊藤母斑と言います。

 

血友病

簡単に言えば、血液が固まりにくくなる病気です。

ほとんどが男性に現れ、止血しにくくなり、内出血によるあざもできやすくなります。

血液を固める凝固因子の働きが悪くなったり、欠損したために血液が固まるのに時間がかかり、止血しにくくなる病気で、先天性血液凝固第Ⅷ因子障害(血友病A)と先天性血液凝固第Ⅸ因子障害(血友病B)があります。

X染色体にある第Ⅷ因子と第Ⅸ因子に異常がある場合に発症するため、女性はX染色体が2本あり、もう片方のX染色体が機能を補うのでほとんど発症しません。

また、血友病は遺伝性であり小さいときから症状が現れるため、成長してからあざができやすくなった、ということはあまりないようです。

しかし、軽症の人は健常者と変わらない生活を送る場合もあるそうです。

かっては血友病の人は長く生きられないと言われていましたが、現在では医療の進歩によってそんなこともなくなってきたようです。

 

最後に

私に身に覚えがないあざができたときには、あざの部分を押してみて痛かったら「気がつかないうちにどこかにぶつけたんだな」と勝手に納得しています。

今まで痛くないときはなかったんですけど、もしあざを押しても痛くなかったらどうしようと思ってしまいます。

そんなときは内科のお医者さんに診てもらうのが一番良いんでしょうね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。