インフルエンザの型っていくつあるの?その特徴や症状は?


寒くなってくると毎年話題になるのがインフルエンザですね。

多くの方がマスクで予防したり、学校では学級閉鎖になるクラスがでたりと、ほぼ毎日のようにテレビで流されていて、よく耳にするのは鳥インフルエンザのニュースです。

養鶏場で鳥インフルエンザにかかって鶏が死ぬと、その養鶏場のすべての鶏が殺処分されます。

人がインフルエンザに羅患すると急に高熱が出て、食欲不振や関節痛、筋肉痛に襲われ、一週間ほども会社や学校を休まなくてはならなくなります。

そればかりではなく、重症化して合併症であるインフルエンザ脳症を併発すると命にも関わります。

 

一口にインフルエンザと言っても、A型やB型や鳥インフルエンザなどいろんな種類のインフルエンザがありますね。

インフルエンザの型はいったいいくつあり、型ごとの特徴や症状はどう違うのでしょうか?

 

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インフルエンザの型は三つ

これまで日本で流行したインフルエンザには「A香港型」や、「Aソ連型」などがあり、人が「鳥インフルエンザ」に感染したこともありました。

さらにインフルエンザウィルスにはH1N1型とかH5N2型とかいろんな呼び方をされるものがあるのでインフルエンザにはたくさんの型があると思いがちですが、基本的なインフルエンザの型はA型・B型・C型の三種類です。

インフルエンザにいくつもの種類があるのはA型のインフルエンザウィルスが変異しているためで、鳥インフルエンザや豚インフルエンザもA型に含まれます。

A型・B型・C型の違いは構成するタンパク質の違いによります。

それぞれのインフルエンザの特徴や症状などを順番に見ていきましょう。

 

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A型インフルエンザ

A型インフルエンザの流行には季節性があり、その期間は冬期である11月中頃から3月末ころまでで、ピークは12月と1月と言われています。

A型インフルエンザは主に鳥類や豚などに感染し、人に感染するものは少ないのですがインフルエンザで一番厄介なのがこのA型で、テレビで報道されるのもほとんどA型です。

また、A型インフルエンザは感染した動物が広範囲を動き回りますので、感染が爆発的に広がることがあり、これをパンデミックといいます。

 

A

 

インフルエンザ予防で最も効果があるのはワクチンの接種で、人は病原体に感染すると免疫(抗体)ができ、ワクチンは病原体の毒性を弱めたり無毒化したりしたものを接種して人体内にこの免疫を作って発症を防ぎます。

ところがA型インフルエンザウィルスは変異しやすいため種類が多く、今年流行したインフルエンザは昨年流行したインフルエンザとは種類が違ってワクチンが効かない、あるいは効果が薄いということがよくあります。

 

A型インフルエンザの症状

A型インフルエンザに羅患すると次のような症状が現れます。

  • 発熱
  • 咽頭痛
  • 筋肉痛
  • 関節痛
  • 肺炎
  • 呼吸困難

重症化すると死亡する可能性もあります。

 

感染経路

A型インフルエンザの感染経路は飛沫感染、接触感染、空気感染の三つが考えられていますが、空気感染の可能性は非常に低いものです。

◎飛沫感染

感染者の咳やくしゃみによってインフルエンザウィルスを含んだ飛沫が飛び散り、その飛沫を吸い込んだ人がウイルスに感染してインフルエンザを発症します。

飛沫の数は1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個とも言われていて、その到達距離は1メートルほどなのでその範囲にいれば直接感染しやすく、目の粘膜からも感染することがあります。

感染経路のうち、この飛沫感染が9割ほどを占めると言われています。

 

◎接触感染

飛沫が飛んだところの物を手で触れ、その手で口や鼻やまぶたなどを触れることで感染します。

鳥インフルエンザが人に感染する経路は、ほとんどが感染した鶏の糞や死体の臓器や肉を触った手からだと見られています。

 

◎空気感染

インフルエンザはごくまれに飛沫が乾燥した微細な飛沫核が空気中を浮遊し、それを吸い込むことで感染します。

ただ、飛沫感染に比べて飛沫核の到達距離は長いので、感染者と離れていても同じ部屋にいれば感染の可能性はあります。

 

B型インフルエンザ

B型インフルエンザウィルスはA型インフルエンザウィルスと違い、ビクトリア型と山型という二つのタイプしかなく、変異を起こして種類が増えることはないとされています。

B型インフルエンザもA型と同様の季節性がありますが、ピークはA型より少し遅いようです。

発症したときの症状はA型インフルエンザよりも軽いとされ、風邪と間違えやすいインフルエンザとも言え、人にしか感染しないために、流行の規模もA型インフルエンザよりも小さくなります。

 

B

 

B型インフルエンザの症状

A型インフルエンザと同様の症状が現れますが、A型よりも比較的程度は軽く、特徴的な点は気管支系や腹痛や嘔吐など消化器系の不調が現れやいことで、この点も胃腸風邪と間違えやすい点です。

B型インフルエンザの感染経路

B型インフルエンザの感染経路もA型と同じですが、空気感染はA型よりもさらに少ないと見られています。

 

C型インフルエンザ

C型インフルエンザってあまり聞いたことがないかもしれませんが、放置していても症状は軽く自然治癒してしまうインフルエンザでウィルスは1種類だけ、だいたい5歳位までの免疫力の小さい幼児期に感染して発病することがほとんどです。

一度感染すると抗体ができるためその後は感染しても極めて軽症で済み、人から人にしか感染しませんがA型やB型と違って季節性はなく一年中感染する可能性があります。

 

C

 

C型インフルエンザの症状

C型インフルエンザにかかると鼻水が出るくらいの軽い症状しかなく、治癒してもインフルエンザと分からないままの人もいます。

ほとんどの人は子供の頃に感染を経験していますが、子供の頃に感染しなかった人は大人になってから感染することもあり、その場合には偏頭痛などの症状が出ることもあります。

C型インフルエンザの感染経路

C型インフルエンザは飛沫感染で感染し、接触感染や空気感染はほとんど見られません。

 

まとめ

 

  • インフルエンザの型はA・B・Cの3種類
  • A型は変異で種類が増える
  • B型はビクトリア型と山型の2種類
  • C型は1種類のみ
  • A型は人のほか鳥や豚、馬などに感染する
  • B型とC型は人にしか感染しない
  • 症状はC型<B型<A型の順で重くなる
  • B型は気管支系や消化器系の不調が現れることもある

 

インフルエンザの予防にはワクチンの接種が一番効果的です。

インフルエンザウィルスの潜伏期間は1~3日と言われていて、感染したと気づかずに咳やくしゃみでウィルスが含まれた飛沫を飛ばしていることがあります。

また、空気感染の場合にはマスクではウィルスの侵入は防げません。

インフルエンザの流行し始める季節になったらワクチンの接種を忘れずに、それに加えて抵抗力を高めるために栄養バランスの取れた食事と、規則正しい生活を心がけましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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