口内炎の原因!ビタミン不足も関係ある?

普段と格別違う生活をしているわけでもないのに
いつの間にか口の中にポツンと白く出来ている口内炎

放っておいてもそのうちに治ってしまうんですが
口内炎がツライのは食事のときに痛いことですね。

私は舌の裏側に出来ることが多いのですが
出来てしまったら食べ物や汁が患部に触れないように
それこそ腫れ物に触るように、おそるおそる食べてます。

でも、あまりの痛さにお腹は空いているんだけど
好物でも残してしまうなんてこともあります。

口内炎ってどうしてできるんでしょうか?
ビタミンが不足すると口内炎になりやすいと言われますが
口内炎ができる原因はそれだけでしょうか?

今回は、口内炎の原因や口内炎とビタミンの関係
口内炎を早く治すにはどうすればいいかなどを調べてみました。

 

 

 

 

 

口内炎の種類と原因

 

口内炎ができるのは、寝不足や過労で
体調がイマイチだなぁと感じているときが多いですよね。
だから口内炎は体調不良のときにできるものだと思ってました。

だけど、いろいろ調べてみると口内炎の原因は
それだけではないことが分かりました。

 

アフタ性口内炎

口内炎のうちで一番多いものだそうで、潰瘍性口内炎とも言われています。

詳しい原因はまだ完全に解明されていないのですが
過労や睡眠不足、ストレスなどによる免疫力の低下
ビタミン類、特にビタミンB2の不足によってできると考えられています。

ストレスからくる胃潰瘍と同じようなものですね。
私の場合は過労から、子供は勉強で夜遅くまで起きているので
睡眠不足からこのアフタ口内炎ができていたようです。

 

カタル性口内炎

勢い良く食べ物を噛んでいて頬の裏側を噛んでしまったり
矯正器具が粘膜を傷つけたところに細菌が繁殖して起こる
物理的刺激が原因になる口内炎です。

 

ウィルス性口内炎

ヘルペスや梅毒、クラミジアなどのウィルスに感染することによって
口内炎ができることがあります。

性行為感染症だけでなく、カンジダ菌というカビの一種の感染も原因になり
ウィルス性口内炎は発熱することもあります。

 

アレルギー性口内炎

金属アレルギーの人が矯正器具でアレルギー反応を起こし
口内炎として現れることがあります。

また、特定の食品でアレルギーを起こし口内炎になることもあります。

 

 

口内炎の種類はほかにもありますが、主だったものはこれくらいです。

 

 

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口内炎とビタミンの関係

 

口内炎の中で一番多いとされているアフタ性口内炎は
その原因にビタミンが大きく関わっています。

ここで口内炎に関係があるビタミンの働きについて見てみましょう。

  • ビタミンB1

   口内炎の原因の一つとして考えられているものにストレスや過労があります。

   ビタミンB1にはストレスを軽減する作用があります。
   また、にんにくの主成分であるビタミンB1には疲労回復の効果もあります。

  • ビタミンB2

   粘膜の成長を促進し、炎症を鎮める働きがあり
   不足すると口内炎の原因と直結するビタミンです。

  • ビタミンB6

   ビタミンB6は免疫機能に大きく関わっていて
   ビタミンB2同様、不足すると皮膚炎や口内炎の原因になります。

 

このように口内炎はビタミンB群の不足と大いに関係があります。
口内炎を治す、あるいは予防するには
ビタミンB、中でもビタミンB2を摂ることが効果的です。

また、ビタミンCも免疫力の向上、炎症を抑える効果のほかに
美肌、風邪をひきにくくする効果も期待できます。
  

 

 

口内炎のときの食事

 

口内炎のときの食事のポイントは
しみなくて口内炎が早く治るものですね。

つまり

  • 柔らかいもの
  • 味が薄いもの(刺激が少ないもの)
  • 口内炎の回復にいいもの(ビタミンB群が含まれているもの)

ということになります。

 

それではどんなものがいいのか
三大栄養素のうちの炭水化物とたんぱく質について見てみると

 

炭水化物

  • おかゆ
  • 柔らかく炊いたごはん
  • うどん
  • 雑炊

 

たんぱく質

  • 豆腐
  • 玉子
  • 牛乳
  • 豆乳

 

うどんや雑炊は熱いほうが美味しいのですが
口内炎のときにはさましてから食べるようにしましょう。

牛乳や豆乳にはもう一つの三大栄養素である
脂質も含まれているので栄養素的にはおすすめです。

 

ビタミンB類を多く含む食品には何があるかというと

  • ビタミンB1

   豚肉、たらこ、うなぎ、胚芽米、豆類など

  • ビタミンB2

   レバー、うなぎ、玉子、牛乳、納豆、海草など

  • ビタミンB6

   レバー、牛乳、チーズ、キャベツ、まぐろ、バナナなど

 

これらの食材を使った料理を食べることで、口内炎の早期治癒に効果が期待できます。

 

 

口内炎の治し方

 

免疫力を上げる

口内炎を早く治すには身体の免疫力を上げることが一番です。

免疫力を上げるには

  • 規則正しい生活習慣(十分な睡眠時間)
  • 栄養バランスに気を配った食事(特にビタミンB類)
  • ストレス発散

 

この三つが基本です。

特にアフタ性口内炎はこの三つの欠如が主な原因なので
これらを改善するだけで、口内炎は早く良くなるでしょう。

 

早寝早寝

 

そのほかのポイントを上げると

 

うがいをする

口内炎を治すには口の中を殺菌することが効果的です。
ただの水ではなく、殺菌力のあるものでのうがいがいいです。

塩水も殺菌力があっていいのですが、しみて痛い。
そこでオススメなのが洗口液です。
「お口クチュクチュモンダミン」というやつなんかですね。

そんなに痛くならないアルコール不使用の低刺激のものもあるので
朝起きた時と夜寝る前、そして食事の後の計五回、うがいをするといいですよ。

うがい

 

薬を塗る

ドラッグストアに行けば口内炎用の塗り薬が売っています。
口内炎用の軟膏は炎症を鎮めてくれ、治癒に効果があります。
有名なのは「ケナログ」でしょうか。

ただ、「ケナログ」はアフタ性口内炎やカタル性口内炎にしか効きません。
使用するときには注意書きをよく読んで使用しましょう。

また、口内の塗り薬は何かを食べたり、喋ったりするとどこかに行ってしまいますね。
そのときにはこまめに塗り直すようにしましょう。

 

口内炎の薬

 

薬ではありませんが、はちみつを塗るのもいいですよ。
はちみつには強力な殺菌力があるので
炎症を鎮めるのに効果があります。

 

はちみつ

 

塗り薬もはちみつも塗るときにちょっと痛いんですが
そこを我慢すれば炎症による痛みが鎮まります。
何かを食べる前に塗るのも一つの手です。

 

 

お医者さんに診てもらう

ウィルス性口内炎は素人がどうこうできるレベルの病気ではありません。
すぐに医師、皮膚科や口腔外科のお医者さんに診てもらう必要があります。

また、歯の矯正器具の金属アレルギーが原因で口内炎になった場合には
金属を使わない矯正器具もあるので
歯科医に相談することをおすすめします。

 

 

まとめ

 

口内炎の原因

  • 疲労や睡眠時間など体調不良
  • ストレス
  • ビタミンB群(特にビタミンB2)の不足
  • 物理的刺激
  • ウィルス
  • アレルギー

 

口内炎を早く治すには

  • 免疫力を上げる(規則正しくストレスレスの生活とビタミンB類の摂取)
  • 殺菌力のあるものでうがいをする
  • 薬を塗る
  • お医者さんに診てもらう

 

口内炎のときの食事

  • 柔らかく刺激の少ないものを食べる(うどんやおかゆ、牛乳や豆乳など)
  • ビタミンB類を多く含む食材を食べる(レバーやうなぎ、玉子など)

 

唾液には細菌の繁殖を抑える働きがあり
口の中が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなります。
口の中の乾燥を防ぐために、鼻呼吸をすることも大切です。

私や息子はたまに口内炎になり
食事のときに痛い思いをしてるんですが
奥さんが口内炎で困っているのを見たことがありません。

食べてるものもそんなに変わりないはずなので
美容のためにビタミン類がたくさん入っている
サプリメントを飲んでいることに秘密があるのかもしれませんね。

「無駄じゃあないの?」と思っていたサプリメントにも
意外な効果があるのかもしれません。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。