だるまの意味や目入れの仕方は?


お正月に願い事祈願のために縁起物として買われるのがだるまです。

お正月以外でも、選挙のときには必ず選挙事務所に
当選を祈願して大きなだるまが置いてありますね。
飲食店などのお店なんかに置いてあるのを見ることもあります。

一般の家庭でも受験の前に合格祈願のお守りとして
小さいだるまがよく売れるそうです。
私も買ったことがあります。

このように私達の生活にかなり浸透しているだるまですが
だるまについては何かを祈願するときに片目を書き
願い事が成就したらもう片目を書くくらいのことしか知りません。

だるまって一体何なのでしょうか?
そこで、だるまについていろいろ調べてみたのでご紹介します。

 

 

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だるまの由来

 

だるまにはモデルがあり、それは禅宗を興した達磨大師(だるまたいし)です。

紀元前4世紀末にインド南部にある王国の王子として生まれた達磨は
国王の死後に出家して僧侶になり、40年余りの修行ののち
インド各地に仏教を広めるための旅に出ます。

その後、達磨大師の教えは鎌倉時代に日本にも伝わり
それとともに禅宗の祖としての達磨大師の肖像や逸話も伝わり
日本でも達磨大師の肖像画が描かれるようになりました。

赤い色の衣を着て座禅を組む達磨大師が
だるまのモデルになったということです。

 

だるま

 

達磨大師は9年もの間座禅を続けたために
手も足も腐ってなくなってしまったという伝説があり
そのために手足のないだるまの置物が作られるようになったのです。

また、日本には古くから「起き上がり小法師(こぼし)」という
底が重くなっていて丸く、倒しても起き上がってくるという
縁起物の置物がありました。

この起き上がり小法師に顔を書いたものが
いつしかだるまと融合して、だるまになったというわけです。

 

最初は両目ともあった

だるまは最初から目がなかったのではなくて
両目とも入った状態で売られていたようです。

だるまが目なしになったのは疱瘡(ほうそう・天然痘のこと)のためと言われています。

不治の病であった疱瘡除けのだるまが売られたいましたが
ご存知のようにだるまは目が非常に大きく
その目の良し悪しが売上に影響を与えていました。

そこで、だるまの売り手は目なしだるまを用意して
客の目の前で目を入れるという商売を考えつき
それが流行して目なしだるまばかりになったということです。

 

 

だるまが赤い理由

 

売られているだるまを見ると、一部に白いものもありますが
ほとんどが赤い色をしてますね。

これは上述したように達磨大師の衣が赤かったという理由のほかに
ほかにも理由があるんです。

日本では古来から赤い色には魔除けの力があると信じられていたからです。
神社の鳥居も赤いですよね。

 

鳥居

 

それに白とともに赤はめでたい席にはセットで欠かせない色です。
結婚式では縁起物の紅白まんじゅうや水引などがそうで
だるまに白い色のものがあるのもこのためです。

 

  • 達磨大師の衣の色
  • 魔除けの力がある色
  • 縁起物の色

この三つが揃って達磨が赤い色になったわけです。
不思議な一致ですね。

 

 

だるまの目入れの仕方

 

だるまに「願い事をするときに片目を書き
願い事が成就したらもう片目を書く」
ということは誰でも知っていると思います。

それではどちらの目から書くのかと聞かれると
知らない人が多いのではないでしょうか?

調べてみると、「願いをかけるときは左目(向かって右)
願いがかなったら右目」というのが順序だそうです。

 

だるま

 

これは陰陽道からきていて
だるまの赤い色は火を表し、方位でいうと南を示します。
日本では太陽は南にありますね。そして太陽は東から昇ります。

陰陽道では東が物事の始まりとされ
だるまを南に向けたとき、東にあるのが左目になるから
目を入れるときは左からだと言われています。

ちなみに、だるまに目を入れることを開眼させると言います。
「開眼」という言葉は日常生活でもよく使いますね。

 

 

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ミニ知識 だるまはどう処分する?

ゴミとして捨ててしまうのは不遜のような気もするし
古くなっただるまはどう処分したらいいのでしょう?

だるまのご利益の期限は1年だそうです。
だから新年を迎えて初詣に行ったとき
だるまを納めればいいとのことです。

神社でもらうお札と同じですね。
でも、だるまは達磨大師がモチーフなので
お寺に納めるのが本筋です。

また、どんど焼き(左義長)の風習があれば
そこで燃やしてもいいそうです。

どんど焼きもお寺もないという場合には
神社に納めることになります。

 

 

まとめ

 

だるまとは?

  • 禅宗の祖・達磨大師をモチーフにした縁起物の置物
  • だるまが赤いのは、達磨大師の衣の色・魔除けの色・縁起物の色が赤だから
  • だるまに目を入れる(開眼させる)ときは左目から

 

だるまのご利益の期限は1年間

古くなっただるまは初詣のときにお寺に納めるかどんど焼きで燃やす

お寺もどんど焼きもないときは神社に納める

 

文句を言うこともなく座り続け
私達の生活を見守ってくれているだるま。

だるまに何かを祈願したからには
それが成就することを目指して
一生懸命頑張らなければいけませんね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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