十二指腸潰瘍の症状をチェック!背中の痛みもそう?


ストレスは人の身体に不調をもたらす最大の要因だと言われています。

厳しい競争社会の現代では皆さん若い頃からいろんなストレスに苛まれていて、身体の不調に悩まされている人も多くいることと思います。

ストレスが原因の病気といえば、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が思い浮かびますね。

私も中学生のころから十二指腸潰瘍と診断されて随分とお薬のお世話になりました。

今回は私の体験も交えて十二指腸潰瘍になるとどんな症状が出てくるのか、そんなところを解説します。

 

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十二指腸潰瘍の症状は?

十二指腸の役割とは?

十二指腸が胃と腸の間にある器官だということは多くの方が知っていると思いますが、そもそも十二指腸はどんな役割を担っているのでしょうか?

十二指腸は胆汁やすい液が流れこむところで、胆汁は脂肪の消化・吸収を助け、すい液は糖質やタンパク質、脂肪を分解する働きがあります。

さらに十二指腸ではいろんなホルモンが分泌され、胃の消化作用を助ける役割を持っています。

ホルモンのなかには、胃酸の分泌を抑制する働きがあるものもあります。

そのため十二指腸の機能が損なわれると食べたものを十分に消化できなくなったり、胃酸の分泌が過剰になったりしてしまいます。

 

十二指腸潰瘍の症状

1.食欲不振

 

食欲不振

 

十二指腸潰瘍になって最初に現れるのが食欲不振ではないでしょうか?

私の場合にはどこかが痛くなるよりも前に食が細くなってしまいました。

中学では給食を残すことが多くなり、土曜日のお弁当もお米が食べられないので近くのお店で焼きそばやお好み焼きなんかを食べていました。

これは十二指腸の機能が低下し、食べたものが順調に送られなくなって胃に残るためだと考えられます。

 

2.空腹時のお腹の痛み

 

胃痛

 

お腹の中に何もないと、胃酸が直接傷ついた十二指腸壁の粘膜を刺激して痛みます。

私の場合は胃に石でも入れられたような鈍い痛みと言うか不快感がみぞおち辺りに続きましたが、人によってはキリキリと鋭い痛みがすることもあるようです。

お腹が痛くなるとビスケットやクッキーなど軽くてもかさがあるものを食べてました。

胃潰瘍の場合には逆に食べ物が潰瘍を刺激するので食後に痛みを感じることが多く、ここが十二指腸と違う点です。

 

3.胸焼けやげっぷ・胃液の逆流

 

胸焼け

 

十二指腸潰瘍を何度も繰り返していると粘膜が引きつれて十二指腸が変形し(狭窄・きょうさく)、胃の幽門部から十二指腸の入り口付近にかけてが狭くなり、食べたものがスムーズに送られなくなり胃に溜まってしまいます。

そうなると胃液が食道を逆流し胸焼けやいやな臭いのゲップ、ひどいときには胃液の逆流が起きます。

私も経験がありますが胃液が逆流してくるときはすぐに分かり、下顎の奥の方に酸っぱいものを感じると割りとサラッとした胃液が口の中に出てきます。

胃液が逆流するとお腹の不快感はなくなってしまいますので、逆流した胃液は吐き出してました。

 

4.背中の痛み

 

 

背中の痛み

 

ごくたまに背中が痛くなることもありました。

背中と言っても胃の裏側の右のほうが筋肉痛のような痛みではなく、もう少し身体の奥の部分がドーンと痛いという感じです。

この痛みは空腹時のお腹の痛みのように長く続くものではなく、歩きまわったり身体を動かしていたりすると短い時間で消えてしまうものでした。

一般的には十二指腸潰瘍による背中の痛みは鋭い痛みであり、潰瘍がかなり進行している状態だと言われていますが、私の場合にはそれほどひどくなかったのかもしれません。

 

5.下痢

 

下痢

 

食べたものが胃にとどまり続けるので胃酸が過剰に分泌され、消化されすぎて下痢になってしまうこともあります。

高校時代には授業中に私がしょっちゅうトイレに行くので、クラスメイトたちはそうとう酷い病気だと思っていたようです。

 

これまで私が十二指腸潰瘍になったときの自覚症状のことを説明してきましたが、ここからは一般的に言われている十二指腸潰瘍の症状について書いていきます。

 

6.吐き気

 

吐き気

 

胃液の影響で胸焼けやげっぷから吐き気に発展してしまうこともあり、狭窄によって胃液や食べたものが胃内に溜まり、実際に胃液とともに食べたものを吐いてしまうこともあります。

 

7.出血(吐血・下血)

胃潰瘍や十二指腸潰瘍が進行すると出血を引き起こすことがあり、特に十二指腸壁は薄いために胃に比べて出血しやすいと言われています。

この出血により貧血になりやすく、動脈が損傷して大量出血をした場合には血圧の低下を引き起こし重篤な状態になることもあります。

出血は十二指腸潰瘍の患者さんの1割程度に見られると言われていて、早急な治療が必要です。

 

8・穿孔による腹膜炎

穿孔とは孔(あな)が空くことです。

潰瘍が深く十二指腸癖に孔が空いてしまうと、その孔から食べたものや胃液が腹腔内に出てしまって腹膜炎を引き起こします。

腹膜炎になると突然に激しい腹痛に襲われて吐き気や嘔吐の症状が起き、基本的な治療方法は外科手術しかありません。

(参考⇒バリウムが出ないとどうなる!対処法は?

 

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十二指腸潰瘍の症状は人それぞれ

これまで見てきたような症状はすべての人に当てはまるわけではなく、私も吐き気に悩まされることはありませんでしたし、出血することもありませんでした。

また激しい痛みに襲われる人もいれば、私のように鈍痛を感じるだけの人もいます。

自覚症状がまったく無いまま十二指腸潰瘍が進行して孔が空き、初めて激痛に襲われて病気に気がついたという場合もあります。

ただ、空腹時の胃痛は十二指腸潰瘍の患者さんに多く見られる特徴で、牛乳を飲んだり何かを食べると痛みが解消するという場合は、十二指腸潰瘍が一番疑われます。

これは胃酸のpHが関係していると考えられ、食後には胃酸が増えますが食べたものと混ざり合いpHはそれほど高くなりません。

これに対し空腹時はpHが高くなって強酸性になるために、それが患部を刺激して痛みを感じるのだと説明されています。

また、背中の痛みは狭心症でも現れる紛らわしい症状です。

 

今の日本では十二指腸潰瘍を患う人が増えているということです。

症状が現れている場合はもちろん、症状がなくても年に一度の健康診断でバリウムによる透視を受けることをおすすめします。

35歳以上なら生活習慣病予防検診の項目にも含まれていますしね。

 

空腹時の胃痛を抑えるには?

十二指腸潰瘍の症状で多いのが空腹時の胃痛で、多くの人はこれを何とかしたいと考えてみえるでしょう。

空腹時に起きるのだから何かを食べればいいのは当たり前ですね。

でも食べるものが近くにないときや、そんな状況にないときなんかはどうすればいいのでしょう?

それは運動をすることです。

理屈は分かりませんが、これは経験上から分かったことです。

中学生のときはバスケット部に所属していて、クラブ活動をしているときには胃痛に悩まされることはなかったからです。

十二指腸潰瘍になったら激しい運動は避けるべきと言われていますが、そのころはそんなことは知らずにかなりきついトレーニングをしてました。

十二指腸潰瘍からの回復は遅れてしまったかもしれませんが、腹痛は抑えられました。

空腹時の胃痛を抑えるには、スロージョギングやサイクリングなどの軽めの有酸素運動がストレス解消にもなっていいと思います。

 

運動

 

まとめ

 

十二指腸潰瘍の主な症状

  1. 食欲不振
  2. 空腹時の腹痛
  3. 胸焼け・げっぷ・胃液の逆流
  4. 背中の痛み
  5. 下痢
  6. 吐き気
  7. 出血(吐血・下血)
  8. 穿孔による腹膜炎

 

十二指腸潰瘍の症状は人それぞれ

重篤な状態になるまで気がつかない人もいる

 

空腹時の胃痛を抑える方法

  1. 何かを軽く食べる
  2. 軽めの運動をする

 

最近では医薬の進歩により、十二指腸潰瘍は穿孔や狭窄の場合を除いてはほとんど投薬だけで完治してしまう病気になりました。

出血していても手術が不要なこともありますが、ただ治りやすい病気であるとともに、再発しやすい病気でもあります。

自覚症状がない場合もあるので、年に一度の健康診断でバリウムによる透視を受けましょう。

私の場合はすでに十二指腸が変形してしまっていて、バリウム検査では常に「要精密検査」と出てしまうので、いきなり胃カメラの検査を受けています。

おかげで胃カメラ検査を楽に受ける時のコツみたいなものも会得してしまいました。

あまり自慢できるものではないんですけどね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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