咳が止まらない!止める方法5つをご紹介!

風邪かと思って安静にしていても
熱は下がったのに咳がなかなか止まらない
なんて経験はありませんか?

風邪で一日か二日会社を休み、よくなって会社に出勤しても
咳だけがなかなか治まらないなんてことがよくあるんです。

喉も痛くなってくるし、周りの人からはイヤな顔で見られる。
夜は眠れなくなるし、筋肉痛になってしまうことも。

咳は吸い込んでしまった空気中のウイルスや細菌を排出するための
自己防御機能だと分かっていても、なるべくなら早く止めたいものですね。

身体のだるさも取れ、熱も下がったのに咳だけが続いているなんてときは
意外に簡単な方法で治ることも多いんです

今回は、咳が止まらないときに私が実践している方法をご紹介します。

 

 

 

 

 

咳を止めるには食べ物がキーポイント

 

咳を止めるにはある食べ物が関係するんです。
身体の中から咳を抑えるわけですね。
医食同源というやつでしょうか。

 

私が咳止めに使って効き目があったのは

  • はちみつ
  • かりん
  • パイナップル
  • 玉ねぎ
  • 生姜

 

以上の五つです。

それでは順番に説明していきますね。

 

1.はちみつをなめる

 

 

はちみつ

 

咳止めの民間療法としては一番知られている方法ではないでしょうか。
私も小さいころに母親から聞きました。
はちみつならどの家庭にもたいていあるので試しやすいですね。

はちみつにはビタミンやミネラル、アミノ酸、酵素が豊富に含まれ
さらに、最近注目を集めている抗酸化作用があるポリフェノールなど
150種類以上の成分が含まれています。

はちみつには強い殺菌力があり、細菌やウイルスの活動を抑えるので
咳止めに有効だと言われています。
その殺菌力は手術後の傷の処置にも使われるほどです。

ただ、微量ながらボツリヌス中毒の危険があるので
1歳未満の乳児には与えられません。

 

 

2.かりんを食べる

 

かりん

 

こちらも民間療法としてよく知られていますね。
かりんののど飴も販売されています。

かりんは10月の始めころからスーパーなどに並び始め
2ヶ月間くらいが旬の果物で、アミグダリンという薬効成分に
咳止めの効果があるとされています。

かりんはそのままでは渋くて食べられないので
砂糖漬けやアルコール漬けにして食べます。

かりんを咳止めとして利用するなら
かりんのはちみつ漬けにするとより効果が期待できますね。

 

かりんのはちみつ漬け

 

はちみつやかりんは健康効果や美容効果もたくさんあり
我が家では裏庭にかりんの木が植えてあり
かりんのはちみつ漬けが常備されてます。

 

3.パイナップルを食べる

 

パイナップル

 

意外なことに、パイナップルにも咳止めの効果があったんです。

パイナップルに含まれるブロメラインという酵素に
痛みと炎症を抑える効果があり
これが咳止めに効果を発揮します。

ただ、ブロメラインは60度以上の熱に弱いので
熱処理された缶詰やジュースでは効果がありません。
生で食べるようにしましょう。

ジュースにするときにははちみつを入れると更にいいですね。

パイナップルはビタミンAやビタミンC
マグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富で
免疫力の向上にも役立ち、風邪などの感染症に効果があります。

 

 

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4.玉ねぎを置く

 

玉ねぎ

 

夜眠れないときに切った玉ねぎを枕元に置くと眠れるようになる
ということを聞いたことがありませんか?

これは玉ねぎに含まれる硫化アリルという特有の臭い成分に
神経を鎮める作用があるため、不眠対策として有効なわけです。

また、この硫化アリルは咳止めにも有効で
多くの人が咳を止めるのに使っています。

生の玉ねぎを半分に切って置いておくだけでいいのですが
硫化アリルには独特の強い臭いがあるので
使うときには周りの人、特に家族への配慮が必要になります。

私は玉ねぎを咳止めに使うときは奥さんと別々に寝ています。

 

5.生姜を摂る

 

生姜湯

 

「風邪をひいたら生姜」これも昔から伝わるおばあちゃんの知恵ですね。

身体が冷えていると咳が出やすくなるので
生姜を摂ることで身体を温め、咳を止めるという方法です。

一番簡単な方法は、ぬるま湯に生の生姜をすりおろして入れるだけ。

 

そのほかのレシピとしては

  • 生姜紅茶
  • 生姜はちみつドリンク
  • 生姜ココア

などいろいろ考えられますが
いずれも生の生姜をすりおろして温かい飲み物に入れるのが秘訣です。

かりんのはちみつ漬けにおろし生姜を入れた飲み物は
最高の咳止めになりますね。

 

 

止まらない咳は風邪以外の病気かも

 

風邪やインフルエンザの場合の咳はだいたい一週間
長くても2週間もすれば自然に治まってきます。

薬を飲んだり、咳止めの対策を取っても
なかなか咳が治まらないときは、風邪以外の病気かもしれません。

咳が長く続く病気は実にたくさんあり
次のような病気と特徴的な症状があります。

 

病名のどの痛み息苦しさ夜にひどくなる
咽頭アレルギー
気管支拡張症
アトピー性咳嗽(がいそう)
気管支喘息
肺喘息
肺気腫
肺結核
百日咳
マイコプラズマ肺炎
慢性閉鎖性肺疾患(COPD)
肺がん

 

聞き慣れない病名もありますが、アトピー性咳嗽は
アレルギー性鼻炎の人がアレルギー症状として咳が残る病気です。

マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマという細菌に感染して起きる肺の炎症です。
また、慢性閉鎖性肺疾患はタバコや大気汚染などが原因で
気管支が炎症を起こしたり、肺胞が傷ついてしまう病気です。

いずれにしても、咳が長く続くようなら
内科や呼吸器系のお医者さんの診断を受けるべきでしょう。

 

 

まとめ

 

・咳を止める方法

  1. はちみつをなめる
  2. かりんを食べる
  3. パイナップルを食べる
  4. 生の玉ねぎを切って置いておく
  5. 生姜を摂る

・咳が長く続くようなら医師の診断を

 

咳は身体に入ってきたウイルスなどの異物を外に出すための防御機能です。
ウイルスは乾燥を好みますので、部屋やのどを乾燥させないことも大切で
特に寒い時期には加湿器やマスクで乾燥を防ぎましょう。

たかが咳だと軽く見ていると、意外な病気が潜んでいるかもしれません。

早めに手を打って、心配ならお医者さんに診てもらいましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。