テニスの優勝賞金はいくら?ランキング上位の選手はいくら稼ぐ?


テニスが好きなので新聞のスポーツ欄にテニスの記事があるとたいてい見るんですが、先日今年の全米オープンの優勝賞金が350万ドルに引き上げられたと載っていました。

350万ドルを今の為替レート(105円/1ドル)で日本円に換算すれば3億6千万円を超えます。

ボルグとマッケンローが1980年のウィンブルドンの決勝戦で、タイブレークなしのフルセットを戦ったときの賞金は確か3千万円ほどだったと記憶しているので、そのころと比べて10倍以上です。

物価は10倍も上がってないのにすごい高騰ぶりで、それだけテニス人気が高まっているということなんでしょうか?

今回はそんなテニスの賞金のことをご紹介します。

 

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優勝賞金最高額は全米オープン

男子のテニスツアーはATP(Association of Tennis Professionals)という組織によって運営されています。

サッカーのFIFAのようなものですね。

そしてテニスツアーは優勝して獲得できるポイントに応じて次のようにランク分けされています。

 

グランドスラム(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米の4大会)

ATPワールドツアー・ファイナル(年間成績上位の8名が出場)

ATPワールドツアー・マスターズ1000(年間9大会)

ATPワールドツアー・マスターズ500(年間13大会)

ATPワールドツアー・マスターズ250(年間39大会)

ATPチャレンジャーツアー(年間178大会)

ITFフューチャーズ(年間約500大会)

(開催大会数は年によって違うことがあります。)

大会のあとにある数字は優勝したときに獲得できるポイントを示していて、グランドスラムは2000ポイント、チャレンジャーツアーは80から125ポイント、フューチャーズは18から35ポイントになっています。

ワールドツアー・ファイナルは通常のトーナメント戦ではなく、8名を2組に分けて総当り戦を行い、各組上位2名が準決勝に進出してそこからはトーナメント戦で優勝者を決め、全勝での優勝者には1500ポイントが与えられます。

 

賞金金額が多いのはもちろんグランドスラムで、支払われるのは各国の通貨なので為替レートの変動もあって一概に比較はできませんが、2016年の優勝賞金は次のようになっています。

  • 全豪オープン 380万オーストラリアドル(約3億4百万円 ・1オーストラリアドル140円で換算)
  • 全仏オープン 200万ユーロ(約2億3千4百万円・1ユーロ117円で換算)
  • ウィンブルドン 200万ポンド(約2億8千万円・1ポンド140円で計算)
  • 全米オープン 350万ドル(約3億6千7百万円)

ものすごい金額ですね。

ちなみにグランドスラムの次のレベルのATPワールドツアー・ファイナルの場合、全勝優勝すると出場賞金と合わせて206.5万ドル(約2億1千7百万円)の賞金が与えられます。

ATPワールドツアー・ファイナルは出場して全敗しても1千万円以上、2名の補欠に入って試合に出場しなくても8百万円以上の賞金がもらえるという何とも豪勢な大会です。

 

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トップ選手はこれだけ稼いでいる

現在の男子テニス界のトップ3がノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー、ロジャー・フェデラーであることは誰も疑いを挟む余地はないでしょう。

しかし獲得賞金額もこの順番通りだとは限りません。

2016年のウィンブルドンが終わった直後の今年の賞金ランキングを見てみましょう。

  1. ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 8,476,566ドル(約8億9千万円)
  2. アンディ・マレー(イギリス) 7,105,979ドル(約7億4千6百万円)
  3. ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 3,269,513ドル(約3億4千3百万円)
  4. ラファエル・ナダル(スペイン) 2,336,095ドル(約2億4千5百万円)
  5. 錦織圭(日本) 2,136,121ドル(約2億2千4百万円)
  6. ドミニク・ティエム(オーストリア) 1,960,784ドル(約2億6百万円)
  7. トーマス・ベルディッヒ(チェコ) 1,850,229ドル(約1億9千4百万円)
  8. スタン・バブリンカ(スイス) 1,762,203ドル(約1億8千5百万円)
  9. ニコラ・マユ(フランス) 1,542,635ドル(約1億6千万円)
  10. ロジャー・フェデラー(スイス) 1,527,269ドル(約1億6千万円)

(引用:http://sportsnavi.ht.kyodo-d.jp/tennis/stats/kyodo/ranking/men/point.html)

ロジャー・フェデラーはポイント獲得こそ3位につけていますが、獲得賞金ランキングでは10位に留まっていて、これは半月板手術や腰痛でツアーを欠場した影響のためでしょう。

ラオニッチが3位につけているのはウィンブルドンでの準優勝が大きいと思われます。

またニコラ・マユという聞き慣れない選手がランクインしていますが、この選手はダブルスのスペシャリストで今年のウィンブルドンダブルスでも優勝していて、シングルスでも42位とそこそこ活躍している選手です。

 

テニス用具

 

 

上位選手は賞金など目じゃない?

プロテニスのトップ選手は年に数億円の賞金を稼ぎ出しますが、しかしそれよりもっと大きな金額が入ってくるのがスポンサー収入です。

錦織選手の例を見てみると昨年の年収は約36億円で、そのうち賞金は約3億7千万円です。

残りの収入のほとんどがスポンサー収入で、錦織選手は現在タグホイヤー、ジャグァー、ジャックス、ユニクロなど16社と契約を結んでいます。

この傾向はどのトップ選手も同じで、ジョコビッチはプジョー、アディダス、セイコーなど、アンディ・マレーはアンダーアーマー、ラドー、ヘッドなど、フェデラーはベンツ、ナイキ、ロレックスなどと契約しています。

フェデラーの昨年のスポンサー収入は60億円を超えていて、アスリートナンバーワンでした。

有名スポーツ選手はブランドイメージを上げるのに最適なんですね。

まさに動く広告塔です。

成績下位の選手にとっては賞金も重要なのでしょうが、トップ選手にとっては賞金なんかは二の次というところではないのでしょうか。

 

テニス

 

トップ選手はコーチ料もケタ外れ

最近のトップ選手はかってのビッグネームをコーチに招聘することが多くなりましたね。

ジョコビッチはボリス・ベッカー、アンディ・マレーはイワン・レンドル、錦織選手はマイケル・チャンをコーチにしていますし、フェデラーは昨年までステファン・エドバーグをコーチにしてました。

ミロシュ・ラオニッチはジョン・マッケンローをコーチに招聘してネットプレーに磨きをかけ、今年のウィンブルドンで決勝戦まで進みました。

これだけのビッグネームをコーチにするということはコーチ料もすごいことになります。

コーチ料の詳細は当然ながら公表されていませんが、例えば錦織選手のコーチのマイケル・チャンはすべての試合に帯同するわけではありませんが、そのコーチ料は7千万円ほどと推定され、旅費や宿泊費を含めれば1億円近くになるのではと言われています。

錦織選手はほかにも帯同コーチのダンテ・ボッティーニ氏やフィジカルトレーナーの中尾氏などを抱えていて、その出費も大変なもので、獲得賞金の何%かをコーチに支払うインセンティブ契約もあるようです。

一流選手は支払うコーチ料も一流です。

 

終わりに

私がテニスを始めたころ、ビヨン・ボルグが動く広告塔と言われていたのが今では当たり前になってしまいましたね。

莫大な金額を稼ぐことができるプロテニスの世界。

錦織選手に影響を受けた小さな子供が私が通っているテニスクラブにたくさんいるのもうなずけます。

 

ランキング1位のジョコビッチ選手はここ数年15億円以上を賞金だけで稼いでいます。

私だったら2~3年やったらあとは引退して遊んで暮らしたいと思うんですけど、そんなことだからいつまでたっても上達しないんでしょうね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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