怒りをコントロールできない4つの病気!怒りを鎮めるには?


あなたは周りの人から怒りっぽい性格だと言われていませんか?

普通の人なら怒らないようなことに腹を立てたり、いつまでも激しい怒りの気持ちを持ち続けてしまったりするのは性格のせいではなくて病気なのかもしれません。

ここでは、本当は大したことでもないのに怒ってしまったり、激しい怒りの気持ちが続いてしまうようなことが起きる主な4つの病気についてご紹介します。

 

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怒りをコントロールできない病気

喜怒哀楽という言葉があるように、人間はいろんな感情を持った生き物で、怒るという感情は誰でも持っています。

ただ、その怒り方が周りの人が見たら異常で恐いものだったり、陰にこもっていつまでも続くような場合、次のような4つの病気であることも考えられます。

  1. パーソナリティ障害
  2. ADHD
  3. 躁病(そうびょう)
  4. 非定型うつ病

順番に見ていきましょう。

 

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害は人格障害とも言われ、いろんなタイプがありますが一番問題となるのは境界性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害です。

◆境界性パーソナリティ障害

情緒不安定パーソナリティ障害とも呼ばれています。

人から無視された、否定された、受け入れてもらえないと感じたときなどに怒りがこみ上げ、絶望感、不安感、孤立感、自暴自棄の感情など見捨てられたという思いに支配され、それが行動となって現れることもあります。

「もう、どうでもいい」という気持ちから衝動的行動に走り、自らを破壊するような行動を取りがちにもなります。

リストカットなどの自傷行為もそのうちのひとつで、それがついには自殺につながってしまうこともあり、この病気の人の自殺完遂率はかなり高くなっています。

 

◆自己愛性パーソナリティ障害

自分は他人より優れているという思い込みにとらわれ、高い自己価値観を持っていますが、その自尊心は崩れやすく、それを予防するために他人を見下してしまうことが往々にしてあります。

他人からどう見られているのかに神経質なため、他人が知らないような知識や技能を身につけて優越感を得ようとします。

他人を信用しないという側面もあり、本当の自分をさらけ出すことを怖れるために心理的な鎧で身を固め、そのために社会生活を営む上で様々な困難を招きます。

 

ADHD

ADHDは日本語では注意欠如・多動性障害と言い、落ち着きがなく衝動的な行動を取ることが多く見られ、これまでは児童や思春期の若い人に限って現れる症状だとされてきましたが、最近では成人になってもその症状が続くことがあることが分かってきました。

児童思春期の子供では20人に1人、成人では40人に1人がADHDであるという調査結果もあります。

ADHDには次の4つの特徴が現れますが、すべての特徴がが現れるとは限らず、単独で現れたり複合的に現れたりします。

  • 不注意
  • 多動性
  • 興奮性
  • 衝動性

このうち怒りに関係するのは興奮性と衝動性で、自分がカチンときたときに怒りが肥大化し、キレてしまって常人では理解できない行動を取ることがあります。

衝動性があるということは行き当たりばったりということで、よく考えないで行動してしまうために社会生活不適合者という烙印を押されてしまうおそれがあります。

 

躁病

気分が異常に高揚し、何でもできるという気持ちになってアイデアも次々に沸き出し活動的になります。

それなら問題ないじゃないか?と思ってしまいがちですが、怒りっぽくなるのも躁病の特徴で、支離滅裂な言動を取ることもあるため、社会的には悲惨な結果を招きやすくなる病気です。

 

非定型うつ病

うつ病の症状は、不眠、食欲不振、いつも気分が落ち込んでいるなどの症状が現れますが、非定型うつ病の場合にはいくら寝ても寝足りない、過食傾向である、気分の浮き沈み激しいといったうつ病とはむしろ反対の症状が現れます。

(参考:新型うつは甘え?原因とチェック方法

こういった症状がすべて現れるというわけではなく、非定型うつ病の人は普通の人なら見過ごせるようなことに対しても激しい怒りを覚えて激昂するという特徴が現れることもあります。

相手が人の場合なら大声で罵倒したり、物なら叩き壊してしまいます。

こうした発作とも言える怒りは本来の性格ではなくて、病気のために現れる症状で、アンガーアタックとも呼ばれています。

アンガーアタックが収まったあとは冷静になり、正気に戻って後悔の念にさいなまれるという場合が多くあります。

 

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怒りを鎮めるには?

人間誰でもカチンとくるときもあるんですけど、それが病気のせいなら薬物療法や精神療法で治療しなければなりません。

でも、病気と言うほどでもないなら、ストレスの元となる怒りを鎮めてストレスレスに生きたいですね。

そこで、手っ取り早く怒りを鎮める方法をご紹介します。

 

1.深呼吸する

怒っているときは心の状態が平静ではないので、深呼吸して心拍数を下げ冷静になるように努めます。

 

 

2.ゆっくり5数える

これも上と同じで心を落ち着かせるのに有効です。

ゆっくり深呼吸しながら数えると効果は倍増します。

 

 

3.自分を俯瞰する

今いる状況から気持ちを離し、自分を第三者の目で見てみます。

他人からどう見られているのかを考えることで、怒っている自分がバカバカしく見え、怒りの気分が収まっていきます。

 

 

4.「ストップ」と言う

これは心理学者のポール・G・ストルツ博士が考えだした方法で、「ストップ」と叫んで机や壁を叩くという方法です。

これにより考えることを止めてしまうことを狙っています。

周りに人のいるところでは使えない方法なので、そのときには腕に輪ゴムをつけておいてその輪ゴムを引っ張り、「パチン」と手首を弾きます。

このストップ法は怒りの感情だけではなく、悲観的な考えを止めるのにも使えます。

 

 

そもそも怒らないことが大切

上で紹介した怒りを鎮める方法は、怒りの感情が起きてから対処する方法です。

それよりも、最初から怒らないことのほうが大切なのではないでしょうか。

そのためにはどうすればいいのでしょう。

まずは、怒ってもいいことは何もないと理解することです。

怒ったことで一時的に事態が好転しても、怒られた人はあなたに「怒りっぽい人、キレやすい人」という印象を抱き、距離をおくようになってしまうでしょう。

また、誰かに対して怒るということは、その誰かにあなたの感情がコントロールされたということになります。

そんなのイヤですよね。

 

「怒るべきときには怒らなければいけない」と言われるんですけど、それは怒ったことにより状況がいい方法に向かうときだけです。

しかもそれは「怒る」のではなく「叱る」のです。

「怒る」のは感情を相手にぶつけているだけで、「叱る」は状況を理性的に考えて相手のためになるよう諭すことです。

叱るときに強い言葉になってしまえば、相手は「怒っている」と受け止めてしまいますから注意が必要になります。

 

宇宙には「似たもの同士が引きつけられる」という引き寄せの法則が存在します。

怒ってばかりいると、また怒らなければいけない状況を引き寄せてしまいますよ。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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