AGEが老化を早める!AGEが多い食品とAGEを溜めない3つの方法


若い人にはあまり関係ないのでしょうが、私のような年齢になると気になってくるのが老化です。

老化の原因としては細胞分裂の限界とか活性酸素などが挙げられていますが、近年AGEという物質も老化の原因であると指摘されています。

どうしてAGEが老化を早めるのか、またAGEを多く含む食品にはどんなものがあるんでしょうか。

 

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AGEが老化を早める理由

AGEとはAdvanced Glycaton End Productsの頭文字をとった言葉で、日本語では終末糖化産物と訳されていて、タンパク質が糖と結びつく糖化反応によって生成される物質で、強い毒性を持っていると言われています。

日本名からしてあまり有難くない呼び名ですね。(AGEsとされることもあります。)

人の身体の構成成分で一番多いのは約7割を占める水分で、その次に多いのが約2割を占めるタンパク質です。

内臓や筋肉や血管はタンパク質でできていて、このタンパク質が糖化によって品質が劣化すれば身体のいろんな部位に不都合が現れてくるのは想像がつきますね。

血管のタンパク質がAGE化(糖化)すれば血管が柔軟性を失って動脈硬化を起こし、脳血管が詰まると脳梗塞に、心血管に同じことが起きれば心筋梗塞のリスクが高まります。

老化と聞くとシワやシミのことを思い浮かべますが、肌にハリを保たせているのはコラーゲンなどのタンパク質なので、コラーゲンがAGE化すればシワが増えてしまうことになります。

 

 

さらに、AGEの色は褐色なのでシミも発生しやすくなってしまいます。

また、コラーゲンは全身に存在していて、骨の中にもあります。

骨は鉄筋コンクリートの建物で言うとコラーゲンが鉄筋で、骨密度の要素であるカルシウムがコンクリートに例えられます。

骨の体積の半分を占めるコラーゲンがAGE化すると、カルシウムが十分で骨密度が高くても骨折しやすくなるという骨粗鬆症になりやすくなります。

それだけではとどまらず、脳のタンパク質がAGE化すればアルツハイマー型認知症に、目の水晶体のタンパク質がAGE化すれば白内障のリスクが高くなります。

顔のシワやシミ、動脈硬化や骨粗鬆症や認知症などはすべて老化と言われる症状ですね。

身体のいたるところに存在するタンパク質がAGE化によって劣化することで、全身に老化現象が現れるようになるんです。

 

AGEには二つのものがある

AGEはタンパク質と糖を一緒に加熱することでできますが、AGEには体内で生成されるものと、食べ物として体内に取り入れられるものの二つのものがあります。

体内で生成されるAGE

体内で余分になった糖分がタンパク質と結びつき、体温で熱せられて糖化が起きます。

糖の濃度が低下するとAGEはもとのタンパク質に戻りますが、糖の濃度が高いままだとAGEはそのまま残って蓄積され、身体に悪影響を及ぼします。

従って高血糖の状態が続く糖尿病の人はAGEが蓄積しやすく、AGEの影響で腎臓の機能が低下したり、網膜剥離などの合併症が起こりやすくなってしまうわけです。

食べ物として体内に入るAGE

AGEはタンパク質と糖が加熱されてできますから、そのように調理された食品にはAGEが含まれています。

焼き鳥を例にあげれば、鶏肉のタンパク質とタレに含まれる砂糖が炭火で熱せられてAGEが発生します。

食べ物として体内に入ってきたAGEの多くは消化の段階で分解されますが、1割程度が体内に残ると考えられています。

また、AGEが加熱温度が高いほど多く生成されるという特徴があるため、「煮る」よりも「焼く」「揚げる」といった調理方法のほうがAGEは多く生成されます。

 

AGEを多く含む食品は?

老化を早めるAGEを含む食品はなるべく食べる量を少なくした方がいいのですが、どんな食品にどれくらいAGEが含まれているかを調べた結果がありますのでご紹介します。

 

食品 AGE含有率

(ku/100g)
ホイップバター 26,480
パルメザンチーズ 16,900
牛肉 フライパン炒め 10,058
牛肉 ロースト 6,071
牛肉 煮る 2,657
鶏肉 ロースト後BBQ 8,802
鶏肉 1時間茹でる 1,123
豚肉 ベーコン油なし炒め 91,577
豚肉 7分炒める 4,752
サーモン 生 528
サーモン 燻製 572
サーモン 炒める 3,083
豆腐 絹ごし豆腐 488
豆腐 焼き豆腐 4,107
卵 バター炒め 507
卵 半熟卵 90

(引用:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150402/1063467/?P=2&rt=nocnt)

(AGE含有率にあるkuはキロユニットのことで、生物学的な効力を示す単位です。)

これを見ると焼いたり炒めたりしたものにAGEが多いことが分かります。

代表的なファーストフードであるハンバーガーは、タンパク質である牛肉を焼いて糖質であるパンで挟んであります。

いかにもAGEが溜まりそうですね。

 

AGEを溜めない食生活とは?

なるべくなら体内に溜めたくないAGEですが、どのような食生活を意識すればいいのでしょうか。

1.調理法を考える

食材の調理法によってAGEは、生→茹でる→蒸す→焼く→揚げる、の順に多くなっていきます。

ですから豚肉は焼肉ではなくてしゃぶしゃぶに、魚は焼き魚ではなくて煮魚に、というような調理法にすればAGEは少なくなります。

牛肉のステーキはウェルダンではなくてレアのほうがAGEは少なくなります。

私も大好きな刺し身は生なので、AGEを抑えるには素晴らしい食材です。

 

 

2.ゆっくりと食べる

早食いをすると大量の糖質が一気に胃に入ってくるため、タンパク質と糖の反応が早まりAGEができやすくなります。

また、お腹いっぱい食べると血中の糖が多くなり、こちらもAGEができる要因になりますが、ゆっくり食べることによって満腹中枢が刺激されて自然と腹八分目に抑えることができます。

(早食いをすると満腹中枢が刺激される前に食べ物を胃の中に入れてしまうことになります。)

ですから、食事をするときはゆっくり腹八分目に抑えるようにしましょう。

 

 

3,野菜を先に食べる

ご飯を食べるときは、食物繊維が多い野菜を先に食べることで脂質や糖質の吸収が抑えられるので、AGEの抑制には効果があると考えられています。

また、野菜を先に食べることで満腹感が得られるため、ダイエットにも向いています。

 

 

終わりに

AGEの元となるタンパク質も糖質も三大栄養素に分類されますから食べないわけにはいきませんね。

(三大栄養素のひとつである炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。)

でも、それによってAGEが生成されて老化が進むなんて信じたくありませんがしょうがないことですね。

しかし、AGEの生成を少なくする食生活を送ることで老化の進行を抑えることはできます。

私もいくら食べたいものでもAGEが多いものは少しだけにして、食べる順番や調理法に気をつけて若さを維持できるようにしたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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